ケンのブログ

日々の雑感や日記

ままよ という気持ちも大切か

2021年02月10日 | 日記
コロナのワクチンもいよいよ接種が本格的に始まっていくんだなと新聞を読んでいて思う。
接種はするかどうかは本人の意志によるということで強制されるものではないということも新聞には書いてあった。

僕は、今のコロナということに関しては、マスクをするということと手洗いをコロナでなかったときよりは丁寧にするということを心がけているだけで他には特に何もしていない。

それ以上気にしていたらきりがないという考え方になっている。

僕の場合、母親が割と「そんなもの、菌とかウイルスなんて目に見えんだけで、どこにでもおるもんや、気にしとったらきりがない」という考え方だったので、そういうものをうけついでいるということもあるかもしれない。

実際にコロナのウイルスでなくても、カビの胞子などどこにでもいるという感じで、ちょっとほっておくとみかんにカビが生えたりとかはだれでも経験していると思う。

逆にカビも生えないような強い薬の塗ってあるみかんは怖くて食べられないという思いもある。

もちろん今どきいちいち農薬とか食品添加物のこととかも気にしていたら何も食べられなくなってしまうけれど、、、。

あと、僕の場合、父が船員で、家をあける生活をしていたので、母方の祖父の提案で、小学生の頃は母方の祖父母と一緒に暮らしていた。

祖父は当時、あんこの製造工場を経営していた。

なので家の敷地には小豆の倉庫があった。

その小豆を目的にねずみがやってくる。そしてそのネズミを目的に蛇(青大将)も僕の家に集まってきていた。

天井でがさごそ音がして祖父に「天井でがさがさいってるねえ」と僕が言うと、祖父は「あれは天井でネズミが運動会をしているんだよ」と言っていた。

朝、起きてくると、夜中の間に、ネズミが茶ダンスの木をかじっていたということもかなり日常茶飯事だった。

蛇(青大将も)夏の暑さに耐えられず夏になると表に出てきて玄関の下駄箱の下にとぐろをまいてしまったこともある。

僕の家族は、当時一緒に済んでいた伯父(母の弟)も含めてみんな蛇が苦手だったから追い払うのには本当に苦労した。

伯父が蛇を棒でつついたら蛇が頭をもたげて伯父のことを威嚇してきて、伯父はそれを見てビビってあとずさりして、それを伯父の後ろで見ていた僕にぶつかって、僕が尻もちをつきそうになったこともある。

あのときはさすがに伯父も「ケンボウ、すまん」を連発していた。


あんこの製造過程で使う機械の芯棒に蛇(青大将)がとぐろを巻いてしまったこともある。
工場で働いているおじさんがおっかなびっくりの、へっぴり腰で蛇を棒でつついても、蛇もやはり人間がへっぴり腰でいることをあざ笑うかのように、ちょっと棒で突くくらいではびくとも動かなかった。

あのときは確か、僕の実家よりももっと田舎に住んでいて蛇のあつかいになれた人に電話で頼んで来てもらって、蛇を機械のところから追い出してもらったと記憶している。

工場のおじさんが、へっぴり腰で棒でつついてもびくとも動かなかった蛇が、蛇の扱いになれたおじさんがちょっと棒を差し出すだけで面白いように逃げていったから、やはり、蛇の扱いになれた人はすごいなと子供心に思った。

僕のうちの小豆の倉庫にいるその蛇が、隣の家に侵入してそこの土間でとぐろをまいてしまったこともある。

そのときは隣の家の奥さんがバルサン(当時、煙で害虫を追い出すバルサンという商品があった)を炊いても蛇はびくとも動かなかった。

おばさんはたまりかねて「お宅の蛇がうちの土間でとぐろを巻いているからどうにかしてほしい」と言ってこられた。

お宅の蛇と言われても、蛇が勝手に小豆の倉庫に来ているだけで、別に僕の家でその蛇を飼っているわけではない。

お宅の蛇といわれる筋合いはないと思いつつも、やはり田舎の近所付き合いだから、うちのへびではありませんというわけにも行かない。

かと言って、僕の家族は全員、蛇が苦手だから、隣のうちの土間に行って蛇を追い出すわけにもいかない。

あのときも結局、蛇をあつかうのが得意なおじさんに来てもらったんだなと思い出す。

あんこの製造工場には、水飴などの入った缶もおいてあったから、その匂いにつられたハエきていた。

お勝手の土間にもそのハエはよく来ていた。多分、祖母がらっきょとかそういうものをつけるのが好きでいっぱい土間に置いてあったからそれも蝿がくる原因だったのだと思う。

それで天井からはハエ取り紙が、3つも4つもぶら下がっていた。

ハエ取り紙って、若い人は知らないと思うけれど、粘着テープの紙で、それに蝿がとまると蝿は身動きがとれなくなってやがて死ぬという単純な仕組みのものだ。

本当にハエ取り紙には蝿がたくさんとまっていたなと思い出す。

そんな環境で育ったせいもあると思うのだけれど、コロナをなんというか言葉は悪いかもしれないけれど、潔癖症的な感覚で忌み嫌うという気持ちは、ちょっと僕にはわからないというか、おかげさまであまりない。

もちろん、僕は潔癖症的な性分はないけれど、他の人から見たら恥ずかしいようないろんな癖があるので、他人の癖や性分をとやかく言えた立場では決してないのだけれど。

ただ、そうは言うものの、やはり相手は伝染病。決して侮ってはいけないということは自分に言い聞かせるようにつとめている。


新聞を読んでいると、いよいよこれからコロナのワクチンの接種も本格的になってきそうだ。

ワクチンということに関して、従来のワクチンがウイルスの一部のタンパクを人体に投与するものであったのに対して、今回のワクチンはタンパク質を作るもとになる情報を注射する。ということが厚生労働省のホームページに書いてある。

厚生労働省のサイトには単に情報としか書いてないけれど、これって要するに遺伝情報を注射するということなのかなと思う。

それでその情報が、人間の卵子や精子の遺伝情報に取り込まれてしまうことはないのかという懸念に対しては、そのようなことはないと考えられている。という書き方がサイトではなされている。

そのようなことはないと考えられているという書き方がしてあって、そのようなことはないという断定的な書き方にはなっていない。

ワクチンの接種を大人になってから一度も受けたことのない僕にはなんとも不安な書き方になっている。

個人的にはワクチン接種は受けたくないなと思っている。

2回注射が必要だし。1回だけでやめて2回目を受けない場合はどうなるのか(そういうことってありがちだと思う)もよくわからないし、僕としては何かと不安。

新しい例では、子宮頸癌ワクチンで震えが止まらなくなった人のニュースも何年か前にやっていたと記憶しているし、、、。

でも、こういうのって、周りの環境次第ではみんながワクチンを接種して、自分だけ接種してないと、エンガチョみたいな扱いをされてしまうということも可能性としてはありうるような気がする。

もし、そういう気配を察したら、もうその時は「ままよ」と思って接種を受けるかなとも思う。

本当に、何でもいざとなったら「ままよ」という気持ちも持たなければ、しんどいように思う。