蘊蓄cafe

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「「基本布石事典(上巻)新版 」(日本棋院)」

2008年08月03日 | 囲碁
[感想:★★★★-:ぜひ勧めたい!]
「基本布石事典(上巻)新版 」 (依田紀基著、日本棋院)
 日本棋院の「基本布石事典」が新しくなって出版された。実戦譜で構成されているのは以前と変わりないが、中身は改訂ではなく新版である。星と小目の組み合わせで上巻の1冊が構成されており、小林流やミニ中国流も追加されている。海へ出るには海図が必要である。囲碁を学ぶにも戦略の体系図が必要である。この一冊がよい基盤となるだろう。やるべきことは、手順を覚えることではなく、まずは収録されている実戦譜を並べ「感じる」ことだろう。
 秋に出版されるという「基本定石事典 新版」も待ち遠しい。

『 「基本布石事典」は、昭和五十年代に林海峰名誉天元の編纂によって刊行されたが、この度、三十年ぶりに二十一世紀版をお届けすることになった。
 この三十年間、最も変革したのは布石の分野であろう。その要因は、コミにある。コミが4目半から5目半になり、現在は6目半の時代になっている。コミが多くなれば黒はそのため積極的に、時には激しくならざるを得ない。そうしたことから黒の布石は、より積極的にと変わってきている。さらに、碁の国際化に伴って韓国、中国で過激なほど布石の研究が進んでおり、その影響もあると思われる。したがって、三十年前とは布石の型が大幅に変わってきている。
 上巻では、黒の「星と小目」の組み合わせでまとめた。星のスピードと厚みに、小目の実利と戦闘力の組み合わせは、「中国流」をはじめ現在、最も多く打たれている布石である。』

監視

2008年08月03日 | 動物

 縞ぬこ001が発見した場所が、黒ぬこ002と白ぬこ004の知るところとなった模様。現在、黒ぬこくんが占領中。全身黒いので、ピントを合わせにくいのと、どこがどこか分かりにくい。
 ぬこは、器用なもので、前足の平をクイッとまげてドアの下にあてて、ドアを開けようとする。あぶない、あぶない。
 遠くに座ってこちらをちらちら見ているみたい・・・」

「自虐の詩」

2008年08月03日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★----:ややモノ足りない]
 業田良家の4コマ漫画の映画化。前半と後半で雰囲気を変えた作りは、面白く感じる人もあろうが、あんまり凝りすぎると、製作側の計算が見えすぎていやらしい。なんでわざわざ映画化するのだろう。

ぽすれん・レビューAmazon・レビュー
監督:堤幸彦
出演者:中谷美紀、阿部寛、遠藤憲一、カルーセル麻紀
Story:
「トリック」シリーズの堤幸彦監督が、業田良家原作の同名4コマ漫画を映画化したコメディ。大阪の下町を舞台に、元ヤクザの暴力男・イサオと、彼に健気に尽くす内縁の妻・幸江の風変わりな愛を描く。『嫌われ松子の一生』の中谷美紀、阿部寛が共演。(自虐の詩)

ぬこの深夜の家庭訪問

2008年08月03日 | 動物

 夕方、見てみると、今度は白ぬこ004が寝そべっていた。外の通路が、ぬこの散歩道になっているようだ。
 買い物に外へ出ると、中学校の門柱の上には、ぬこ005が陣取っていた。ぬこだらけである。

 ところで深夜12時、ドアを5センチほど開けて寝転がっていたところ、突然ドアの隙間から、昼間の黒ぬこ002が部屋に入ってきた。スタスタスタ。中を窺う風もなく勢いよくスタスタスタ。一気に部屋の真ん中まで来た!
 寝転がっているので目線の高さはぬことそう変わらない。夜中に真っ黒い固まりが部屋に突然入ってくるとさすがに驚く。ガバと跳ね起きると、ぬこは慌てる風もなくダメ?という風でUターンしてドアを押し開けて出て行かれた・・・(^^:

 眠っていて黒ぬこにペシペシされたら、びっくりして心臓が止まるかも。(^^: