先日、韓国文化院の韓国文学読書討論会に参加してきました。第一回の課題図書はパク・ミンギュ作家の『カステラ』です。
パク・ミンギュ作家は作風が変わるので、好きな時と苦手な時があるのですが、この作品集は文句なしに「読みやすーい、おもしろーい」というのが私の感想。
みなさんと意見交換をしてみると「読みにくかった」「つらかった」という人も多く、好みはいろいろですね。
日本と似ているようで似ていない、似ていないようでやっぱり似ている韓国の現実と、現実とファンタジー(というより強烈なアイロニーだと理解していますが)の間を自由に行き来するパク・ミンギュ節は、好きな人にはたまらなく、苦手な人は船酔いするのかもしれません。
とにかく、平凡ではない、強烈な読書体験になるのは間違いなし!
当日はクレイン出版の文社長からブック・デザインの裏話も。
この本の装丁はカステラをイメージしているんですって。そういえば、ここ、表紙裏のカラーリングなんておいしそう。そして、裏表紙の湯気の上がるカステラもおいしそう。
(私は、日本の出版物でハングルが踊っているデザインが素敵だと思います。)
美味しそうで面白いこの本、ぜひみなさん、本を手に取ってみてくださいね。
近所の本屋にないときは、電話してもらうのが一番うれしいそうです。
図書出版クレインの連絡先はこちら。
パク・ミンギュ作家は作風が変わるので、好きな時と苦手な時があるのですが、この作品集は文句なしに「読みやすーい、おもしろーい」というのが私の感想。
みなさんと意見交換をしてみると「読みにくかった」「つらかった」という人も多く、好みはいろいろですね。
日本と似ているようで似ていない、似ていないようでやっぱり似ている韓国の現実と、現実とファンタジー(というより強烈なアイロニーだと理解していますが)の間を自由に行き来するパク・ミンギュ節は、好きな人にはたまらなく、苦手な人は船酔いするのかもしれません。
とにかく、平凡ではない、強烈な読書体験になるのは間違いなし!
当日はクレイン出版の文社長からブック・デザインの裏話も。
この本の装丁はカステラをイメージしているんですって。そういえば、ここ、表紙裏のカラーリングなんておいしそう。そして、裏表紙の湯気の上がるカステラもおいしそう。
(私は、日本の出版物でハングルが踊っているデザインが素敵だと思います。)
美味しそうで面白いこの本、ぜひみなさん、本を手に取ってみてくださいね。
近所の本屋にないときは、電話してもらうのが一番うれしいそうです。
図書出版クレインの連絡先はこちら。