富山の撮影旅行の最後は3月8日の「あさひ船川春の四重奏」の風景です。
朝日町は新潟県境に近く富山市からは少し距離があり、混み合う時間帯を避けるためにホテルの朝食を6時半からにして、7時過ぎには出発しました。
富山市内の松川べりの桜並木は満開を迎えてましたが、あさひ舟川の桜はまだ五分咲き程度の開花状況でした。
それでも桜とチューリップと菜の花、そして背景に残雪の朝日岳という春の四重奏を楽しむことができました。
もう少し後なら満開の桜を見られたのでしょうが、早めに予約して出かける旅先での花の開花を見極めるのは難しいことです。
何よりもこの日は天気が悪い予想でしたが、なんとか撮影中には雨にならなかったのが幸いでした。
帰りに福井県常神半島に立ち寄り、昨年初めて行った神子の山桜へも行ったのですが、常神半島では小雨が降る天気となりました。
富山県の最後の風景は「あさひ舟川春の四重奏」です。
まず最初はNikon Z9での撮影です。
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「あさひ舟川 春の四重奏」は、朝日町のチューリップ農家『チュリストやまざき』の山崎久夫さん、修二さんを中心に整備をして造り出された光景です。
舟川べりの桜(ソメイヨシノ)が満開になる時季に合わせて、すぐそばの圃場(ほじょう)でチューリップと菜の花を咲かせています。
舟川の周辺は、110年以上前に久夫さんの祖父にあたる山崎市次郎さんや藤井十三郎さんら地元の若者の指揮で耕地整理された場所で、山崎さんにとっても大切な土地。
長年にわたり農業を続けてきたなかで、何か楽しいことは出来ないかと、以前から栽培してきたチューリップと菜の花を、桜と一緒に咲かせることに挑戦しました。
久夫さんは「朝日町の花咲かじいちゃん」と呼ばれています。(富山観光公式サイトより)
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曇天でコントラストが低い写りになりましたが、全体的に少し柔らかな雰囲気に仕上げてみました。
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チューリップは一斉に咲かさず、色の種類に分けて開花時期を調整しているのでしょうね。
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映り込みを演出するために田んぼには水張りがされてました。
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私たちが帰る頃にはツアーの観光バスも何台か到着し、ツアー客は東南アジア系の人が多かったように思います。
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これは桜にピンを合わせたほうが良かったかも。
15日に行かれたブログ友のはるみんさんのblog「はるみん日記」に満開の船川の桜並木が紹介されてました。
今からを考えると桜の状況が五分咲き程度だったのですが、船川の堤へ上がってみれば良かったと思っています。
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ここからはNikon D4SとAi Nikkor 50mm f/1.4Sでの撮影です。
この日は珍しく45年ほど前に購入したオールドニッコールのAi Nikkor 50mm f/1.4Sを持ってきました。
最近のレンズに比べると小さくて本当に軽いレンズですが、当時は一眼レフを始める定番の標準レンズで、誰もが一番先に購入していたレンズです。
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40数年も前のレンズでも良く撮れてますね。
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桜満開で青空、残雪の朝日岳がバッチリ。そんな条件の日にまた出かけたいです。
今回で4月7日〜8日の富山の旅を終わります。
撮影日 2024年4月7日
撮影地 富山県朝日町
機 材 Nikon Z9
Nikon D4S
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
Ai Nikkor 50mm f/1.4S
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
1番、5番、23番を気に入っていただき嬉しいです。
撮影してきた写真を、1枚ずつパソコンで現像編集して仕上げています。
一日に何百枚も撮影してくると現像作業が大変ですが、
自分なりのこだわりもあり、長い時間のPCでの作業も楽しみの一つです。
レンズやカメラ、焦点距離や絞りの設定などの条件により、
同じ被写体を撮影しても異なる描写になるのがカメラの面白いところでもあります。
コロナも落ち着いて(昨年末には罹りましたが)旅に出かける人も多くなっていますね。
でも最近はどこへ行っても外国の人の方が多いのには驚きますが(笑)
やはりたまには楽しみや息抜きが必要ですね。
明日からまた九州へ行こうと思っています。
いつもありがとうございます。
レンズとか調光によって変わってくるのですか?
