30年弱前のこと。最初に買ったパソコンは、PC-8001。16KBのメモリでプログラムやデータは、ラジカセのカセットテープに「録音」して保存したものだ。
しばらくするとフロッピィディスクなるものができて、その容量は640KB、720KBさらに1.2MB、1.4MB。データは文章や単純な画像だったので、これだけでもかなりの情報を保存できた。環境もMS-DOSからWINDOWSに換わっていく。
そのうち、プログラムも巨大になりCD-ROMで供給されるようになった。ワープロ文書もフロッピィには収まらなくなって光磁気ディスク(MO)がでた。128MB、230MBが主で何故か短命だったように思う。CD-Rもこの頃でてきたのだったか。
ハードディスクの容量も最初はそんなものだったはずだ。640M程度のハードディスクでも、データはMO等に書き出していたので不便は感じなかった。この時期ハードディスクがどんどん安くなっていく。4GBのハードディスクを買った人がいたが、そんな大きなディスクを買って何を入れるの?と思った時代だ。
インターネットの回線が速くなって、動画やDVDを扱うようになると、中間記憶媒体はあまり使わなくなって、もっぱらハードディスクに記憶させ、インターネットでデータをやりとりするようになっている。ハードディスクは「テラ」が必要になってきた。
しょこたん語で「ギザ」というのがあるが、「G(ギガ)」の打ち間違えからできたもののようだ。最近インフレ気味だが、順番では、ギザ、ギガント、ギガンティック、ビッグバンと言うそうな。さて、ビッグバンの次は・・・