たままま生活

子育ての間にこっそりおでかけ・手作り・韓国語・・・。
多趣味な毎日を紹介します。

Lucid fall _ コドゥンオ

2010-02-28 16:50:02 | k-pop
Lucid fall _ 고등어

고등어 は「鯖」のことですが、韓国だと塩鯖のイメージですね。
しめ鯖とか、生の鯖をさばいて竜田揚げにするとか(←好物)はあんまりないそうです。
庶民的な食材の代表格といったところでしょうか。

本人も「この歌を歌っておいて霜降りロースを食べるわけには行かなくなったから・・隠れて食べます!」と言ってます。

でも、この人外国帰りで(スイスで博士号まで取ったそう)、ちょっと静かでスノッブなそれこそ霜降りとか食べているイメージだったので、「コドゥンオ」が意外でした。



Lucid Fall 고등어


어디로든 갈 수 있는 튼튼한 지느러미로
나를 원하는 곳으로 헤엄치네

どこにでもいける丈夫なひれで
僕を呼んでるところに泳いでいくよ


돈이 없는 사람들도 배불리 먹을 수 있게
나는 또 다시 바다를 가르네

懐の寂しい人たちも腹いっぱい食べられるように
僕はもう一度海をかき分ける


몇 만원이 넘는다는 서울의 꽃등심보다
맛도 없고 비린지는 몰라도

何万ウォン超えるっていうソウルの霜降りには
味もかなわないし魚くさいかもしれないけれど


그래도 나는 안다네 그동안 내가 지켜온
수많은 가족들의 저녁 밥상

でも僕は知っているよ 僕がこれまで守ってきた
数多くの家族の夕餉を


나를 고를 때면 내 눈을 바라봐줘요
난 눈을 감는 법도 몰라요

僕を選ぶときには目を見つめてね
僕は目の閉じ方も知らないよ


가난한 그대 날 골라줘서 고마워요
수고했어요 오늘 이 하루도

貧しい君が僕を選んでくれてありがとう
お疲れさま 今日の一日も


나를 고를 때면 내 눈을 바라봐줘요
난 눈을 감는 법도 몰라요

僕を選ぶときには目を見つめてね
僕は目を閉じたりしないよ


가난한 그대 날 골라줘서 고마워요
수고했어요 오늘 이 하루도

貧しい君が僕を選んでくれてありがとう
お疲れさま 今日の一日も

・・・・


この若干昭和の香りの歌が、Lucid fallの静かな歌声だとぐっと来るんですねぇ。
ぜひ聞いてみてね。

ところで、仏教的な解釈だと、魚は目をとじないというところに哲学的な意味があるそうな。
そういえば、センソン作家 (訳すとさかな君?)も似たようなことを言ってました。
ふと・・高校時代の家庭科の授業を思い出しました。
「イカをさばくときのポイントは、目を合わせないことです」って。

蒼い夜そしてメイトです

2010-02-27 15:48:56 | 韓国ラジオ・テレビ・映画
年末の放送をいまごろようやくタシトゥッキしてみました。

(MBCはタシトゥッキあがるのが遅いんだけど、「まだかよ~」と思っているうちにすっかり忘れていた私。)





うはは。かみかみだなぁ~。

ホニルとジュニルの声は聞き分けできてないんだけど、たくさんしゃべってるほうがジュニルで横でケラケラ笑っているのがホニルかなぁ。

ところでホニルはラジオでフルネーム発音したら、イモニル。
→임헌일...ってぜんぜんわかりませんね。

そしてオルグル担当、ヒョンジェは出番なし。と。



こうやって第2のユ・ヒヨルが裏番組を担当してたなんて、フシギね。おけいはん。!!
(他に誰がこのネタ理解してくれるのか・・・)

プレゼントって難しい。

2010-02-25 22:45:19 | ひとりごと
ソトン(소통;意思疎通よりももう少しやわらかい意味で使っている気がします)って難しいよ。
僕たちがDJやってて、リスナーと気持ちがちゃんと通じたなぁ。って。
プレゼントを贈ろうと思ったらいきなりキムチ冷蔵庫しかないとかさ~。


昔のインタビューを偶然見かけて。
ヨンウがこんなことを言ってましたね~。

韓国語的な発想では「つまらないものですが・・」とは絶対に言わないので、プレゼント企画では「푸짐한 선물! ;たっぷり準備したプレゼント」という言葉がお約束。
確かに・・キムチ冷蔵庫が来たらびっくりしちゃうかもね~。

