たままま生活

子育ての間にこっそりおでかけ・手作り・韓国語・・・。
多趣味な毎日を紹介します。

ちょっと・・じゃないですよ~。

2011-10-31 23:14:48 | 韓国語
ゼミの時間に
アンケート作成のための読みやすい文章を勝手にオススメしていたんですが、

「박현욱も読みやすいよ。ちょっと下ネタだけど。」
「ちょっとじゃないですよ~。」
と、先生につっこまれました^^;

びっくり。

私物のロッカーがないので、オススメしたい本を先生の研究室に置かせてもらっている(後輩ちゃんたちも先生の研究室から借りてゆく)のですが、
ヒマで読んでみたらしい。

ええ、正直かなり下ネタです。
何せ、最初の言葉がこれですから。

우리 한 번 하자.

ちなみにこの本。
現代の韓国男子版ヰタセクスアリスで、読みやすくておもしろいんですよ~。



さて今日は男子が欠席で女性ばっかりだった上に
私がかぼちゃスコーンを持参していったので
ゼミの後半、女子会状態に。

(お菓子をもってゆくとお茶を入れてくれます)

いろんな話をして、女の生き方考えたりして、男性社会に毒もちょっと吐いて
すっきり。
楽しかったです。

コン・ジヨン『裸足で・・・』

2011-10-31 22:48:08 | 韓国文学
올해 이상문학상 수상작, 공지영의 를 읽었다.

소설이라기보다 산문이랄까 수필에 가까운 글인데 솔직히 아, 이런 글도 이상문학상을 딸 수 있구나 싶었다. 아쿠타가와상을 딸 수는 없는 듯.
이야기 내용은 북한에게 납치당했다는 일본번역가 H씨와의 만남과
자신이 겪은 DV,중군위안부, 아프가니스탄부터 아우슈비츠까지 폭력과 용서가 주제인 것 같아.
읽다보면 그럼 나는 가해자일까 피해자일까 생각하게 되는 어려운 이야기였다.
“말 사시미를 먹었다”는 이야기가 몇번이나 나왔는데 육식은 확실히 폭력을 연상시키는 면이 있는 것 같다.
내가 너무 생각했는지? (채식주위자 후유증?)한국에서 말을 먹지 않아서 그냥 충격 받아서일까…

今年の李箱文学賞、コン・ジヨンの[맨발로 글목을 돌다]を読みました。
글목はスペルミスではなく글と골목をあわせた作家の造語だそう。
こういうの、なんて訳せばいいのやら?
小説というより、散文というか随筆に近い文で、正直「あ、こんな文も李箱文学賞を取るんだなぁ」と思いました。芥川賞は取れないと思われ。
話の内容は北朝鮮に拉致された日本の翻訳家H氏との出会いと、自身が体験したDV,従軍慰安婦、アフガニスタンからアウシュビッツまで暴力と許しがテーマのようです。
読んでいると「では、私は加害者だろうか?被害者だろうか?」と考えさせられる難しい話。
「馬刺しを食べる」というエピソードが何度も出てくるのだが、確かに肉食は暴力を連想させる面があるように思いました。
私の考えすぎでしょうか?(『菜食主義者』の後遺症?)
韓国ではチェジュド以外馬を食べないというので、ただ衝撃的だったのかも。

「砂の駅」稽古風景/Creation_TheSandStation

2011-10-31 20:26:29 | ひとりごと
「砂の駅」稽古風景/Creation_TheSandStation


韓国キャストのお迎えに羽田空港に行ってきました。


日韓共同制作「砂の駅」日本公演は11月3日(木・祝)より世田谷パブリックシアターで上演されます。
三軒茶屋のキャロットタワーの下です。

興味のある方はぜひ。

詳しくはこちらから。

一番辛い人のために

2011-10-29 21:50:38 | 韓国文学
シン・ギョンスク作家のイベントでお話を聞いてからもう10日たってしまいました。


一番印象に残っているのは

저는 이 세상에서 가장 가엾고 슬프고 아픈 사람들을 위해 글을 씁니다.

