正ちゃんの時計修理ブログ たからや時計店

お客様からお預かりした時計の修理を記録として日記に残こそうと思います。

ロレックスとクレドールを修理しました

2011年11月24日 | 時計修理
昨日は祝日で夕方からお客様少なく修理開始です。

 始めはちょっと前に修理した鳩時計、機械順調に動いているので鳩が動くようにパーツを取り付けました。
これがまたややこしく悪戦苦闘。
何とかケースに収めて今朝も順調に動いてくれています。
同じM様からのお預かりの鳩時計がもう一つ。
ドイツ製の時計ですが、びっくりするくらい小さな時計です。
フイゴを取り外して針金を取り機械を取り出しました。
慎重に慎重にの作業でした。


前回同様にカナに毛ボコリがたくさん付いていました。



鳩が出てくる窓も小さいため鳩に羽が付いていませんでした。

なんと機械の構造が手塚の鳩時計と同じでした。
今日修理残業の予定ですので修理する予定です。

クレドールから、T様からのお預かりです
キャリバー5A74の薄型の2針の機械です。
湿気が入ってか、輪列受けの裏側に錆が見られました。
分解掃除をして消費電流0.22μAで完了です。



次はK様からのお預かりのロレックスです。エアキングキャリバー1530
クロノメーターではないですが、構造は1570と同じ構造です。
分解掃除、ケースバンドの仕上げを依頼されました。
シンプルな時計なので飽きが来ない良い時計だと思います。



今日は修理残業。
ロレックスの婦人物と鳩時計の修理を予定しています。
あと時間があればタカノの手巻の分解掃除もしたいと思います。