ケンのブログ

日々の雑感や日記

よく聴く音楽の変化

2017年09月12日 | 日記
僕はテレビをあまり見ないかわりに
音楽は長い時間聴いてきたと思う。
僕が聴くのはクラシックで歌詞のない曲が
中心なのでたぶん毎日2時間位は
音楽を聞いているのではないかと思う。
もちろん、音楽だけを聴いているわけではなく
音楽を聴きながら本を読んだり色々なことを
している場合が多い。
20才くらいの頃から一番聴く頻度が高いのは
ベートーベンの交響曲で中でもとりわけ交響曲第5番を
聴く頻度が高かった。
交響曲第5番はとても緊密に音楽が書かれていて
なんだか聴いているとその緊密性のゆえに心が落ち着く気がした。
ベートーベンが聴く頻度のもっとも高い作曲家というのは
50才を過ぎるまでずっと変わらなかった。
ただ30才を過ぎた辺りからショスタコービチがベートーベンに
ついで聴く頻度の高い作曲家になりさらに40才を
越えたあたりからそれにシベリウスが加わった。
モーツァルトはどうかというと
僕はこの作曲家の音楽はあまりにも音が絶妙すぎて
勘にさわるとずっと思っていて、嫌いではないけれど
それほど家で聴くということはなかった。
もっぱらモーツァルトはコンサートで聴いていた。
ところがここ1、2ヶ月の間モーツァルトを
聴く頻度がとても高くなっている。
ベートーベンは今の僕にはちょっと重い気がする。
モーツァルトでも交響曲はちょっと重い感じで
ピアノ協奏曲やピアノソナタを聴く時間が
長くなっている。
どういうことなのか自分でもちょっとわからないけれど
モーツァルトを聴く時間が長い時期が僕の人生で
1ヶ月以上続くのは珍しいな。と思う。