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ケンのブログ

日々の雑感や日記

人のことは笑ってすごすけれど

2017年09月01日 | 日記
僕が読んでいる全国紙には人生案内というコーナーがある。
そこには様々な人が自分の悩みを投稿しておられ
それに回答者がアドバイスをおくるという形式になっている。
昨日の人生案内のコーナーではこんな主旨の相談があった
「まもなく結婚する20代の女性より、
まもなく結婚する20代の女性です。彼との結婚が決まり
昨年の暮れに式場も決めました。私は三味線を習っていたことが
あって、披露宴では友達とその三味線を披露しようと思い
友達にお願いしました。友達は快く引き受けてくれました。
私は友達にも早めにお願いしました。先日、友達に
練習を一緒にしようと言うと、友達は、今忙しいので
一緒に練習するのは式の直前まで待ってほしいといいます。
それに友達は自分で練習している気配もまったくありません。
このままでは、友達が披露宴で失敗をやらかすのではないかと
不安でなりません。友達の無責任さにあきれています。
もう、こんなくらいならその友達に断りを入れようかと思います」
この問いに関して回答者はこのように書いている。
「断ると言ってもどう言ってことわりますか?」
まあ、回答者の回答がご道理ごもっともだと思う。
20代と言っても社会人になれば余興の三味線の
練習をする時間などそんなにないのが普通だと思う。
本人は自分の結構披露宴のことに夢中になるけれど
友達の方は、余興の三味線の練習まで
式をあげる本人と同じテンションでつきあわされたら
たまったものではないと思う。
しかし、それでも僕はおもうのだけれど
話をもっと一般化すれば、自分が思うように
友達が動いてくれなくて、もどかしい思いをすることって
誰にでもあると思う。
僕の尊敬する先生がいつも口癖のよう言っておられた
「みんな他人のことになると笑って過ごしているけれど
それがいざ自分のことになるとほんとうにメシものどを通らんようになるの」
ほんとうに先生のおっしゃる通りだなと思う。
いろいろなことに触れるにつけていつも先生のことを思い出す。