本日の高住神社の状況です。
◆雨
◆20℃
連日の大雨の影響で、福岡全域に警報・注意報が出ております。
筑豊地方には大雨・洪水警報 雷注意報が発令されています。
彦山川も濁流が氾濫して非常に危険です。決して川には近づかないでください。
高住神社への道のりは、道路に土砂が流れ込み、通行が困難な個所がございます。
十分お気をつけてお越しください。
本日の高住神社の状況です。
◆雨
◆20℃
連日の大雨の影響で、福岡全域に警報・注意報が出ております。
筑豊地方には大雨・洪水警報 雷注意報が発令されています。
彦山川も濁流が氾濫して非常に危険です。決して川には近づかないでください。
高住神社への道のりは、道路に土砂が流れ込み、通行が困難な個所がございます。
十分お気をつけてお越しください。
本日の高住神社の状況です。
◆霧のち晴れときどき曇り
◆18℃
朝は山全体に霧がかかり、濃霧注意報が出てもおかしくないような天気でしたが、
10時すぎたあたりから日が差して霧がはれました。
今日の来客はチョウ。
電灯に惹かれて授与所に飛び込んできました。
アサギマダラという種類のこのチョウ。
幼虫・成虫ともにアルカロイドを含む植物を摂取することで体内に毒を蓄積し、
鳥たちに捕食されないように身を守っているそうです。
食べた鳥は中毒を起こして嘔吐してしまうとか。
そのため「私を食べないほうがいいよ」という警戒の意味で、鮮やかな斑紋をしているのです。
先日、ホタルに似た昆虫の項で書きましたが、「ベーツ型擬態」としてアサギマダラに体色を似せたチョウが存在します。
さて、このアサギマダラですが、“渡り”をするチョウとして名が知られています。
日本本土~南西諸島・台湾の間を世代交代をしながら渡るそうです。
渡りをするのは鳥だけではなかったんですね。
何1000kmもかけて渡ってきたチョウたちですから、英彦山で見つけても観察するだけにしておいてくださいね。
本日の高住神社の状況です。
◆曇り
◆18℃
また薄ら寒い日になりました。
雨は降らなかったものの、いつ降るか分からない天気。
昨日の七夕様の日、アメリカからの来訪者がありました。
ポール・ワグナーさんという、ネイティヴアメリカンのフルート奏者兼ストーリーテナーをされている方です。
一目でここが気に入られたようで、笛を吹きたいとのことだったので御神前で奉納演奏して頂きました。
杉の木で作ったというフルートの素朴な音色。
鹿の皮製の太鼓のトン、トン、という小気味良いリズムと調和して、
心に染み入るようなハーモニーを奏でていました。
それに呼応するかのように鳥がさえずり、 自然と一体にさせてくれるような感覚というのでしょうか。
日本の雅楽をはじめインドネシアのガムランなど、宗教音楽に通じる音には
心地良い揺らぎや陶酔感を感じるリズムがあるようで、
聞き入っている方もゆったりとしたリズムに自然と身体が揺り動かされていました。
言葉は分からずとも、音楽を通して彼らネイティブアメリカンの自然観に触れられたような気がします。
お話を聞くと、ポールさんの出生地はレッドシダーと呼ばれる杉の文化の地だそうです。
頭にかぶるバンドも杉から作られたとか。
杉の巨木に囲まれた高住神社に感動を受けたようで、故郷に通じるものがあったのでしょう。
同じ自然崇拝から生まれた文化。人種としてのルーツも近いと聞きます。
似た環境だからこそ、分かり合える部分があるのかも知れませんね。
本日の高住神社の状況です。
◆晴れ
◆18℃
本日は七夕。
年に一度、織姫と彦星が出逢う日。
浴衣を着て七夕祭りに出掛けられるご家族や男女もいるのではないでしょうか。
中国の風習が日本に伝わり、棚機津女(たなばたつめ)の伝説とあわさって今の七夕になったそうですが、
この織姫と彦星、織女と牽牛ともいいますね。
牽牛とはワシ座の中で一番強く輝いている恒星、アルタイルの別名。
織女星のこと座のベガ、それとはくちょう座のデネブを繋げると「夏の大三角形」になります。
この天の川上にあるはくちょう座が、二つ星を引き合わせるカササギになるのです。
ただしこれらの星は今の時期だと見えづらく、旧暦の七夕頃がよく見えるそうですから、
中国の人は、ちょうど旧七夕の頃に夜空に輝く一等星たちからこの物語を作ったのでしょうね。
アサガオのことを中国では「牽牛」といい、アサガオの種は漢方薬として珍重され、
牛に載せて売り配ったからや、牛を引いて治ったお礼に向かったからという説があります。
この七夕伝説にちなみ、妻である織女のことを「朝顔姫」と呼ぶそうです。
夏休みの研究でアサガオの観察日記が始まったら、夜空を見上げて織姫と彦星のことも想ってみてください。
ちなみにアルタイルは「飛ぶ鷲」の意味。
牽牛星は二十八宿のひとつ「牛宿」のことで、別の星を指していましたが七夕伝説に掛けて
アルタイルを牽牛星と呼ぶことになりました。
牛と鷲。
英彦山に伝わる三羽の鷹の伝承と牛馬安全のお宮である高住神社にからめて七夕のコラムを書いてみました。
本日の高住神社の状況です。
◆晴れ
◆21℃
久しぶりに晴れました。
会社の研修で団体さんが英彦山登山に。
皆で力をあわせ苦労に立ち向かうことで、一致団結する心を養うのでしょうか。
富士山で行われている「地獄の企業研修」と称した研修風景がテレビで放映されていますが、
早朝起床ののち朝礼から始まり、大声での発声練習やディベート訓練を通し、
発言力や対話技術・伝達力を鍛え、社会人としての意識改革を目指すのが目的だそうです。
英彦山の場合、地域住民や参詣者も多く出入りするので大声を上げるような研修はあまりお勧めできませんが。
ただ、山岳信仰が今も息づく英彦山で、「神域に入山させて頂く」という敬虔な気持ちになって
社員一同で登山研修をするだけでも、業務に対する意識は変わるような気がします。
その際は当神社でも会社繁栄・業務安全祈願を執り行い、皆様の登山安全を御祈願致します。
宿泊場所としては『福岡県立 英彦山青年の家』が近くにあります。
英彦山北岳の登山口である高住神社でご祈願を受けたのち、
いにしえの修験者に想いを馳せつつ入峰修行されてみてはいかがでしょうか。