高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

横浜から大阪へ

2008年03月12日 06時41分27秒 | 出張

横浜高島屋最終日、この日は4時閉場とあって、朝からもう、片付けモードである。最近4時閉場というのは珍しく、ちょっと嬉しい。デパートの社員に手伝って頂き、片付け終わったのは4時半。新記録である。4時40分の新横浜行きの地下鉄に乗り、新横浜から新大阪へ、ところが17時10分発はもう満席、その次も、3人がけの真ん中席しか開いて居ないという。と、そこへ、「今、10分発にキャンセルが出ました。」と二人掛けに最後まで隣の席は開いたまま大阪へ!ラッキー! 私の一人前で切符を買った人は17時20分の真ん中席である。ほんの一瞬の違いで儲かった。幸先が良いぞ!

33 19時半には大阪に着き、飾り付けに来ていた妻と合流。大阪の夜景を楽しみながら、道頓堀、難波をブラブラ歩く。「たこ焼きとお好み焼き」で晩御飯。1週間ぶりに会うのだが、いつもと違う場所で会うのも新鮮である。次男坊が毎日、時間を忘れるくらい集中して勉強していることや、長男坊のこれからの進路など尽きることなく話をする。彼女は、初めての催事の飾りつけでヘトヘトになっているが、それも楽しい事なのだろう。

先週、横浜のJALシティホテルでメールの送信が出来なかったと書いたのだが、同じパソコンを大阪のホテル日航大阪で繋いだら、何の問題も無く繋がった。やはり、ホテルのサーバーの問題だったのだろう!

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横浜高島屋 3

2008年03月10日 09時11分37秒 | 職人仲間

快調の横浜高島屋、次から次へとお客様が入ってくる。神奈川県民800万人、横浜市民350万人の中心地、立地も良く客層としては神奈川県全体をカバーしている。九州展は7日分の予算を早くも5日で達成。デパートの担当者も「このまま行くと来年の予算が大変だよ!」と早くも来年の心配をしているくらいだ。

20080309193828 屋久杉の仏壇を売っている小林さん、1台、100万から500万近くするものまである。昨日まで中々出会いが無く、心配顔であった。こういった高額商材は一か八か?の勝負である。酷い時は1週間0円ということもあるが、反対に1日で700万とか800万も売れる時もある。胃の痛くなるような商売であろう、私には出来ないと思う。小林さんも昔から仏壇を売っていたわけではない。最初の頃は訪問販売をしながら、屋久杉の彫刻や欄間を持って、一軒一軒回っていたそうだ。昔は、龍や虎の彫り物などが良く売れたそうだ。しかし、時代とともに、売れるものは変わっていく。家紋を入れた額とか、屋久杉の表札なども飛ぶように売れた時期もあるそうだ。

10年ほど前から、屋久杉の仏壇を扱うようになり、持ち歩き出した。最初は全く売れず、大きな仏壇を気を使いながら運んだそうだ、運送時の痛みや傷、在庫の金額などリスクも大きい。しかし、何処かで決断するのだ。「私はこれでやっていこう!」この腹を決めることが大事だ。この決断が経営者にとって非常に大切なことであり、どの方向に決め、それに向かってありとあらゆる努力をするのだ。仏壇という特殊な商材を売るための顧客管理、販売ノウハウを積み上げていく。小林さんの粘り強さのお陰で、今日も一台仏壇が売れた。これで今回はホッと一息である。

私どもも、これからどう世の中が変わっていくのか判らない、その中で、残っていける作品作りを敏感に感じ取っていかなくては、直ぐダメになってしまうだろう。仏壇に比べれば、竹製品はもっと多くの需要のある商材である。頑張らねば!

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お詫び申し上げます。

2008年03月08日 07時56分20秒 | 出張

前記事で書きましたように、メールを発送することが出来ません。ホームページからの問い合わせや、メールを頂いている方にも ご返事が出来ず、御迷惑をお掛けします。簡単な返事は携帯電話から御連絡いたしますが、画像を送ったり、資料を送ったりするのは、大分に戻り次第ご連絡いたしますので、しばらくお待ち下さい。

大変、御迷惑をお掛けします。

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ホテルの回線不調?

2008年03月08日 07時48分23秒 | 出張

今回の宿泊先である、「JALシティ関内」新しく広く快適な快適な空間を貰っているが、一つだけ問題がある。インターネットでメールの送信が出来ない。パソコンのアカウントの設定が悪いか?と思い。確認しているがなんとも無い。ブログの記事をアップすることは出来るのだが、書き込みは出来ない。メールが遅れないので、新しく「Gメール」に登録しようと申し込みをするのだが、申し込みがアップできない。以前、名古屋の「プリンセスガーデンホテル」でも同じ状態になったことがある。その時も、翌週に「東横イン」に移った時からなんとも無く正常に動くようになった。

Gメールに登録して、新しくメールを作成しようとするが、登録画面に記入しても次に進むことが出来ない!ホテルのサーバーが悪いのか?私のパソコンが悪いのか?今度、帰ったら一度、リカバリーで初期状態に戻してみようか?

