影が濃くなっても、涼風を感じても、虫の音を聞いても、8月中は、やっぱり夏。
今日から9月。
カレンダーをめくったら、気持ちもすっかり秋。
昨日の続きの今日なのに・・・。
大晦日31日と翌日お正月の気分に少し似た感じ。
萩の花。
私が時々書く工藤直子さんの詩「秋の手帳」
この詩で初めて工藤直子さんという詩人を知りました。
彼女の詩の中でこの詩が1番好き。
秋の手帳 工藤 直子
ついきのうまで
入道雲が ドーダドーダと胸をはっていた。
それがなんと きょうは
いわし雲が 高い空いちめんに泳いでいる。
ついきのうまで
太陽は パンツいっちょで のっしのっし、
それがなんと きょうは
太陽ったら ヨソイキのシャツで ふふふ。
林の木々は こずえの先に
あかるい風の通り道をつくったし
山も 祭りの準備の飾りつけをしたし
ほらごらん 萩の花もさきはじめた。
あかい小さな花びらが 点々とつらなり
ああ 恋文のようだ
夏と秋よ おまえたち
「きのう」と「きょう」のあいだで
どんな話し合いをしたんだい?
季節の神さまから新しい手帳をもらって
すこしドキドキする。
--------これからの日々に
何を書き込むのかわたしは。
ね、この詩、今の季節にぴったりでしょ!
さ、私も秋の手帳に何を書き込みましょう。
この秋の目標かな。
いい本を読む。
素敵な音楽を聴く。
スポーツに熱くなる。
等など。
でもやっぱり、寒い季節に向かう秋だから、人に優しくなろうって書き込もうかな。
今日の私の小さな幸せ
女子バレー、フルセットで勝ちました。
1セット目、ア~今日は楽勝だわ、何て思っていたら、2セット目、まるで違うチーム。強烈スパイクが突き刺さります。
後、2勝しないと、決勝リーグに出れないのに今日負けたらと不安がよぎります。
それが、3セット目、復活。よっしゃ、いただきと思いきや4セット目又、やられました。
最終セットは先攻しないと15点。
いい感じで進んでいたら、逆転。
あ~もうだめ~!!!
と悲鳴をあげていたら、なんとまあ、木村選手頑張りました。
本当にいい試合でした。
日本選手達、強くなりましたね。
後はイタリア。
ガンバレ、ニッポン!