ケンのブログ

日々の雑感や日記

桜 歌 係り結び 下半身の力

2018年03月28日 | 日記
ずいぶん暖かくなりもうすっかり春という気がする。
自宅最寄り駅前のさくらもほぼ満開になっている。
桜だけではなく線路の土手やちょっとした空き地には
僕が名前を知らないちょっとした小さな花が咲いていたりする。
やっぱり春だなあと思う。
市民交流センターの職員の方に暖かくなりましたねというと。
桜が満開ですねもう散りますねとおっしゃった。
咲くともう散るのが惜しいのが桜なんですよと僕は言った。
郡上節の歌詞に

咲いた桜になぜ駒つなぐ駒が勇めば花が散る
というのがあるけれど、散る花を惜しむ心情を
ユーモアや世俗の何気ない会話のなかに巧みに表現した歌詞だと思う。
こういうのがあるから郡上節はたまらないなと思う。
 
昨日の歌声サロンで仰げば尊としを歌った。
歌詞のなかに今こそ分かれめというのがある。
ここを歌の先生は別れめは已然形と説明しておられた。
そういえば今こそのこそが係助詞でめが已然形で
いわゆる係り結びになっている。
昔の歌はこういうのが結構あって歌詞が格調高いなと思う。
係り結びということには先生の已然形というご指摘ですぐに
気づいたのだけれど家に帰ってから
今こそ分かれ目を調べてみると
別れめは別れむの已然形となっている。
ここまで解説が詳しいと別れむが別れようという意味で
現代語に直訳すると今こそ別れようということになる。
そうだったのかと今さらのように感心してしまう。
今こそ分かれめ は係り結びになっているけれど
意味は今こそ別れようということ。
小学校の時この歌を卒業式で練習し歌ったときには
今こそ分かれ目だと思っていた。
いやあ、勉強になったし、昔の人が書いた歌詞って奥が深いんだなと思う。

そういうことを皆まで解説しないでわかれめは已然形だけおっしゃって
含みを持たせる歌声サロンの先生も素晴らしいなと思う。
きっと若い頃は音楽だけでなくて他の勉強でも賢かったんだろうと
いろいろ想像してしまう。

リラクゼーションサロンに行って足やおしりがこっているんんですよ
と言うと、下半身を重点的にもみほぐしてくださって
最後に
「普通の人は上半身に力が入って、それで肩凝りや首のこり
肩甲骨の凝りが起きます。ナカシマさんの場合は下半身に凝りがきていると
いうことは逆に言えば下半身がうまく使えていて上半身の凝りを防いでいる
いいことだと思いますよ」と説明してくださった。
僕も上半身が凝るよりも下半身の凝りの方が身体的にはありがたいし
セラピストさんのおっしゃる通りだなと思ってなんだか嬉しかった。
だんだん、季節の流れとともにいろいろなことが
いい方向に流れていくように祈っている。