おじぃの独り言

セミリタイアして第二の人生をエンジョイするおじぃの備忘録です。

沖縄本島中部の泡盛蔵元巡り

2015-06-09 05:59:33 | グルメ
沖縄本島中部の西海岸にも泡盛の蔵元があります。工場見学をさせた頂けないので外から覗かせて頂きました。

まずはアメリカビレッジの近くにある『北谷長老酒造』
1850年首里赤田で創業した本家から1894年に暖簾分けした老舗の蔵元です。その後北谷町に移り、地元向けの泡盛造りを続ける家族経営の酒造所です。

北谷町の閑静な住宅街の中にあり、とても小さな酒造所です。

工場の裏はスージーグワー(路地裏)が広がって密集した住宅街の中にあり、地元に根づいた酒造所と感じます。

スージーグワー(路地裏)にハイビスカスが咲いており本当に長閑です。


こちらの主要銘柄は『北谷長老』で 豊かな香りと濃厚な味わい中に華やかで上品な貴族社会をイメジージする伝統的な泡盛です。生産量に限りがあるので手に入り難い逸品です。

次に那覇市港町にある『沖縄県酒造協同組合』
46の蔵元から良質な泡盛を集めて長期貯蔵して県外に供給したり、泡盛の原料のタイ米を一括輸入して各蔵元へ供給する業界の先導役です。

この建物の中に4万6千リットルのステンレスタンク40本、1万リットルのホウロウタンクが10本あり熟成の時を刻んでいます。

正面に東京大学名誉教授発酵学権威故坂口謹一郎博士の論文の題名の石碑が、建立されています。泡盛を世に知らしめるきっかけとなったこの論文の題名は、泡盛業界では大変有名になっています。

主要銘柄は『南風』『海乃邦』『紺碧』などがあり、すっきりとした爽やかな風味の中にしっかりとしたコクのある飲みやすい泡盛なのでオールラウンドの泡盛ファンが楽しめます。


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沖縄本島東海岸の隠れ家ビーチpart 2

2015-06-07 05:51:04 | 旅行
沖縄本島中部の海中道路付近の東海岸は、遠浅の美ら海です。人影が少ないので隠れ家的な天然のビーチが続きます。この美ら海を見に海中道路から県道37号を北上してみました。


まずは『照間ビーチ』、天然ビーチで浅瀬が続き解放感いっぱいのビーチです。近くには石油基地のある平安座島が見えます。

更に沖には宮城島と伊計島が見えます。この三島は橋で繋がっており、海中道路を通って快適なドライブを楽しめます。

こちらは金武湾側の景色です。遠くには石川火力発電所がよく目立って見えます。

『照間ビーチ』には、こんな目印のドライブインがあります。

駐車場やトイレ、『うるまジェラード』のカフェがあり、休息できます。

更の北上すると『具志川ビーチ』になりますが、看板なのどの表示がなく地図上に書いてあるビーチです。予想して駐車スペースがありランウンドマークとなる場所を撮ってみました。

ここも遠浅の天然ビーチで伺った4月には、アーサーが浜一面に打ち上げられてとても綺麗でした。アーサー(海藻)はアーサー汁にして朝飯や呑んだ後に頂いたら美味いですよねぇ!


沖縄本島中部の『照間ビーチ』や『具志川ビーチ』は、人影が少なく隠れ家的なビーチでまったりできます。特に遠浅の天然ビーチは、自然に恵まれており潮干狩りやアーサー取りなどを楽しめます。

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世界遺産 『勝連城跡』

2015-06-05 06:06:19 | 旅行
沖縄本島うるま市の勝連半島の付け根部に世界遺産『勝連城跡』があります。2000年11月首里城跡などとともにユネスコの世界遺産に登録されているお勧めの観光地です。

高低差を活かした城づくりが特徴で難攻不落の城でした。

東西の丘陵をうまく利用して曲線状の城壁が築かれて攻め上がる敵を攻撃したようです。


『勝連城跡』のもう一つの特徴は、頂上での360度に広がるパノラマの景色で、東西に輝く青い海が一望できる沖縄有数の景勝地です。

現在でもまだ発掘中の様です。

遠くに平安座島と宮城島が見えます。

東側に見える海中道路と浜比嘉大橋です。見事な景色ですねぇ!

南側に見える中城湾、新里酒造さんのある州崎の方です。


『勝連城』は、13~14世紀に茂知附按司(諸侯)により築城され、阿麻和利が茂知附按司を倒し城主となり、更に1458年に琉球王府によって阿麻和利も滅ぼされています。
今では良き琉球の時代を思いながら素晴らしい景色が眺められて一日居ても飽きない観光地になっています。

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創業1846年 最古の泡盛蔵元 『新里酒造』

2015-06-03 05:42:16 | グルメ
しばらく離れてましたが、沖縄に戻りましょうねぇ!

