本日の高住神社の状況です。
◆雪
◆-10℃
◆積雪量…60cm~
またもや日本海側に大雪警報が発表されました。
こうなると山間部でも雪が降るであろうことは予測され、大雪に対して構えなくてはいけません。
前日の夕刻からすでに吹雪き、路面はすでに10cmを越える積雪、さらに視界をさえぎる横なぐりの吹雪。
ただでさえ道が細くカーブの多い山道を、慎重に慎重に進まなくてはなりません。
道中、路肩にたまった雪にはまり込み立ち往生をしている車があり救出したのですが、
車の性能と己の技量を見極め、無理だと感じた時点で引き返す勇気も必要です。
安易な判断でさらに大きな事故に繋がることもありますから。
それは山登りも同じこと。
この天候続きでは雪深くてトレース跡もあっという間に消え去ってしまいます。
そして腿ほどの雪をラッセルしながら登らなくてはならない個所が続くので、
体力的にも大幅に消耗しますし、時間も通常の倍はかかるでしょう。
行きだけではなく、帰りのことも考えて行動すべきでしょう。
さて、その大雪の具合はというと・・・
あらかた雪が落ちた屋根にまたこんもりと積もってしまいました。
落ちた雪が小山になり、160cmぐらいの高さに積み重なっているのですが、
これが落ちたら2mぐらいなるかも知れませんね。
そうしたらもう壁になってしまいます。どうしたものか。
山のほうはというと、雪がまとわりついた枝が縦横無尽に広がる雪細工のよう。
触ったらポキリと折れてしまいそうなくらい。
ですが太くて堅い木よりも、細くて柔軟な枝のほうがしなりがあって風雪に耐えられるようです。
杉の枝はこの通り、雪の重みで下向きに垂れ下がって折れてしまいますから。
自然に対しては抗うよりも受け流すほうが賢明なのかも知れませんね。