私はこの世で一番かわいそうで悲しくて辛い人たちのために文を書きます。


と言う話。

シン・ギョンスク作家は好き好きの分かれる作家だと思うんです。
苦手。という人もいるし、はまればはまるし。

そして、私は。

2年前の[엄마를 부탁해]は、すっぽりはまって、大学に戻るぞ~!という決意を硬くしたものでした。

去年読んだ[어디선가 나를 찾는 전화벨이 울리고]はイマイチ。
そんなに辛く書かなくてもいいのにというか、登場人物をいじめないで><という気持ちになりました。

『離れ部屋』もアン・ウシク先生の翻訳で読んだけど、韓国の70年代後半から80年代の社会運動の方にばっかり気持ちが行ってしまって、パク・ジョンヒに抵抗していたはずの現大統領と、パク・ジョンヒの娘が同じ政党なのはなんでだろう?とか、知恵がついた分だけいらんことばっかり気になって、主人公の寂しさに寄り添えなかった気がします。


振り返ってみると、2年前は私はすごく辛い時期で、

去年大学に戻ってからは世界が広がって水を得た魚のように楽しくて
(「離れ部屋」を読んだのもこの時期)、

ちなみに今年前半、体調も悪くて仕事もなくて鬱々と男性社会だからだめなのよ!
と愚痴っていた時期に読んだ『菜食主義者』もとっても気に入ったのですが、
この本はうちの夫も怖がって読まなかったし、
後輩の男の子も読んだ後ずっと気持ち悪かったって。


シン・ギョンスク作家の本がぴんと来ないときは、私はちょっと幸せなのかな?と
思うことにしました。


同じ作家の本を同じニンゲンが読んでも、タイミングによって感じ方は違うんですよね。
シン・ギョンスク作家はそれだけ、読む人の心をいじると言うか、内面に訴える作家なのでしょう。


読者ごとにいろんな読み方があって、それでいいのだと思います。
そして、そんな感想を語り合えるのもいいですよね。

ちんまりとやっているBookCafeだけど、やっててよかったな。とおもう今日このごろ。



2011.10.26_TJ 替え歌イベント

2011-10-29 21:05:38 | Sweet Sorrow
2011.10.26_TJ


DJも復帰してますが、TJもやってます。

これは韓国の通信会社、SKがtwitterの担当(?)芸能人を決めて、
生放送の動画中継と連動させる企画。みたい。
中継のないときも、SweetSorrowのメンバーがまめ投稿したり、リツイートしたり
してるみたい。

twitterやってないので、ぜんぜん追いついていないのです。

10月いっぱいだったかも。


最近気がついたんですけど、YouTubeに行くと替え歌コーナーがおもしろ写真とともにたくさんあがってます。

ファンの方はぜひ見てね。

せっかくなので、替え歌の歌詞を。


テーマは「효도:親孝行」

점점 어려줘지네요
옷 선물 꽃 선물
결정하지 못하고
현금으로 하자
현금 짱이야
결국...

だんだん難しくなるね
服のプレゼント、花のプレゼント
決められずに
現金にしよう
現金が一番だ
結局・・・・

原曲はSweetSorrowの멀어져 でした。

替え歌されるのとか、ヘーキというか、好きだよね!すごく。
切ない歌声と現実的な歌詞が・・^^;



ジョン・ソンテ 『狼』

2011-10-26 21:08:59 | 韓国文学


ここ何年か李箱文学賞の佳作の常連のジョン・ソンテ作家。
ソウル留学中の後輩に送ってもらった短編集を読んでいます。
(BookCafeソウル支部の業務ですから・・)
短編を3つ4つ読んだだけですが、私は大好きで
みんなに「次の李箱はジョン・ソンテですよ!」と言ってます。

この人の小説はなぜかモンゴルを舞台にしたものが多いのです。
もともと共産国家だったモンゴルと韓国の関係はやっぱり日本人が考えるのとは違う感じを受けます。作家とモンゴルと何かご縁があるんでしょうけど、気になります。

