あれ~ここはどこ~?
さて、わたしは何の上をちょこまかと歩いているでしょう?
これでわかった~?
ピンポ~ン!
そう、でっかいでっかい白菜の上。
家で作っているのを、今日、会社でいただきました。
赤ちゃんを抱くようにして、持って帰りました。
持ち重りがするこの白菜。
早速、体重測定。
身長・・・40センチ
体重・・・6.4キログラム
くびれのない胴回り・・・79センチ
いつもいつも新鮮な野菜をありがとうございま~す。
時々、ブログで、マイ雑巾だの、嫌味な上司だのと悪口言ってごめんなさ~い。
心から謝ったところで、今日は今の季節にぴったりの詩を・・・。
(前ふり、ながっ!)
歳晩悲傷 中村 稔
いくたびか時雨がとおりすぎ
ほそい枝々に残っていた柿の実が腐りゆき
ツワブキの花もすでに萎れ、歳末に近く
ケヤキがしきりに落葉を散らしている。
襲いかかるように、つかみかかるように
今年も何人かの故旧が奪いさられて
私の周辺はまたいっそう寂かになった、
ふりかえれば寂かな時間がつもっている。
私たちは寂かな時間を駆けぬけてきた、
駆けぬけてきたわけではない、私たちは
いつも同じ場所にとどまっていたのに
慌しく多くを奪われ続けてきたのだった。
赤い柿の実もつわぶきもの黄の花弁も
褐色のケヤキ落葉も幻であって、行方には
時間が白い闇のように停っている。私たち、
その闇のなかにまぎれゆく生物たち!
少し、難しい(?)詩。
でも、じっくり読んで、自分なりに考えてみるのもいいかも・・・。
寂かな・・・これなんて読むのかしら?
今日は1日中、時雨れていたのですが、今はその雨もあがっているようです。
今日の私の小さな幸せ
白菜の中から、テントウムシがでてきたこと。