きっと、今回もホテルのサーバーのセキュリティに阻まれているものだと思う。メールのダウンロードは出来るので、メールチェックは出来るのだが、返信は携帯電話でしなくてはならないので大変だ。書き込みをしてくれた、浅野にはこのブログを通じてお詫びをしておきます。新しい、商品への参考アドバイスありがとう!

20080306084557 今日の横浜も快晴だ。

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20080306084934

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横浜高島屋 2 「満員御礼」

2008年03月07日 06時43分05秒 | 出張

20080306131447 昨日に続き、超満員の横浜高島屋である。「いったい何処が不況なの?」と聞きたくなるほどの活況である。そんな中、特に目を見張るのが薩摩柘植細工の喜多君の所だ。普段他のデパートで出ている時と同じ商材なのに、別に目新しい目玉商品があるわけでもないのに、何故か今回は飛ぶように売れて行く。

「何がいつもとこんなに違うのだろう?」(決して、他のデパートで売れていない訳ではない、今回があまりにもびっくりするほど売れているのだ) 商品単価も1000円くらいから始まり、数千円のブラシがメインであるのに、黒山の人だかり、売っているのは店主の喜多君とマネキンさん3人の4人体制、みんな忙しくレジに走っていく。

20080306131411 この写真の中央上部分が喜多君のお店だ。人が集まって居る所に人は寄って行くのは判るのだが、回りの勢いに「買わなければソンだ!」「何か良さそうだ!」「私も欲しい!」とムードがなってしまうのだろうか?

売り上げが上がり、店主の顔が笑み、その余裕にお客様も安心する、又その安心感が財布の紐を緩めているのだろう。良い循環をしているのだ。商売とはホントに面白い。私なども 心が自分のホームグラウンドで商売をしている時は余裕がありお客様との掛け合いも楽しくどんどん盛り上がって行き、面白いように売れて行くが、逆に気持ちが負けている時は弱り目に祟り目、何をやっても三隣亡。どうしたものか?と頭を抱えてしまう時もある。しかし、決して顔には出さない様努力はしている。

20080306194808 こうやって、販売の第一線に出ていると、いろんな事を考えさせられる。商品開発、売り方、気持ちの高め方、明日に向かって一つ一つ積み上げるしかないのである。きっと、今回の喜多君の所も目に見えない販売努力の積み重ねで今回の盛況を迎えているのだと思う。見て下さい、この余裕の笑顔 

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横浜高島屋 1

2008年03月06日 06時43分31秒 | 食べ物

20080304081052横浜と言う街は 何故か好感が持てる町だ。異国情緒と歴史、また未来に向けての活力が混在として、いろんな顔を見せてくれる。準備日には、昼まで時間があったので、以前歩いたコースを逆戻りしてみた。山下公園から「港の見える丘」を登り、本牧の商店街、アメリカ坂を登って、根岸の森林公園へ、中華街の中を通ってホテルに戻ってくると12キロ。景色を楽しみながら、春を満喫した。 住宅街の中にポツンと佇むお稲荷さんを見つけた。

33_021 夜はホテル近くの中華街へ、フカヒレの付いたコースを堪能する。紹興酒を飲みながらフカヒレを頬張る。美味しい!

高島屋での「九州展初日」凄い人手である。人口350万人の勢いというか?朝のオープンから、夕方6時過ぎまでお客様の途切れることが無い。工芸部門は18社しか出店ていないが、初日売り上げが大台以上行くというのは凄いことである。私の所へも、常連さんが顔を出してくれるが、ゆっくりお話している余裕が無い。申し訳ないことをしました。この勢いが最終日まで続いてくれる事を願っています。

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横浜 何か儲かった気持ち

2008年03月05日 07時42分10秒 | 出張

毎年、横浜高島屋に来た時は「東横イン桜木町」か「ワシントンホテル伊勢崎町」を取るのであるが、今年は少し変化を付けようと「JALシティ関内横浜」を予約した。値段的には東横インより、少し高いだけ1泊7800円。これならあまり違わないから良いか?チェックインして、フロントの対応も丁寧だし、ホテルも出来たばかりで奇麗だ。

33_019_2その上、8日間の連泊なのにダブルユースの部屋を使うことになった。これはありがたい。部屋は広いし、奇麗だ。テレビも29インチくらいの薄型テレビ。もちろん、インターネットは無料である。ベットはダブルベットなので広い。こんな奇麗な部屋です。

33_016 20080304103219 もう一つ、儲かった気持ちになったのはコンビニで買った、ダイムと言う雑誌のおまけに「ダイムオリジナル、モバイルスピーカー」と言うのがついていた。500円の雑誌について来た割には、中々優れものである。早速、アイポッドにつないで音を出してみるとちゃんと出る。ホテルの部屋が我家の部屋になったような気がする。儲かった、ついでに明日からの高島屋の催事も旨くいくような気がする。

