本日の高住神社の状況です。
◆晴れ
◆１９℃
昨日は雨でしたが、休日の今日は見事に晴れてくれました。
晴れたので登山者が多く、みなさんオオヤマレンゲが咲いていたと大喜び。
当神社のＦさんが一足先に山に登られた際に写してきたのがこの写真。
肉厚の花弁に包まれた中心にみえるおしべが、ほんのりと黄色に染まっているのが分かりますか？
聞くところによると、これが英彦山のオオヤマレンゲの特徴だそうです。
行者堂そばにもオオヤマレンゲが咲いているとのことですが、
そちらは中心が鮮やかな紅色で、どちらかというとこちらが本来の色に近いとか。
図鑑等で見るのもこの紅色が多いです。
この写真のような黄色～オレンジがかった品種は、溶岩いわそばでも見られます。
今のような天候が続けば、何とか来週いっぱいまでは見られそうです。
本日の高住神社の状況です。
◆晴れ
◆１７℃
梅雨入りの割に、昨日今日と好天が続いています。
私事ですが、昨日、神道青年会の親善野球に久留米まで行ってきました。
県下のチーム対抗試合で、ここは北九州チームに含まれます。
福岡チームとの対決では打点の取り合いで白熱し、歓声が沸きあがるほど場内が盛り上がりました。
結果はイマイチでしたが、互いに健闘を称えあう素晴らしき試合となりました。
８月に九州地区親善野球大会が開催されます。
年に一度、九州各県からの選抜チームが優勝を狙い鎬を削って戦うのですが、今年の開催場所は宮崎県。
宮崎といえば、現在「口蹄疫」で大変な場所。
感染被害拡大を防ぐための防疫作業に追われていると、連日、ニュース・新聞等で騒がれていますね。
その余波は九州一円にも拡がり、この辺りの人々も神経を過敏にさせ、口蹄疫が持ち込まれないよう防御策を講じています。
高住神社には昔から家畜を養う農家・畜産業の方がお参りに来られます。
牛馬安全の神様として、牛や馬に怪我や病気のないようお祈りに来られるのですが、
元は農耕の守り神として、使役する農耕牛馬に怪我や病気がないよう祈ったのが始まり。
田畑を耕すにあたり、牛や馬は家の宝でもあり、家族の一員でもあったのです。
大分県から来た農家の方に聞くと、やはり口蹄疫が心配と頭を悩ませていました。
実際にこういった方々の話を聞くと、どれだけ家畜 が心配なのか痛いほど伝わってきます。
先の神道青年会の親善野球でも口蹄疫義援金を募り、同じ九州の仲間を助けようと立ち上がっています。
今はコンビニエンスストアをはじめ、各所で義援金箱を設けていますので、
口蹄疫被害で苦しんでいる人々の為に力になりましょう。
宮崎を始め、これ以上感染が拡がって多くの被害が出ないよう、私たちも切に祈っております。
本日の高住神社の状況です。
◆雨（大雨）
◆１７℃
今日は雨がザーザー降りです。
週間天気によると、明日は晴れ、木曜以降はまた曇りから雨になるそうです。
先月から皆作（かいさく）祈願が続いています。
皆作とは『皆、作（な）しおえし』という意味で、田起こしから代かき、そして田植えと一連の流れを終え、
無事に終えることができた感謝と、秋の豊かな実りを祈るお祭りです。
おそらく忙しかった田植えの慰労と休息も含むのでしょう。
祈願後は集落ごとで氏神様の元や公民館で直会をするところがほとんどです。
また皆作祈願を終えたあと、「川祭り」もしくは瀬祭りと呼ばれる祭りを行うところもあります。
川端や水門に女竹を四方に組んで注連縄を張り巡らし、そこに棚を設けてお供えものを捧げ、
水の安定した供給と、旱魃の被害に遭わないように祈るのです。
英彦山に近い里村は先月中に田植えを終えたところが多く、
これから中下流域の集落で皆作祈願が行われます。
去年は渇水に陥った場所もあれば、激しい雨で土砂崩れや道路冠水で被害を受けた場所もありました。
今年は川の水が枯れることなく、増えて溢れることなく、ほど良く雨が降ってほしいものです。
本日の高住神社の状況です。
◆曇りときどき晴れ
◆１３℃
午前中はあまり天気が良くなく、昼ごろ少し晴れ間が見えましたが、午後からまた曇り始めました。
今日聴こえた鳥の声は、ミソサザイのほか、アカショウビンとジュウイチ。
天気が良いときはウグイスなど様々な鳥が鳴いていました。
先日、鳥の鳴き声を収録に来られた方がいて、病気や障碍を持つなどでなかなか外出できない方に、
自然の鳥の声を聞いてもらおうというボランティア活動をされているそうです。
夜のコノハズクをメインに、様々な鳥の声を収録されて行かれました。
録音機器はＩＣレコーダーに集音マイクをつけたもの。
私も音声収録の際はそれを使っていますが、今は道具も発達し、
コンパクトで高品質なものが出回っているおかげで、音を撮るのが簡単になりました。
デジタル一眼レフも安価になり、野鳥撮影家も増えてきているそうです。
こうして音源や写真をデジタル化してインターネット上で流せるのも文明発達の利点でしょう。
流れゆく季節の中で咲かせる花や去来する鳥たちに巡り合えるのは、ほんの一時。
目をつぶっても聴こえてくる、鳥の声、沢のせせらぎ、木々の葉擦れ。
頬をなぜる風と、空気の冷たさ。深緑の青々とした匂いと土の香り。
幾年を経た杉のごつごつとした幹や、苔生した岩肌の触感。
喉を潤す清水の清冽さ。
できることならば、自らの身でここの自然の豊かさを体感してもらいたいのですが、
ここに来られない方のためにも、ネットを介して、誰かを通じて、少しでも感じ取ってもらえたら幸いです。
本日の高住神社の状況です。
◆雨
◆１３℃
九州北部・南部もついに梅雨入りとなりました。
早速、今日からしばらく雨が続くようですね。
今日、参道を歩いているトカゲを見つけました。
よく見るとサンショウウオでした。
体長１５ｃｍと以外と大きく、調べたところ、おそらくブチサンショウウオではないかと。
かわいい顔してますよね。（と思うのは私だけでしょうか？）
新しい植物や動物を見つけたときは、図鑑で調べることにしています。
似た種類もいれば、同種でも環境・地域差で体色が違うこともあります。
何分素人なので「これだ！」と確定できないので凡そでしか判断できないのですが、
専門家が来たときには尋ねてみることにしています。
このサンショウウオも、もしかしたらカスミサンショウウオの黒化型（高地型）なのかも知れないなぁとも思うのですが、
絶滅危惧種を見つけた場合は、あまりブログで報告しないよう心がけています。
下手に紹介すると盗掘や違法採集のおそれがあるので・・・
その種の希少性を抜きにしても、この美しい英彦山の生態系を守るために持ち帰りはご遠慮下さい。
