地域活動の担い手づくりのサポート 「よこはま地域づくり大学校」

2012年03月09日 | Weblog
                          ◎横浜市の自治会・町内会の加入率の低下に歯止めがかかり、加入率が微増しました。

                          

                          東日本大震災から、1年経過しましたが、この1年間は、被災地は勿論のこと、全国で家族や

                          地域における様々な支え合いやつながりの大切さを改めて感じた年であったと思います。

                          横浜市でも、自治会・町内会の加入率の低下に歯止めがかかり、わずかではありますが加入率も上昇しました。

                          地域では、自治会・町内会をはじめNPO等様々な地域活動の主体が、身近な課題に積極的に

                          取り組んでいる姿が多く見受けられる一方で…地域の皆さんのお話を伺いますと、一番の悩みは地位を

                          支えていく次の担い手が見つからないとか、若い世代をはじめ様々な世代との連携がうまく取れない等の

                          声を多く聞きます。

                          

                          地域をコーディネートする人間がいなければ、地域での助け合いが難しい世の中にあって…

                          温かい地域社会の復活が求められているのだとも思います。

                          昨日の予算委員会における、市民局関係の審査で、「地域活動の担い手づくりと市民活動の活性化」について

                          質問しました。

                          地域で活躍する担い手を増やしていくためには、市民の皆様が負担を感じることなく、気軽楽しい活動に参加

                          できることが重要です。


                          

                          横浜市では、フィールドワークを通じて地域での行動の仕方を身につける「よこはま地域づくり大学校」や

                          各NPOが行っている、社会人や学生を対象として、実際に市民活動を体験するインターンシップ事業などを

                          支援を行います。

                          「よこはま地域づくり大学校」では、地域活動の経験豊かな講師による座学の講座だけでなく、活動現場の

                          見学などを授業内容としたり、大変実践的な内容となっています。

                          地域の課題を共有して協働で解決への道筋を作る講座内容なので、地域づくりの核になり…

                          地域を動かす原動力となることが期待されます。