おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

レトロタウン『迪化街』@台湾台北

2019-06-19 06:17:49 | 旅行
『迪化街(ディーホァジェ)』は台北市の歴史のある商店街、問屋街であり、観光地でもあります。域内にはおよそ370棟の建物が並び、その半分程度にあたる178棟が歴史的建築物とされており、200棟ほどが1階部分を店舗として利用しています。



幅 8 メートルの『迪化街』という名のメインストリートに面した建物は、隣家と壁体を共有する形で密集し、裏手の路地は幅 1 メートルほどしかありません。



建築様式は一定ではなく、さまざまな様式が混交しています。バロック風の商館を起源に持つものや、洋館、昭和に入ってから建てられたモダニズム建築も見られます。



いずれもファサードを特徴づけるベランダである「亭仔脚」をもち、街路に面した建物の正面に作られた、隣家と連結されたアーケード、商店街の屋根のような公共的な側面をもつ構造物です。アーケードなので1階部分が通行可能になっており、雨や日差しを避けることができます。



日本へのお土産に有名な『李日勝(リーリーション)』さんにお邪魔しました。



『李日勝』さんはカラスミの有名店で、品質、価格ともに満足できます。



海鮮乾物やドライフルーツも充実しており、呑兵衛にはたまりませんねぇ。



お酒も充実しており、洋酒や日本酒も売っており、日本好きの台湾人のご用達にもなっています。



近くにある『台北城大飯店』は新と旧、この二種類のスタイルが交ざりあい独特の雰囲気をもつ建物です。1階から3階までは元々台湾のパイナップル王と呼ばれた葉金塗のかつての邸宅(1929年完成)であり、アンティークなバロック様式の古い建物として保管されています。一方、4階から11偕はグレーの花崗石材を利用した新しい建物です。



そして最後は台北の「大稻埕」にある伝統とモダンが融合したお茶屋さん『林茂森茶行(リンマオシェンツァーハン)』。



老舗の茶卸売店として有名な『林華泰茶行(リンファタイツァーハン)』のすぐ近くにあるお店です。『林茂森茶行』は林華泰茶行の第3代目、林大村さんの2番目の息子さんにあたる林茂森さんが開業したお店で、現在は林茂森さんとその息子さんたちにより営まれています。とても素敵なお店で、外からちらっと見ただけで思わずお店に吸い込まれてしまう、そんな魅力のある場所です。



量り売りで購入ができ、各缶の蓋に記載されている数字が一斤(600g)あたりの値段になります。



最小単位150gから購入が可能なので、品種とグレード、価格を確認の上、欲しい分量を店員さんに告げるだけで簡単に購入できます。



店員さんにお願いすれば、茶葉の香りと状態を確認することも可能です。



良き昔の中国と現代を楽しめせてくれる『迪化街』でした。


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