
雑踏にかくる憔悴薄暑光 たけし
令和元年6月20日㈭
なかなか入選できないでいた産経俳壇で
寺井谷子先生の選をいただいた
落胆したり、誤解されたり、苛まれたり
思い切り恥をかいたりで
憔悴して誰にも会いたくない、心はざわめいていて落ち着かない
そんな時は街の雑踏に救われる
そんな句意を分かっていただいた
産経俳壇/寺井谷子先生の選は今回で9回にな画卯
新聞俳壇での初入選2012年11月7日の仏壇・鬼灯の句だった
仏壇の鬼灯は赤今朝の作務 2012/11/7
山宿や手に炭継ぎの火傷痕 2014/11/19
沖波の命の尖り寒月光 2015/2/25
落ちるまで焦げくさく鳴く蝉である
2015/7/22
春光や凛と墨糸寺普請 2017/4/19
檀那寺の曝書に雑じり幽霊図 2017/7/26
畳目に躓いている冬の蠅 2017/11/29
愛は騒乱囀りに血のにほひ 2019/4/18
雑踏にかくる憔悴薄暑光 2019/6/20