ケンのブログ

日々の雑感や日記

桜の季節

2018年03月27日 | 日記
ここ数日と同様、今日も春の陽気となっている。
自宅最寄り駅前の桜も満開とはいかないまでも
七分咲きくらいになってきた。
何年か前に新聞に入学式の頃に咲いていた桜が
最近はむしろ卒業式とタイミングがあうようになってしまった
ということが書いてあった。
そういわれてみれば最近桜の開花が早いような気がする。
昔、予備校に勤めていた頃、入学式手配りというのに行っていた。
大学受験する人の多い高校の入学式に予備校の案内物を配りにいく行事だ。
会社の営業の一貫としての仕事なので行事というのもちょっと変かもしれないけれど
毎年同じことをやっているとなんだか行事という感覚になってくる。
そう入学式手配りに行っていた頃は確かに桜の花が咲いていて
花吹雪のなかを手配りしていた記憶がある。
やはり、地球温暖化なのかなと思ったりする。
隣の町の市民交流センターで催された歌声サロンに参加した。
歌の先生も桜の歌は四月にもってきましたがこの調子だと
四月には桜はもう散っているかも知れませんね。
歌の世界で桜の満開を楽しみましょうと言っておられた。
今日はレギュラーのピアノの伴奏の先生がお休みだった。
歌声サロンが始まる前にちょっと歌の先生と立ち話をしたのだけれど
「今日は伴奏の先生は息子さんの卒業式でお休みなんですよ」とおっしゃた。
「そうですか。小学校の卒業式ですか」と僕は言った。
「それがね、大学なんですよ」と歌の先生はおっしゃった。
「ええ?大学ですか?」と僕は言った。
「ね、歳はわからないでしょ?」と歌の先生は意味深な笑みと目でおっしゃった。
「そうですね。ちょっと見には大学卒業の息子さんがいるようには
見えないですね」と僕は言った。
「でしょ。私は今年孫が大学入学ですけどね」と歌の先生はおっしゃった。
「それはおめでとうございます」と僕は言った。
「ありがとうございます」と歌の先生はおっしゃった。
代理の伴奏の先生も歌の先生との繋がりの方だ。
長年地道に音楽の活動を続けておられると先生にも
同じ世界の繋がりができるということなのだろうと思った。
代理のピアノの先生はレギュラーの先生と比べると
学校の音楽の先生のようなタイプの伴奏かなと思った。
普段のレギュラーの先生はかなり広い表現のバリエーションを
もっておられるとは思う。
今日は今日でよかったけれど。
会がおわって歌の先生に挨拶すると
「最近上手になられましたね」と先生はおっしゃった。
「そうですね、最近ちょっと変化しているような気がします」と僕は言った。
なんとなく少しずつ変化しているように自分でも思う。
よい変化でありますようにと祈りたい。