たままま生活

子育ての間にこっそりおでかけ・手作り・韓国語・・・。
多趣味な毎日を紹介します。

野菜の旬を考えよう。

2009-11-30 21:05:13 | ひとりごと
先週の授業では野菜の旬について。

「旬って言葉はわかりますか~。」

「あ~、オグリシュン。」


あはは。こうやって漢字を覚えてくれればそれでいいですよ。
それともわざとたま先生対策で話しているとか?

「えだまめは少し早く収穫して食べてしまうんですけど、
秋まで待っていたら何になるか知っていますか~?」

「豆腐!!」

加工しすぎです。
・・・・たぶん、答えわかっていたと思うんだけど、大豆って単語がでなかったんですね~。
かわいい~。


こうやって、恥かきながら(と限らず、いろんな経験を積み重ねて)単語を覚えていくのですね。


下の愛らしい寝巻き姿も、これで오붓하다 という単語を覚えたと思えば・・・。
(効率悪いですかね?でも楽しいからいいよね。)

One Sweet Day

2009-11-28 13:41:49 | 韓国ラジオ・テレビ・映画
SweetSorrowのテンテンクラブ、毎週金曜日はゲスト抜きで進行するOne Sweet Day。

週末にイベントがあったらいつでも録音できる、ナイスな編成でございます。
コンサもアルバム作業もあるし、ムリするな~!


このコーナーを紹介する言葉が

우리 텐텐가족끼리 오붓하게 지내는 시간 !

오붓하다 は「こじんまりと・心豊かに・充実した」という意味。

오붓한 방송、といったら、



こんな感じ??(笑)


なぜかリスナーの無茶ぶり遂行コーナーになりつつありますが、前回の美白パックに引き続きこの日のミッションは「잠옷;寝巻き」です。

左から順に、

ヨンウ、이마가 왜 그래? 언제부터 잘 못 된 건가 ??
    (おでこが広くなったと自分で言ってます)

ホジン、깔깔이。韓国の「綿入れ」は軍隊の服なんですって。軍服は貸与ですが、ホジンは除隊時にもらってきたみたい。

ウジン、日本旅行のお土産に買ってきた浴衣を愛用しているそうです。
でも立ち上がったら甚平だった。それ浴衣じゃないから!!

そして・・1人見切れているジヌァンは
「僕はパンツ一丁で寝るからお見せできません」だそう。
毛脛だけ見せてくれました。


寝巻き姿のDJが、「みんなのパジャマ姿を送ってね!」と呼びかけたところ、パジャマ姿の男子の写真が来たと・・ホジンが怒ってました。


こんな感じで・・오붓하다・・いかがでしょうか?    


春から大学生~♪

2009-11-27 16:29:37 | 韓国語
韓国語をもう少し勉強したいと思って
春から近くの大学の朝鮮語学科に通うことにしました。
しばらく忙しかったのは3年編入試験があったから。
38年生きてきて一番難しい試験でした。


3年編入ができるというのを去年の試験が終わったあとで知って、春から準備していたんです。

3年生になるにはある程度卒論まで見越してどの先生のゼミに行くか決めなくてはならなくて、それで「師匠探し」をしていたわけです。
ついでに2年生の授業をいくつか受けていて、これは2月まで出るつもり。


今からもう一度大学に通わせてくれる家族とサポートしてくれる夫にも感謝。
ますますマニアックな話になっていくかと思いますが、暖かく見守ってくださいね。

カフカの会のオフ会

2009-11-23 23:07:40 | 韓国語
12月6日の午後、大久保でおいしい韓国料理を食べます。

参加者は、テラさん@うりちべおみょん、
     nikkaさん@真夜中に会いましょう、
     そして、アドバイザーのジンちゃんと私です~。

まじめな(オタクな)韓国語話になるかと思いますが、
韓国語の勉強続けていったらどうなっちゃうのかな~?と気になる方、
ひそかに一緒にカフカを読んでくれている方などなど。

左のプロフィールにアドレスがあるので、メールしてくださいね。

陶磁器 byホヨン リンク追加しました。

2009-11-22 21:58:35 | 韓国文学


今日読んでいた軽めの読み物。

ネイバーの人気ブログを書籍化したもので、考古学専攻の女子大生が漫画で描く陶磁器にまつわるお話です。

かわいらしく、時にノスタルジックで、時に現実的すぎる漫画の後に、その想像の種になっている陶磁器がひとつずつ紹介されています。

イラストがとってもキュートで、言葉も話し言葉なんだけど、なんといってもよい意味でオタク特有の自由な想像力がステキ。
ものすごく共感しました。

作者はもちろん賢いお嬢さんでスヌンに勝ち残って好きな勉強をしているのでしょうけど、受験競争が熾烈な韓国社会では、好きな勉強にめぐり合えるのはとっても幸せなことなのだろうと思います。