「カフーを待ちわびて」 追記

2010-02-22 16:22:34 | ひとりごと
「カフーを待ちわびて」はラブストーリーなんだけど、テーマは「家族の形」かなぁ?と感じました。

私は実家が好きで、それに輪をかけてうちの子達が私の実家が好きで、盆と正月とGWと年に3回里帰りすることもあります。

最近ずっと夫婦とか家族とか考えちゃうことも多かったし。


私たちの年代は自分が子供である実家の「家族」と自分が親になって子供を育てている「家族」とありますよね。まあ、一緒に暮らしているほうを「家族」と呼ぶのかもしれませんが。

自分が子供でいられる、親のいる「家族」の中では責任もあんまりなくのんびり甘えていられて心地よい。
けど、もちろんそのままではいられない。
「カフー」の主人公はこの受け入れてもらうべき親のいる「家族」の形を十分に味わっていないので、自分が親になる、あるいは夫になることにすごく臆病です。
親のいる「家族」を十分に味わっていないから次に進めないのかもしれない。

小説の途中で、「家族」の別の形も現れます。

自分が夫になって妻になって親になって「家族」を作っていくには待ってるだけじゃだめなんだろうな。
恋をして結婚して出産して、そういうひとつひとつもイベントだけどゴールではないし、「家族」をつくって生きていくのはイベントではないし、こっちにも実はゴールなんてない。
そしてどんなに首を長くして待ちわびていても向こうから「家族」が飛び込んでくることも落ちてくることもない。
自分で選んで探しに行かなくちゃ。

それはちょっとしんどいことだけど、楽しくてステキなことだといいな。(結婚13年目にしてまだ自信ない)

そんな続編が出たらいいな~。

「カフーを待ちわびて」 原田マハ

2010-02-21 00:16:16 | 
映画化されているのは知っていたけど、このお話が受賞した「日本ラブストーリー大賞」って、副賞が「映画化」なんですね~。沖縄のきれいな海が浮かぶラブストーリーです。

沖縄の小島での主人公のゆるゆるした暮らしが心地よさそうだなぁ、なんてあこがれているとゆるゆるした変わらない暮らしの裏に寂しさが透けて見えたり、ゆるゆるしているだけじゃダメなのかなぁ?と思わされたり。

最後がまたどんでん返しで、終わらないストーリーの始まりと言う感じ。



作者の原田マハさんはこちらも私の好きな原田宗典の妹さん。
キュレーターをしていた、というキャリアを聞くと、「ああ、だからこのペンネームなのね」と納得。
そして、図書館でまた納得。
マ行のペンネームのおかげで、五十音順の書架にお兄さんの本と隣り合って並んでいます。

(ペンネームかどうか調べたワケじゃないけど、ペンネームだよね?)

読書の海へ

2010-02-19 23:32:21 | ひとりごと
最近、深読みするのが楽しみ~♪

まずはあらすじを整理して、あとは本を読みながら頭の中に浮かぶイメージとか、書いていくんですけど、はまります。人間関係なんてドラマの登場人物相関図でおなじみですね。



韓国語の小説も、少し理解が深まる気がするし、カフカもかなりすんなり(・・というか、よくできてるな~!と感心します)わかりやすくなります。
はまります。時間がかかりすぎるのが悩み。

もう少し詳しく

ラジオからシンディ・ローパー♪

2010-02-18 19:36:13 | ひとりごと
Oh mammy dear we're not the unfortuneted ones?

ねえ、ママ。私たちってついてないって思わない?


27年目の Girls just wanna have fun に大いにうなずいたのでした。

この日はAn etrernal flame までかかっちゃったりして、ミュージックプラスの選曲がすばらしすぎます。


好きな歌はラジオで不意打ちに聞こえてくるのが一番うれしいかも。

でも引っ張り出してWalkmanにいれようっと。

Cyndi Lauper - Girls Just Wanna Have Fun (Music Video)



アニョ~、スドゥヨ!

2010-02-17 18:29:40 | うちのこと
타마상 아이들이 잘 지내요?

아녀, 수두요!

