たままま生活

子育ての間にこっそりおでかけ・手作り・韓国語・・・。
多趣味な毎日を紹介します。

子供も大好きな「プルコギ味ドレッシング」

2014-06-22 21:17:20 | モニプラ・モラタメ
引き続きモラタメより。
ippoyoさんのブログを見て美味しそうだったので。

リケンのごちそうマジックシリーズよりまずはプルコギあじドレッシングをお試し。



プルコギをイメージした甘目のドレッシングです。
コチュジャンが混ざっているのでたまーにピリッと来るのですが、
全体的にまろやかなので子供に好評です。

水菜や千切り野菜などはドレッシングが絡みすぎて、しょっぱくなりすぎることがありますが、
このドレッシングだと細いお野菜に絡んでもちょうどいい感じです。



この日は豚丼、焼きナスとピーマンのおひたし、枝豆と、たっぷりのサラダ(水菜・にんじん・トマト)でした。

ポッカレモン「レモッテ」でカフェのお水の味

2014-06-18 22:53:04 | モニプラ・モラタメ
モラタメさんでお試ししました、こちら~。

「ポッカレモンLemotte(レモッテ)」は、レモン果汁、酸味料と華やかな香りでミネラルウォーターに合うように味を仕上げた10%レモン果汁入り飲料。

私は水道水OKなのですが、子供は「ジュース買って―」とか言いがち。
そんな時には
大きなグラスにたっぷりの氷を入れて、レモッテは子供が好きなだけ入れます。




冬だったらあったかはちみつレモンでもいいかも。

私のおすすめは冷たい水に酸味がわからないくらい、ちょっとだけ入れること。
カフェにいくと少しだけレモンの香るお水が出てくることがありますが、ズバリあの味です。


ボトルのドリンキングウォーターにいれるのもよかったです。

now reading

2014-06-07 21:26:17 | スマホより



今手元にある中で一番最近に出た本なので、奥付を載せておきますね。
この本は図書出版アジアから出ている現代韓国語文学のバイリンガルシリーズです。アメリカの大学の韓国文学の授業で教科書となるようです。
ご覧のように(3枚目の写真)本文と解説、作家紹介まで全文バイリンガルで英訳がついています。


日本人にどのような需要があるかわかりませんが、
1、韓国語で読んでみたいけど日本語訳があると引きずられてしまう(自分の言葉で考えて読みたい)でもやっぱり何かヒントがあると助かる。
2、英訳はいらないけど現代小説の短編を手頃に買いたい。
という方にはいいのではないでしょうか。
現在60巻まで刊行されていて、キム・ヨンス、キム・ジュンヒョク、イ・ギホ作家のものもあります。

この作品についていうと、実は1994年のチョン・ソンテ作家のデビュー作。審査評(解説)はヒョン・ギヨン作家がしています。都市がどんどん開発されていく当時韓国で農村に残った若者たちの閉塞感が自虐的に描かれています。韓国語のタイトルは「닭몰이」日本語に直訳すると「鶏追い」ですが、birdというのも大江健三郎みたいでいいんじゃないかと思います。
なにしろ作家は大江健三郎の大ファンで、文学トンネの世界文学全集でも『臈たしアナベル・リイ総毛立ちつ身まかりつ』の解説をしていますから。

「記憶をなくした者たちの都市」ソン・ホンギュ

2014-06-04 08:17:13 | 韓国文学

ー目が覚めたら見知らぬ部屋にいて、自分が誰なのか思い出せない。ポケットの中のスマホを手にしても、パスワードが思い出せない。

ここまではよくある記憶喪失もの。ソン・ホンギュ作家の短編、「記憶をなくした者たちの都市」では、町中の人間たちが同時に記憶を失い、戒厳令の敷かれた都市を描きます。
やっとたどり着いた自分の家では、妻と娘が待っていますが、みな記憶はなく、ぎこちなく過ごします。
夫婦には実は息子がいて、今回の事件で亡くなったと聞いても、記憶にない息子の死は実感できず、悲しみもわいてきません。
交通事故で死にそうな娘を前に、彼は父親として2人の思い出を語ります。
思い出などないのですが、彼女を記憶していること、思い出を共有していることが、娘を安心させます。


私が私である、というアイデンティティは私の記憶の中にだけあるのではありません。私一人が記憶をなくしたとして、「あなたはこういう人だ」と言ってくれる多くの関係の中で形作られていくのでしょう。
と、いうことをはっとさせられる短編でした。

今回の『李箱文学賞作品集』では、これが一番面白かったです。

だれだれちゃんのママ、とか、奥さんとか呼ばれるのは正直面倒くさいのですが、そんな関係が私とこの社会をつないでくれているのかもしれません。

ちょうど、小説の発生は個人の発生がなんとか・・・という本を読んでいた時期だったので、個人と記憶について深く考えさせられました。

拙訳があります。読んであげる~、という方は個人的にメールをください。