以前韓国の学生が
「日本には技術者を芸術家として大切にする文化があってうらやましい」と言う話をしてくれました。

確かに韓国で陶芸家が芸術家扱いになったのは最近のことのようで、この本に紹介されている陶磁器には作者の名前がありません。
日本だったら、ある程度さかのぼったら「XX作」なんて箱に入れられて、私たちも「ほ~、あの人の作品だったらすごいよね。あ。でも、贋作かも・・・」な~んて目で見てしまうでしょう?
名のない作家の作った陶磁器はその分、純粋に評価されているところがあるかもしれません。
(もちろん割れやすい陶磁器が何世紀も残っているところに歴史的な価値もあるのでしょうが)


作者はブログ掲載当時は学部生で(今は何をやっているのかしりませんが)、研究者でもなく教職者でもなく、名もない学生だからこそこんな自由でかわいらしい本を書けたんだと思います。

素朴でステキな韓国の陶磁器に通じるものを感じました。


こんな人におススメです。


小説は難しいけど、韓国語の本を読んでみたいなぁ。

韓国の陶磁器に興味があるんだけどどこから勉強したいのかわからない。なんだか難しそうだし・・。

Sweet Sorrowのソン・ウジンのファン。(ウジンのおススメですよ~)


・・韓国文学のカテゴリーを作ったのですが、いきなり番外編ですね。


リンク追加

うちの子も読んでいるので、韓国語わからなくても楽しめるのだと思いますが、言葉もおもしろいので訳してみました。
スキャンしたものをgooに持ってくるとサイズがおかしくなってしまうので(私だけ?)
こちらからどうぞ。

リンクはトップページなので、トップが変わっていたらちょっと探してみてくださいね。 左の 「책」カテゴリーに入れておきます。

とってもかわいいのでゼヒごらんあれ。

うつりました~。

2009-11-21 12:13:36 | ひとりごと
新型インフルうつりました~。
30代だから!!!

がっつり・・というわけでもなく
「うっすら出てるわね~」くらいの反応。
子供のついでがなかったら病院にいってないと思います。

ここ2・3日ず~っと微熱で布団にはいるとケンケンしつこい咳が出て眠れなかったので、扁桃腺かな~?と思ってたんですけど。
もともと疲れると扁桃腺がはれることが多いのと、インフルってもっと高熱があがるイメージがあったので。


それよりもこの1週間病気の子供たちと家にこもっていて精神的に限界です。
夫が忙しくて夜も遅かったし、今日も明日もいないの。

来週は姑が休んで子供を見てくれる(三男はインフルこじらせて気管支炎になってしまいました~)そうだけど、そうじゃなくて私は夫婦で力を合わせて子育てがしたいです。


ママ友達は運転をしないので、今朝も診察券出し、送り、迎えとご主人が3往復してあげていたり(もちろんご主人が休めないときにはタクシーだったり彼女が大変なことは理解しているけど)、
他にも夫婦そろって病院に来て「じゃあ、僕だけお先に失礼します」って私たちにも申し訳なさそうに頭を下げているお父さんもいるし(うちの小学校で一番子煩悩で有名なお父さんです)

「うちのパパも何にもしないわよ~。あはは」というママもいるし。
比べても仕方がないことはわかるけど、自分の体調が悪いせいもあってネガティブまっしぐらです。


私が世界で一番かわいそうだと思う。
少なくともうちの家族で一番大変だと思う。

結婚しなければよかった~というところまでまたさかのぼって泣いてます(涙)



星の野原 by コン・ジヨン  2

2009-11-20 19:03:06 | 韓国文学
「星の野原」の感想はこちら

最後の中編小説「星の野原」から。
心に残った文章だけ、紹介しておきます。


父親たちの集まりを見ながら生き別れの母親を想像するところ。

저 늙수그레한 아저씨들에게 청춘이 있어서 아직 아이도 주름살도 없었다는 것이 상상되지 않았지만 무언가, 그녀가 알아내고자 하는 엄마에 대한 느낌이 있었다.

한 번도 보지 않았기에, 그 상상은 더 쉬워서 간호복을 입은 한 무리의 젊은 여자들이 횐 국화다발처럼 서러 어깨를 나란히하고, 제가 젊어서 얼마나 아름다운지 몰라서 더욱 아름다운 얼굴로 베를린이라는 도시를 행진하고 있는 그런 환영.

