蘊蓄cafe

-日々発見、身の回りの話題 【うんちくカフェ】-

3勝2敗

2011年02月26日 | 囲碁
 先日の棋聖戦は、張栩棋聖の2目半勝ちで、3勝2敗と初めて先行した。

 今回、持ち時間が、張栩棋聖が3時間残すのに対して、井山名人が秒読みになってしまい不利を招いたのではないか。
 最後はやはり半目勝負だったというが、そもそも井山名人が10目から15目勝ちの碁だった訳で、はっきりとした勝ち碁を第4局、第5局と落とした井山名人の心理的ダメージは大きいのではと。
 白140に対して黒141とハサミ付けたのが事件の始まり。15目も勝っていながら、1目2目の稼ぎにこだわり読み負けして負けてしまうというのはどうなのだろう。やや真面目すぎる感じもしないではない。勝ちましたという手を打って、まだ打つんですか?と相手を睨みつけるぐらいの太々しさ・気迫がないと張栩棋聖には勝てないかもしれない。
 続く白の142は勝負手だという。それにしても張栩棋聖の勝負に対する執念はものすごい。

デジカメ「FinePix X100」

2011年02月26日 | Weblog
 最近、一目見ておおぉーッ!と感じたものが2つある。
 1つは、フジフィルムのデジカメ「FinePix X100」である。
 一見してデジカメとは思えない、レンジ式ファイダー、ダイヤル操作など「昔ながらの」デザインはすばらしい。今使っているキャノンのG10がなければ間違いなく手を出していたのではと思う。どうしてこんなデジカメが今までなかったのか不思議なほどである。とにかく一目で「そそられる」カメラだ。こういう、他人の後をついて行くのではなく、新たな道を切り開く、気合いが入った仕事は好き。

「星を継ぐもの」マンガ版

2011年02月26日 | Weblog
 2月25日発売のビッグコミックを開いてみると「星を継ぐもの」の連載が始まっていた。
 絵は星野之宣。そして原作は知る人ぞ知る「J.P.ホーガン」のデビュー作である。30年ほど前、デビューと同時に絶賛されたハードSF小説で、私もこれを超えると思える作品に未だ出会っていない。
 ただ、マンガの方は、どこまで原作のワクワク感を表現できるかは疑問で、今のところあまり期待していない。
 なお、J.P.ホーガンは、昨年7月に心不全で亡くなったという。残念である。

大きくなったらパン屋さんになりたい

2011年02月26日 | Weblog

 近所のパン屋さん。とても小さいのだが、近くに団地もあり、子供連れのお母さん、休日のお父さん、おじいちゃんなど、けっこう頻繁にお客さんが来ている。
 オリジナルのパンが多いので、少し変わったパンをと目移りしてしまう。
 「大きくなったらパン屋さんになりたい」と無邪気に言う子供もいるが、体調が悪くても毎日毎日休みなく、店の奥でパンを焼いているおじさんは大変。品揃えが多いので、一日中パンを焼いているのではと。そして、店の奥から「ありがとうございました」と声がかかる。子供の「これ食べたい!」という声が励みになってるのかも。