いいですねえ~
私もGW明けからは、ボチボチ出かけようかと思ってます。
家と仕事だけでは、ちょっとねえ~
きれいなもの見たりおいしいもの食べたり、絶対にmustですよね。
こちらは朝から小雨が降る生憎の日曜日です。
今回の富山の旅では、雨晴海岸、新湊大橋、松川、あさひ船川という名所を初めて訪ねましたが、
どこも楽しい撮影ができ良い旅をさせてもらいました。
松川の桜並木は夕刻〜日没時にも撮影してみたかったのですが、
その時間帯に夕食を楽しんでました。
富山の食べ物も美味しくて大満足でした。
はるみんさんや、西さんには見慣れた風景ですが、
初めて松川の撮影をして、本当に素晴らしい桜風景だと感動しながら
ファインダーを覗いてました。
撮影した多くの風景写真を楽しんでいただけて良かったです。
富山はまた訪ねてみたい場所の一つとなり、心に残る風景に出会えたことを嬉しく思っています。
昨日は立山室堂に行かれたのですね。
ケーブルが3時間待ちとは・・・
早朝でもこの時間待ちだと予約必須でしょうね。
早春の雪の立山、いつかこの季節の室堂平をtakayanも散策してみたいです。
本当に楽しい富山の撮影旅でした。
西さんにもよろしくお伝えくださいね。
いつもありがとうございます。
流石に春の四重奏と言うだけあって、うまく演出されていると思いました。
桜の見頃がには4〜5日早かったようで、そのことが少し残念でしたが、
春の四重奏を十分に楽しむことができました。
ネットの口コミや写真などで今まで人知れず楽しまれてきた風景も突然有名になり、
どこもかもカメラマンが押し寄せてしまいます。
この日も早朝から外国のツアー客がたくさん訪れていることに驚きました。
できれば桜の1番の見頃の時季にまた訪ねてみたい風景です。
いつもありがとうございます。
少し桜に見頃には早かったのですが、初めての景色に感動でした。
もう少し山がはっきり見えていれば最高でしたが、
なかなかうまくはいきませんね(笑)
今までここのことは知らなかったのですが、息子がインスタなど有名になっているとのことで、
今回出かけることができました。
四重奏を撮影するポジションが難しいですが、
時期によってチューリップの咲く場所が違っているので、
日が変わればまた違う風景も楽しめるのではと思っています。
旅先で花の開花時期を見極めるのは難しいことですね。
いつもありがとうございます。
今朝はどんより空の富山です。
四重奏もなんて素敵なんでしょう。
今回の富山旅、氷見から始まりモノクロの新湊大橋と剱岳、松川。
どれもこれも素晴らしすぎます。
ワクワクやドキドキ、ゾクゾク、ふんわり優しい気持ちやジーンと涙腺が緩む感じもありました。
西さんとポスターにしてもらわんなんわと話をしていました。
松川は何度も通ってますがタカヤンさんの視点が素晴らしく今までて一番素敵な松川に出会わせて頂いた感動がありました。
本当にありがとうございました。
昨夜は立山室堂に行ってきました。
強者達のように山には登れませんが散策だけでも充実した時間を過ごしてきました。雪は少ない印象だったのでGW前にいけ良かったと思っています。
叶うならGW前も雪の立山にいつか行って頂きたいです。
ありがとうございました。
桜並木、雪を纏った山並み、チューリップ、菜の花、そして映り込み。
こんなにすべて揃うところは少ないですよね。
定点の処にはカメラの放列なる近頃。
明け方から人々が動き出すほどの人気の場所になってしまいました。
いつか行きたいと思い始めて、もう何年経ったことか・・・。
「あさひ舟川春の四重奏」本当に素晴らしい景色ですね。
ここのことを知ったのは最近ことだったと思いますが
こうしてしっかりと見せていただいたのは初めてです。
本当に見たいものが全て揃っていますね。
この景色を作ってくださった方々に感謝ですね。
私もいつか行ってみたい場所の一つになりました。
しかし、時期を合わせるのが難しそうですね。