その老け込んだ中年男たちに青春があり、そのときは子供もしわもなかったとは想像もつかなかったが何か、彼女が見つけ出そうとしている母親に対する思いを感じた。

一度も会っていないから、それはより想像しやすく、看護服を着た一群れの若い女性たちが白い菊の花束のように互いに肩を並べて、自分が若くてどれだけ美しいか知らずにだからいっそう美しい顔でベルリンという都市を行進している、そんな幻影。


朝鮮戦争からベルリンにいたる話

"우리집, 육이오 때 면장 하던 할아버지 인민군들에게 처형당하고, 우리 삼촌들 공산당 하다가 지리산에서 다 돌아가셨다고 했는데...
우리 엄마 날 여기 보내면서 좋은 나라 가서 살아라,공산군도 없고 국방군도 없는 넓은 나라 가서 살아라, 하면서 우셨는데 그 지긋지긋한 무슨 주윈가 여기 독일까지 쫓아와서 내 친구를 반쯤 죽어놓은 거야.
난 그 때 알았어. 남극에 간들 복극에 간들...우리는 그걸 벗어날 수 없다고."

「私のうちはね、朝鮮戦争が始まったときに村長をしてたおじいさんが人民軍に処刑されて、いとこたちは共産党に入って智里山でみんな死んじまったって。
うちのお母さんが私をここに送り出すときにいい国にいって暮らせと、共産軍もなく国防軍もない広い国へ行って暮らせと、いいながら泣いていたよ。それなのに、あの忌まわしい何とか主義だかが、このドイツまで追いかけてきて私の友達を半殺しにしたんだ。
私はそのときわかったよ。南極へ行っても北極へ行っても私らはそこから抜け出すことなんてできないって。」


コン・ジヨンのよいところはどんなに重くて深い話でも平易な言葉で書いていること。
上の文章と下の文章とは内容も、なにより現実の重みが全く違うけど同じシンプルさで語り切っていると思います。

白い菊の花束のように・・・ってくだりがすごく好きです。
シンプルだけど、とっても韓国的な言い回しだと思います。



星の野原 by コン・ジヨン

2009-11-20 10:33:26 | 韓国文学
韓国って日本よりもドイツとの関係が深いみたい。
・・というのはうすうす感じていたのですが、歴史があったんだなぁ。



「韓国人in ベルリン」というくくりで6編の短~中篇小説がまとめられています。
これを書くために取材もかねて1年ベルリンに滞在したとか。

パク・チョンヒ政権下で外貨獲得のために多くの若い女性が看護婦として、男性は鉱夫として当時の西ドイツに渡ります。

労働者として渡独したもの、そして帰国したもの。帰国せずに現地のコリアンタウンで働くもの。その二世たち。

学生としてドイツに行ったもの。経済発展した韓国の現地駐在員。また、その妻として現地に行ったもの。

韓国人同士での結婚とドイツ人に嫁いだ韓国人。(←かなりひどく差別されているよう)

それぞれの矜持と優越感と劣等感がない交ぜになっている話です。


コン・ジヨンの小説で明るい話なんてないけど、今回もまた、行ったことないけどドイツの冬の低い雲のようにどよ~んと重い話です。


어릴 적 외국사람들이 우리 나라의 파란 하늘을 보고 우리나라를 다시 찾는다는 글을 교과서에서 읽었어요.
그 후 파란 하늘을 볼 수 있는 것은 우리 나라 뿐인 줄 알았어요.
그런 생각은 외국여행과 함깨 께져버렸지요.

子供のころ外国人が私たちの国の青い空をみて、また韓国を訪れるのだと言う文を教科書で読みました。
それからは青い空をみられるのは韓国だけだと思っていました。
そんな考えは海外旅行に行ったら砕けてしまったわ。


と、オンニがこの間手紙に書いてくれた言葉を思い出しました。


언니, 이 책에 나오는 사람들이 다 한국 파란 하늘을 많이 그리워해요.

と伝えたいです。あ~、また手紙書こうっと。


最初の短編に離婚して手放した娘をニュージーランドに迎えに行ったらぐれて髪の毛を真っ赤に染めていた・・とありますが、これたぶん彼女の体験談ですね。


そして、ドイツに対して、日本人の私たちには決して感じられない思いがそこにはあるのです。

동지 という言葉が出てきてはっとしました。

共産圏の中の離れ小島であるベルリンで、韓国人が生きるというのは気づいてしまうとずしんと重いことのようです。


枯葉も舞っているし、秋の夜長にちょっと暗い小説が読みたいわ。
コン・ジヨンは読んでいて胸がつまる感じがサイコーでしょ。

と言う方にはおススメです。
私は後者なので、読み応えありました。
そして最後にちょっと泣きました。




マフラーを編んでいたのは?正解は!

2009-11-19 15:04:38 | Sweet Sorrow
まずは出題編からどうぞ。

で、さんざん引っ張っておいてなんですけど、こちらの音源でどうぞ


内容かいつまんで、コメにあげておきます。

編み編みしてる手つきとか、「やってられるか~」と放り投げるしぐさとかめちゃくちゃかわいいので、おけいはん。とこでどうぞ




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     34歳           32歳

いい年して・・(苦笑)