総額75兆円事業規模の対策 『景気対策3段ロケット』

2008年12月28日 | Weblog
     ◎何としても雇用を守り、中小企業を守り、国民生活を守り、景気回復に全力を挙げるという『景気対策3段ロケット』。

   10月に成立している第1次補正予算11.5兆円、12月に概算決定し1月5日に提出される『生活対策』の第2次補正予算27兆円、

   そして来年度予算『生活防衛のための緊急対策』37兆円の3段階。
 
   08年度第2次補正予算案では、生活対策や雇用対策が盛り込まれ、4兆8480億円が計上されました。

   公明党が主張した定額給付金を実施するための家計緊急対策費に2兆395億円。

   介護従事者の処遇改善と人材確保、、出産・子育て支援の充実等の対策費として5177億円が盛り込まれています。

   中小企業支援のセーフティーネット貸付や緊急保証枠の拡大などに5048億円。
   高速道路の大幅引き下げなど地域活性化対策費として7546億円。
  
   住宅投資の促進や学校の耐震化など防災強化対策費等にも2393億円が計上されています。

   雇用情勢の悪化への追加対策として、地方公共団体による緊急雇用創出事業の創設費等に1587億円が確保されています。

   100年一度と言われる金融危機の影響に対する補正予算として、様々な角度から…そしてメリハリの利いた予算です。

   マスコミに登場する政治家は、意図的に定額給付金に論点を絞って語っていますが、生活対策としての減税措置としての給付金を含め様々な対策が組まれている事を論じるべきです。