春休み消化イベント(?)の一環で動物園に行ってきました。「一緒に行きませんか?」「いいですよ」ということで家庭教師ニムも合流。動物の名前を韓国語で教えてもらおうっと。
園内にはいるとなぜか人だかりが・・。孔雀が見事におばねを広げていました、トイレの前で。ここの孔雀は放し飼いなので~、逢えたり逢えなかったり。園内外(近所の住宅地に行ってしまうことがあったとか・・)をうろうろしていて、子供が落としたとんがりコーンを拾いに来るほどフレンドリー。羽を切っていないのか(普通飛べないように切りますよね)バッサバッサ飛びます。あの大きさで飛ぶとかなりの迫力です。
迷子札をつけて、まずは子供が大好きな昆虫館へ。
「공중은 괜찮아요 ? (虫は大丈夫ですか?)」
「보기만이라면 괜찮아요.(見るだけなら大丈夫です)」
巨大バッタがお出迎え。
ここは温室の中にたくさんの蝶が放し飼いにされています。自然界ではありえない蝶の密度なので、虫が苦手な人はちょっと辛いかも・・。
うちの子供らはおおはしゃぎで蝶を追っかけまわしていましたが、家庭教師ニムはめちゃくちゃ腰が引けてましたよ~。
館内は人口の滝と小川が合って水生昆虫も展示されてます。
アメンボを見つけて
「韓国語でなんていうか知ってますか?」
「일본어로 뭐라고 할지 아세요 ?(日本語でなんていうか知ってますか?)」
と、探りを入れつつ、お互い知らなかったんですが、
韓国語では 소금쟁이 (소금は「塩」なので「塩んぼ」って感じです)というんですって。
「엿 같은 단 냄세가 나서 あめんぼ 라고 해요.
(飴みたいな甘いにおいがするからあめんぼっていうんですよ)」
正反対ですね。面白い~。
韓国は男でも虫が苦手な子が多いとか。ジソプもそうでしたね!韓国のゴキブリは日本のよりも小さいので、留学生たちは日本のゴキブリを見てびっくりするとか。
平日なのにめちゃめちゃ混んでいたのでライオンバスはあきらめて、アフリカ園を巡ります。
サーバルを見ながら、
「이 정도라면 집에서 키우고 싶어요.(このくらいなら家で飼いたいです。)」
「이것은 다 큰 거에요 ? (これで大人の大きさですか?)」
韓国語の形容詞の文脈によっては変化を表す、って奴がちょっと苦手だったけど慣れて来ました。
例:크다 大きい・大きくなる、 컸다 大きかった・大きくなった
다 큰 거에요? で、「すっかり大きくなったものですか?」=「大人の大きさ」なんですね。
象は 코끼리 で、アフリカゾウ・インド象は 아프리가 코끼리・ 인도 코끼리
ダチョウ:타조とキリン:기린 は漢字語なのでそのまんまです。
シマウマ:얼룩말 も「縞+馬」なのである意味そのままですね。
여기 침팬지는 너무 똑똑하니까 사육원에서 동천을 받아서 자동반매기로 주스를 사는 거에요.
ここのチンパンジーはとっても賢くて飼育係からコインをもらって自動販売機でジュースを買うんですよ~。
残念ながら買い物する姿は見られませんでしたが、赤ちゃんをオンブするお母さんチンパンジーは他人事とは思えません。ここにくるたびにうちの子より絶対賢いな~と感心してしまいます。
鶴やコウノトリ、など鳥がいっぱいいるコーナーにはこんなかわいいオブジェも。
オーストラリア園に入ると夕方の食事タイムだったらしく、カンガルーもコアラもお食事中。こんなに生き生きとしたカンガルーを見るのは初めて。コアラもちゃんと起きてました~!
この日はずっとママのベビーカーを無視して家庭教師ニムにだっこ~~、なパラムでしたが、なぜかコアラ館のあたりから「お姫様だっこ」がお気に入り。
「なんか、こうやってだっこしてほしいみたいです」
腕の中で暴れてその体勢にもっていってしまうみたい。ちなみに韓国では「お姫様だっこ」という言葉は特になく、でも恋人ができたらみんなしてあげるそうです。
アジアの動物を見るあたりからあんまり韓国語で話してないんですが、最後にオランウータン:오랑우탄を。
ちょうど頭上のスカイウォークを渡っていました。
ここには世界最高齢でとっても頭のいいオランウータンがいて飼育員さんたちもリスペクトをこめて「モリーさん」と呼んでいます。檻の説明がさん付けなので、見ているお客さんもみんな「モリーさんが・・ちゃっぴーさんが・・・」とちょっと敬語で笑えます。
敬語の方向がはっきりしている韓国では動物にさんをつけるのはありえないのだとか。
ちょうど暖かくて、風が涼しくて動物たちもすごしやすいのか、みんな活動的な姿を見ることができました。桜もちょうど咲いてましたよ。思いがけずのんびり楽しんで、閉園の放送に追われて帰りました。
でも、ちゃんとその後2時間韓国語の勉強したんですよ~~。