首里三箇の1つ赤田町で創業開始して 160年の歴史をもつ沖縄最古の蔵元の『新里酒造』さんの紹介です。現在は、2005年に完成させたうるま市州崎の工場に移り、オートメション化が最も進んだ泡盛工場です。他にも泡なし酵母『泡盛101号』を開発して 大幅に仕込み工程を手間を省き、多くの酒造所で使われています。『新里酒造』さんは歴史と伝統があり、技術的にも進んでいるまさに泡盛のリーディング蔵元であります。

こちらがうるま市州崎にある最新工場です。モダンな外観ですねぇ。

まずは材料のタイ米を自動供給するサイロです。

これはベルトコンベア式連続蒸米機、洗米・浸漬されたタイ米を送られてきてベルトコンベア上で搬送しながら蒸す機械で 全長20mぐらいでとても大がかりな機械です。

蒸したタイ米を搬送しながら麹菌をまくコンベアです。

これは自動製麹機、蒸されたタイ米をコンベアで搬送しながら麹菌をまき、自動製麹機へ送ります。自動製麹機では温度管理とタイ米を捏ねて2~3日かけて製麹させます。

こちらは製麹後もろみ造りの仕込みタンク、温度調整の工夫があり他社とは違い研究していますねぇ。

タンクの中ではすくすくともろみが育っています。この段階ですでに泡盛の香りがしますねぇ。

こちらはお馴染みの心臓部の縦型の常圧蒸留機です。

こちらは減圧蒸留機です。減圧蒸留できた爽やかな泡盛はブレンド用に使用されています。

蒸留してできた泡盛ですが、蒸留の後半に出る『後留』の為アルコール度が15%ぐらいで低く、出荷用の泡盛に使用しないため分ける様です。


ここからは後工程の瓶詰・ラベル貼り工程です。さすがに泡盛の最先端工場でありISO9001やHACCPを認証しており、機械化や見える化ができています。

まずは瓶を洗浄する機械です。オートメーションです。

洗浄した瓶に泡盛を瓶詰する工程です。タンクから定量の泡盛を瓶などに自動で入れます。

瓶にラベルを自動で貼る工程です。泡盛の顔になりますので僅かな傷や汚れでクレームになる様で注意を払っています。


現存する泡盛の最古の蔵元は、意外に最先端の技術を保有する加工工場でした。又、泡盛の酵母の開発を行うなど技術力ある蔵元でした。そんな蔵元でできた泡盛の主要銘柄は『かりゆし』『琉球』などがあり、スパイシーな香ばしさと清涼感のあるすっきりとした味わいで飲みやすいです。これからも美味しい泡盛を大いに期待して応援しましょう。


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お江戸の初夏 『三社祭り2015』

2015-06-01 06:00:26 | まちま~い
5月最後の週末、東京は真夏日でした。
神田祭の後、浅草の三社祭りがあり、今年もクライマックスの『宮出し』を覗いてみました。
『宮出し』とは、浅草神社にある三基のお神輿に魂を入れて一日浅草の町を練り歩くもので 朝の6時に始まります。今年の三社祭りはやくざの締め出しを進めて 凄い数の警官を動員してものものしい雰囲気でした。

浅草神社に通じる道は至る所でバリケードが張られ警官のチェックがあり、境内の中には関係者以外入れさせず皆さん金網越しに覗いています。

6時に神社から出たお神輿は、浅草寺の境内を通り街へと出ていきます。広い境内は氏子で埋め尽くされて身動きが取れない状態です。

いよいよ浅草の町へ出ていきます。婦警さんも興奮して先導してました。

こちらは『二之宮』のお神輿、一年ぶりの再会です。

こちらは『三ノ宮』のお神輿、浅草寺前の仲見世を通り雷門へと向かいます。

狭い仲見世の通りを100名ぐらいで担ぎ手が交代しながら練り進みます。

雷門を通過したところです。やはり一番絵になるところで プロ・アマチャヤのカメラマンがうようよいてもうパニック状態でした。

お神輿の重さは1tぐらいあり、車を運ぶ様なもので”がんばれ!”の掛け声を連呼してます。本当に重そうで皆さん汗だくで御苦労さまです。ワっせ、ワわっせ、ワっせ!!

今年の三社祭はやたら警官が多く、警視庁の威信をかけてやくざを締め出しに成功した様です。


神田祭、三社祭りと続き、6月は日枝神社の山王祭、7月深川の水かける祭り、新宿エイサーと続きます。暑い季節に暑い祭り、お江戸東京もおもしろいですねぇ。


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