ラジオのエッセイコーナーと言えば、作家がいい話を書いてDJがいい声で読んで、
一日の終わりにしみじみしてしまう、そんな時間。
なのに、ジヌァンのストーリーは最初からちょっと衝撃的。
久しぶりに音源をあげておきます~。
こちらからどうぞ。
배탈이 났다.
덥다고 찬 음식을 너무 먹어대서였을까.
아니면 더운 날씨에 상한 음식을 잘 못 먹어서 였을까.
도대체 오늘 하루
화장실을 몇 번이나 들락날락했는지 모르겠다.
お腹を壊した。
暑いからって冷たいものばかり食べまくっていたからか。
それとも気温が高くて傷んだ食べ物をうっかり食べてしまったからか。
一体今日一日で
何回トイレに出たり入ったりしたかわからない。
그래도 해야 할 일들은 많아서
옷을 챙겨 입고 밖으로 나왔는데
내 몸이 내 사정을 봐주지 않았다.
それでもしなきゃいけないことも多くて
服を着替えて外にでたんだけど
僕の体は僕の事情なんか考えてくれなかった。
외출 후에도 신호는 왔고
신호가 오면 난 화장실로 달려가야 했다.
그렇게 여러 번을 반복하고 나니 기운이 하나도 없었다.
다리에 힘이 풀려
아니 온 몸에 힘이 풀려 의자에 축 널브러지고 말았다.
出かけてからも信号は来て
信号がくれば僕はトイレに駆け込まなくちゃいけなかった。
そうやって何度も繰り返していると元気がすっかりなくなった。
足の力が抜けて
いや体中の力が抜けて椅子にだらりとのびてしまった。
"너, 꼭 종이인형 같다."
한 선배가 말했다.
바람 불면 훅 날아갈
흔들흔들 힘이 하나 없는 종이인형 같다고.
「おまえ、まるで紙を切り抜いた人形みたいだな」
ある先輩が言った。
風が吹けばひらりと飛んでいく
ゆらゆらと全く力のない紙の人形みたいだと。
내 느낌도 그랬다.
누가 내 다리를 잡고 거꾸로 흔들면
평소엔 잘 되지도 않는 웨이브가 출렁출렁 절로 될 듯
온 몸에 힘이 하나도 들어가 지지 않았다.
自分でもそんな感じ。
誰かが僕の足をつかんで逆さに振ったら
いつもは上手くいかないウェイブがざぶんざぶんと自然とできるみたいに
体中に全く力がはいらなかった。
그때였다.
"어..."
또 신호가 왔다.
배를 부여잡고 엉금엉금 화장실로 기어가는 날 보며 선배가 말했다.
"그렇게 싸고 또 쌀게 남았단 말이야?"
そのときだった。
「お・・」
また信号がきた。
お腹を押さえて笑ってごまかしながらトイレにはって行く僕を見て先輩が言った。
「そんなにしてもまだするものが残ってるのか?」
그러니까 말이다.
이제 단순히 배변을 하는 게 아니라
내 몸에 쌓여있던 모든 걸 밖으로 내보내는 느낌이었다.
だからなんだ。
これは単純に排便をするんじゃなくて
僕の体にたまっていたすべてのものを外に押し出す感じだった。
그래서 화장실에서 일어나기도 힘들었다.
정말 기운이 하나도 없어서
정말 다리에 힘이 들어가지가 않아서.
だからトイレから立ち上がるのもつらかった。
本当に元気が全くなくて
本当に足に力が入らなくて。
근데 왜 나는 그 상황에서
이런 생뚱맞은 생각이 들었을까?
ところでどうして僕はその状況で
こんな突拍子もないことを考えたんだろう。
화장실 몇 번 들락날락하는 것만으로도
과한 배변활동만으로도
이렇게 기운이 없는데
이렇게 온몸에 힘이 다 빠진 듯 힘든데
何度もトイレに出たり入ったりするだけでも
やりすぎな排便活動だけでも
こんなに元気がなくなるのに
こんなに体中の力が抜けてしまうほど辛いのに
내 전부라 생각했던 '사람'을 잃는다는 건
나를 가득 채우고 있던 '사랑'을 잃는다는 건
얼마나 힘들까.
僕の全てだと思っていた‘愛’を失うというのは
僕をぎっしり満たしていた‘愛’を失うというのは
どれほど辛いか。
그래서였나보다.
그 시절의 내가 그토록 힘들었던 이유.
그토록 흔들흔들
기운 하나 없는 종이인형마냥 출렁댔던 것.
아마도 그래서였나보다.
だからだったんだろう。
あの頃僕があんなになるほど辛かった理由。
あんなになるほどゆらゆらと
全く力のない紙人形みたいに揺れまくっていたこと。
きっとだからだったんだろう。
―SBS Power FM 스윗소로우의 텐텐클럽 より。
배탈이 났다 は「お腹を壊す」ですが、배탈だけで「下痢」の意味があります。
第一声が「下痢」って。
こんないい声で読まなくてもいいのに・・・。