囲碁における「戦術」というのは分かりやすい。石(戦闘部隊)が接触した時、味方が有力な場合は、敵の石(部隊)を分断し、個別に包囲殲滅する。味方が不利な場合は、戦闘地域から脱出するか、それが不可能なときは守備を固めその場を死守する。
その上の「作戦」レベルは、敵軍が支配する地域に侵攻又は降下(打ち込み)するため支援部隊を展開したり、敵軍の侵攻にそなえ自軍の連絡を強化したり反撃の布陣を敷く。
最も上位の「戦略」レベルは、19×19の地域どのように部隊を展開していくか、どのように敵軍の侵攻を迎え撃ちその地域を確保するかという侵攻・防衛計画の立案である。
戦闘は自軍が強い地域でおこすものだし、弱い地域では守りに徹する必要がある。強いか弱いかは、部隊(石)の数や周囲の部隊の支援が得られるかどうかによる。「厚みに近寄るな」という格言があるが、トーチカでがガチガチに固められた敵の軍団の堅陣に1部隊が接近するなど想像しただけでも無謀だろう。「石」を「部隊」と見てみると「勢力」をより実感しやすく面白いかもしれない。
定石を覚えるというのもいいがそれは「戦術級」。囲碁には「戦略級」「作戦級」の感覚がより重要な感じがする。
その上の「作戦」レベルは、敵軍が支配する地域に侵攻又は降下(打ち込み)するため支援部隊を展開したり、敵軍の侵攻にそなえ自軍の連絡を強化したり反撃の布陣を敷く。
最も上位の「戦略」レベルは、19×19の地域どのように部隊を展開していくか、どのように敵軍の侵攻を迎え撃ちその地域を確保するかという侵攻・防衛計画の立案である。
戦闘は自軍が強い地域でおこすものだし、弱い地域では守りに徹する必要がある。強いか弱いかは、部隊(石)の数や周囲の部隊の支援が得られるかどうかによる。「厚みに近寄るな」という格言があるが、トーチカでがガチガチに固められた敵の軍団の堅陣に1部隊が接近するなど想像しただけでも無謀だろう。「石」を「部隊」と見てみると「勢力」をより実感しやすく面白いかもしれない。
定石を覚えるというのもいいがそれは「戦術級」。囲碁には「戦略級」「作戦級」の感覚がより重要な感じがする。