この間ジンちゃんと会ったときの挨拶。

「タマさん子供たちはお元気ですか?」
「ううん。水疱瘡!」


수두とか 불거리とか・・韓国語の教科書に出ない言葉をどこで覚えたかって、子育てしながら韓国語勉強してたからですよ~。


2年生のパダの水疱瘡が発覚してからぴったり2週間。
パラムの水疱瘡がでました~!明日証明書をもらって金曜日から登園する予定。

で、パダの水疱瘡って全くノーマークでした。


水疱瘡って「幼稚園で夏場に大流行」「発熱と同時に発疹」というイメージがあったのね。

今回、パダは夕方だけナゾの発熱が二日続き、治ったといって小学校へ行って帰ってきたら発疹。体が大きいので押さえ込んじゃったのかもしれません。
しかもクラスで3人だけ・・という小さな流行。
そもそもこのウイルスは気温の低く完走した冬場はあんまり活発じゃないんだけど、最近はどこも暖房と加湿が十分なので、1年中発症するそうです。


まあ、終わってくれたからいいんですけど。
こうして母の経験値は上がっていくのですね。

ずっと気になっていたんだけど・・。

2010-02-15 22:00:54 | 韓国語
ある日のテンテン。

ウジン ずっと気になってたんだけど、キミョンウなの?キムヨンウなの??
ヨンウ プサンで生まれ育ったからあっちはみんなキムヨンウっていうけど。
    こっち(ソウル)にきたらみんなキミョンウって言うよね。
ジヌァン 僕もキミョンウッシって呼ぶけど、自分では絶対キムヨンウって返すよね。
ウジン あ~、なるほど。変な話して悪かったね。ずっと気になってたもんだから。
ヨンウ 大丈夫だよ~。うちのオンマが喜んでるよ。


・・と言う会話があったんですが、大学の同級生として出会って14年間もやもやしてたわけ?

そういえば、名前と苗字の音のつながりって意識したことなかったなぁ。
キムさんの場合はㅁが強いから、リエゾンしたりしなかったりするのかな?
パク・ミョンスも、コソン パンミョンスだし。(自称巨星なので)
私も書くときにはパク・ワンソだけど、話すときには100%パグァンソです。パク・ワンソと分けて呼ぶ人を見たことがないです。
박 [방]は鼻音化ルールですね。

こういうのも地域差なのかしら??調べてみたらおもしろいかもね~。

時刻・期日の語につく「に」 ;再アップ。

2010-02-15 20:49:28 | ひとりごと
以前一度引っ込めていた記事ですが、気持ちの整理がついたと言うか、もう一度あげてみます。
昨日学生時代の同級生のJ君に会ったので聞いてみました。(ちなみに日本語関係で教員です)
「その晩に、僕は幽霊を見た。ってどうよ?」
「あ~、なくてもいいよね。ないほうがいいかなぁ。
 留学生の作文だったら直すよね。」
「うん。私も引っかかって。
 で、村上春樹が書いたら直す?」
「・・・。」

という会話がありまして。

やっぱり日本語を教えていると正しい・正しくない、と言うのとは別に「わかりやすい」とか「無難」を基準に見ているのだと思います。

もちろん、無難でおもしろくない服よりもがんばっておしゃれしたほうがかっこいいわけですが、母親として入学式に出るときには限りなく無難な方向を目指すことでしょう。

ところで、3年次編入の私も入学式に出るのです。
正直恥ずかしいのですが、なんだか事務的な連絡もあるようなので、行かなくちゃ~。
一番の心配は父兄席に案内されるのでは・・・大学1年生って初恋が実っていたら産めたかなぁ?という年ですね。
何を着て行ったらよいものか・・(悩)

では、以前引っ込めた話をコメごとどうぞ。

=以下以前の文です=

カフカのところで言葉足らずだったなぁ、というか、自分でもよくわかっていないまま書いてしまったので、もう一度調べてみました。

1 「に」がつくもの 
時刻・期日のあとには「に」がつきます。
「何月何日」「何時」「何曜日」※ テラさん、私これ間違えてました!!
など。

2「に」がつかないもの
ただし、「あした、明朝、午後、来年、昔、以前、最近、今、現在」などはそれ自体独立して用いられ「明日に終わる」などとは言わない。

とあります。(『基礎日本語辞典』より)

それで「今晩・昨晩・毎晩」などは2、に入ると思うのですが、「その晩」はどちらがいいんでしょうね?

実は、こういう使い分けって一線を引けるものではなくて、個人差がかなりあります。

韓国語の作文の授業では、「この日本語使う人~」「使わない人~」「違和感ない?普通なの??」と、先生が学生に多数決を取ったりするんですよ~。


テラさんはむしろかっこいいといっているので、そこはやっぱり違和感というか、特別な感じがあるのかもしれません。
村上春樹にとっては当然な言葉遣いで、私には違和感が残るのかもしれないし、
作家も違和感をわかっていてあえて使っているのかもしれません。

コメで多数決とってみましょうか?

「その晩に、僕は幽霊を見る。」

ってみなさん、どうですか?