本日の高住神社の状況です。
◆晴れ
◆
◆積雪量…20cm~
一昨日からパソコンが不調で故障かと思われたのですが、色々といじくった結果、
無事に復旧することができました。
パソコンが使えなくなって困ったのは、保存していた資料が出せないのはもちろん、
インターネットが使えなくなってしまったこと。
こんな山奥でも、ネットを介して新しい情報を発信・受信できるのはありがたいことです。
完全に壊れてなかったのでファイルも無事でしたが、デジタル資料に依存するのも考えものだと痛感しました。
フロッピーからCDへ、そして今はハードディスクが記録媒体として主流ですが、
大量の情報を保存できるのが利点な反面、ちょっとしたことで簡単に損失してしまう恐れが。
その点、アナログなものほど保存が利きます。
その最たるものが「石」
写真は参道沿いにある石の鳥居です。
「○法主 座主僧正相有」と彫ってあります。
裏側には元禄第十(略)とありましたので、1697年あたりでしょうか。
今から300年以上前のもの。
苔生してはいるものの、ほとんど風化もないので字が読めます。
これが木だったならば、すでに残されていなかったでしょうね。
英彦山を探せばもっと古い歴史的資料があるでしょう。
歴史は受け継いでゆくもの。
デジタルなものも大切ですが、それでは伝えられないものも大切にしてゆくべきなのではないでしょうか。