短編集はまだ読み始めたばっかりなんですが、印象的な話をひとつご紹介します。
短編集の表題にもなっている『狼』です。

舞台は現代のモンゴル。
主人公の男性はモンゴルの民主化の中で家畜を売り財産を得て、固定のゲルを持ち定住し、キャンプ村を経営しています。
資本主義には懐疑的で、遊牧民の文化を大切に思いつつも遊牧を諦め、いつかは草原に戻りたい、と願いつつ、同時に草原に戻るのは自分が埋葬される日までこないとも覚悟しています。
男性は自由経済の中でタイミングよく財をなしたものの、虚無感から酒浸りの日々を送っています。
虹の国(モンゴル語では韓国のことを虹の国、と呼ぶんですって!ステキ)から来たハンターが狼を狩ろうとするところから物語は不吉に始まります。

モンゴル人は狼を恐れていて、狩の獲物にはしないといいます。
ましてや殺生が禁じられているラマ寺院の領地です。
物語は想像通り悲劇的な終わり方をします。

共産主義から自由経済へ、草原から都市へ。
急激な変化の中でモンゴルの人たちもさまざまな葛藤を抱えていたでしょう。
日本人や韓国人も共感できる部分があるはずです。

物語の中で、主人公の娘の片思いの相手が明らかになるのですが、それがわかってしまう意外な仕掛けと息をつめてじっと読みたくなる描写が印象的。(ネタばれなので書きませんが)

一人称=物語の視点が章ごとに変わるので、私たちにはちょっと厳しいところもありますが、
これが最後の章で効果的に効いてきます。(ネタばれなので・・以下省略)



モンゴルの草原でホコリっぽい風に吹かれてみたい・・・・とは思いませんが、
外語祭の時にはモンゴル科のゲルでボーズを食べたいなぁ、と思いました。

こどもにオリゴ

2011-10-24 09:37:29 | モニプラ・モラタメ
よく食べるうちの子達・・というものの、

次男だけは好き嫌いが多くて便秘がち。


オリゴ糖がいいのかな?

きらきらのシロップなので、ガムシロ代わりに使えそう。
飲み物だけでなくて、デザートにも使ってみたいです。

子供の好きなタピオカココナツも、作るたびに
「う~ん、砂糖多いな~」と思っているんですが、
これならカロリーも控えめでちょっと安心。

ゼリーにかけてもおいしそうですね。
私のオススメは麦茶寒。
濃い目の麦茶を寒天で固めて、ガムシロか黒蜜で食べます。

これから暖房が効いた部屋で冷たいものを食べるのもいいですよね。


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塩水港精糖株式会社

東京フォーラム 2

2011-10-20 22:10:02 | 韓国文学
野村詩人はアメリカ滞在中、チョン・ヨンムン作家をyoung moon と呼んでいたそうで、
「若い月、っていいじゃないですか、満月になる前の」と、
そして本名も「泳ぐ文ってまたいい漢字ですよね」と。

たしかに。両方ステキ。

今日は講演会の前に友達と待ち合わせでホテルJAL cityへ。
そこに泊まっていたらしい作家ご一行と、ばったり。

すぐにチョン作家が気づいてくれて(昨日・・ご挨拶をしたので)
어떻게 여기서?と。

偶然で驚いているようでした。会場の近くなので私にしたら偶然じゃないんだけどね。

この어떻게 って曲者で

①どうやってきましたか? (交通手段←初級だね)
②どうしてきましたか?  (目的←素朴な疑問)
③なにしに来た?!     (嫌われてるね・・)

て、いろいろ解釈できますね。


シン・ギョンスク作家も「昨日はどうも」みたいなアイコンタクトをしてくれて
翻訳院の院長先生も「おお、来たか」みたいなことを言ってくれて、

こういうところ本当に자상하네요!


普段は会えないみなさんにも会えて(世界は狭いな~と思ったり)

ippoyoさん、nikkaさん、ゆうさん!

반가웠습니다!!