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座来 

2008年03月04日 10時56分54秒 | 出張

33_007 朝一番の飛行機に乗るため7時に家を出る。空港まで高速を飛ばして約50分で着く。この日は銀座にある、大分県のアンテナショップである「座来」で大分県産品を出版関係や業界のバイヤーなどに見てもらい、少しでも商売に結び付かない物か?と県が企画したものである。ある程度、プロパーとして量産しているような、来ていた関係者と求められている物が一致したものは、そこそこ商談が成立したようだが、残念ながら私の所はほとんど見る者が居ない。個人的に女性の方が自分用に興味を持っていた程度である。これは、商品の性質と企画との相違なので致し方あるまい。

33_011 33_012 東京銀座の一等地に2フロアーを借り切って大分県の東京事務所と「座来」という大分県の関鯵、関鯖、すっぽん、など大分の名産品を食べていただくレストランがある。一人1食コースで10000円くらい、それに飲み物を加えると15000くらい掛かりそうだ?  此処の家賃が年間3400万円と聞いて納得!此処で利益を出すのは到底難しい。県の施設という事で成り立っているのだろう。経費を掛けて維持しているのだから、何か、大分に還元される活動をお願いしたいものだ。

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補助タンク

2008年03月03日 06時18分57秒 | ログハウス

今年始めの「地下水枯渇勘違い事件」から2ヶ月が過ぎ、やっと一段落ついた。我家は非常に寒い気候なので、氷点下まで下がる冬には、コンクリートが凍ってしまい打ちにくい、最近やっと暖かくなったため、地下水を汲み上げているポンプの横に1トンの貯水タンクを置くことにした。一旦、地下水をタンクに入れ、そこから浅井戸用のポンプで送り出す事になる。簡単な工事と思っていたが、結構大事である。

31_005 深さ70センチほど掘り下げ、基礎のコンクリートを打つ。翌日、タンクを据え付けるのであるが、このタンクを掃除する時の事を考え、水抜きする排水パイプを我家の一番低いところまで、ずーと掘り下げパイプを埋めていかなくてはならない。タンクの回りは発泡スチロールで覆い、ビニールでグルグル巻きにしていく。浅井戸用のポンプから出る水を我家の方に引き込んで、一件落着であるが、後は時期を見て、タンクの上に小屋をつけなくてはならない。

31_006無事、工事が終わり、ポンプスイッチオン!

此処で判ったことだが、今回圧力の強い400ワットのポンプを据え付けたため、何処かで漏れているようだ。漏れているといっても、ホンノ少し何処かのつなぎ目から漏れている。いまさら、家の下を掘り返す訳にもいかず、これには目をつぶることにした、やはり、20年前に自分でやった配管工事に手落ちがあったのか? 大川さんの所はプロがやっているので大丈夫ですよね。

今日から東京、横浜、大阪と半月の出張だ。頑張るぞー! 

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限界集落

2008年03月02日 19時38分22秒 | 安心院

今日は年1回の村の失割である。山間部の過疎地と言われる私が住んでいる地域は 現在30戸、平均年齢は75歳くらいになるのでは無いか?と思われる。年1回の失割で、この一年の予算報告がある。25年ほど前にこの地に入植したのだが、25年前とほとんど状況は変わっていない。当時から見ても、お爺さん、お婆さんに見えていたので25年経っても変わりは無いような気がする。

ただ、寄る年波には勝てず、昔は原野を野焼きしていたのが中止されたり、神社のお祭りも縮小されてきた。村の道刈りは年々高齢化していく中で、何時まで参加できるのか?不安な状況になっている。限界集落とは65歳以上の人口比率が50%以上で、高齢化が進み、共同体の機能維持が限界に達している状態の集落を呼ぶらしい。旧安心院町の中で私たちが住んでいる萱篭地区ともう一つあるそうだ。

そんな中、分校跡地に佐賀県から陶芸をする人が入植してきた。御夫婦とまだ小さな、小学校前の子供が二人。小さい時の子育てをするには最適な場所だと思う。のびのびと自然の中で、感性を養いながら子育てをしていく。この、限界集落と言われる地域に子供の笑い声が聞こえることは、かけがえの無い財産である。過疎地で物作りをしながら、販路を都会に向けて!頑張って下さい。

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父親として

2008年03月01日 17時46分55秒 | 家族

先日、新宿伊勢丹での帰りに少し時間があったので、日本橋三越に顔を出してきた。リビングフロアーに何やら厳しい顔をしたブラシ屋さんが実演をしているではないか?良く見ると、三角目の駄洒落の榎本さんだ。彼は息子が大学に入ってから毎日毎日、葉書を送っている。

http://blog.goo.ne.jp/takae_1/d/20070705

ついにその息子が、この2月を持って卒業するそうだ。葉書もバックナンバー1427番、凄い凄い、4年間一日も欠かさず息子への手紙を書き続けるなんて、聞いているほうが涙が出てきてしまうではないか?本当に良くやりましたね!オメデトウ。これが、栄光のバックナンバー1427番の最後の葉書だそうだ。

227_020 恐らく、息子さんにとっても、この4年間は何時も親父が自分の事を見ていてくれていると頼もしかったのではないかな?普段は、しょうも無い駄洒落しか言わないが、人間どんな才能や思いを持っているのか判らない。

今度は、どんな展開になっていくのか楽しみだ。本当にご苦労さんでした。

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