おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

五穀豊穣を祈願する祭り『平瀬マンカイ』@奄美龍郷町秋名集落

2018-11-01 05:38:21 | 旅行
奄美大島の龍郷町にある秋名集落では、毎年旧暦の8月初丙の日にアラセツ(新節)の行事として早朝に『ショチョガマ』と夕刻に『平瀬マンカイ』と言う祈願祭りを行います。どちらも国指定重要無形民俗文化財になっています。



『平瀬マンカイ』は、秋名集落の秋名湾西岸にある「神(カミ)平瀬」と「女童(メラベ)平瀬」と呼ぶ2つの岩の上に人が立ち豊作を祈ります。



『神平瀬』の岩には、5人のノロが立ち、新米で造った赤飯が供えられます。



もう一つの『女童平瀬』の岩には7人の宮司が立ちます。



太鼓の音色に合わせ互いに『平瀬マンカイ』の唄をうたいます。宮司は両手を水平に上げて左右に流して手を返しす「マンカイ」と呼ばれる所作を行い、ネリヤカナヤ(海のかなたの神の国)から稲魂を招き、豊穣を願います。



やがてノロは海に向かいひざまつき祈りをささげ、その後海岸で人々も加わり八月踊りが行われます。

沖縄にも『ニラカナイ』の似た風習がありますが、とても神秘的な世界を感じますねぇ。




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