小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

自分の感受性くらい

2006-02-17 00:11:43 | 小さな気付き

朝、めざましテレビの後、とくダネ!をみるのですが、佐々木アナ、9ヶ月で別居、離婚?。

小倉さんをさりげなくフォローされている姿に、いつも素敵な女性だなあと思っていたのですが、私生活、大変だったんですね。

そんな事を微塵も感じさせずにお仕事しなければいけないなんて、うわ~大変だ~。

お二人とも忙し過ぎて、

「ねえ、ねえ、聞いて、聞いて。今日こんな事があったのよ。」

なんていう会話を交わす時間がなかったのかしら?なんて・・・。

でも、佐々木アナ、これからもお仕事頑張ってくださ~い!!!

 

今日は、最後の一行に心臓をバキュ~ンと打ち抜かれるような詩を紹介します。

打ち抜かれてください。

茨木 のり子

「自分の感受性くらい」

ぱさぱさに乾いてゆく心を

ひとのせいにはするな

みずから水やりを怠っておいて

気難かしくなってきたのを

友人のせいにはするな

しなやかさを失ったのはどちらなのか

 

苛立つのを

近親のせいにはするな

なにもかも下手だったのはわたくし

 

初心消えかかるのを

暮らしのせいにはするな

そもそもが、ひよわな志にすぎなかった

 

駄目なことの一切を

時代のせいにはするな

わずかに光る尊厳の放棄

 

自分の感受性くらい

自分で守れ

ばかものよ

 

ばかものよと言われ、ぶっ倒れませんでした?

最初にこの詩を読んだ時、思わず

「ごめんなさい」

って言ってしまいました、私。

ところで、この自分で守らなければ感受性とは?

感受性:外界の刺激を受け入れる感覚の働き。ものを感じとる力。

相手の気持ちを思いやる心、美しいものを心から美しいと感じる心。

ほっとけばほこりがしてしまいそうです。

「ばかものよ」ってしかられないよう、ダスキンかけとこ~っと。(ちょっと違う?)

 

今日の私の小さな幸せ              

庭の花が春の優しい雨にうたれていました。                 

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オリバー・ツイスト

2006-02-15 23:24:26 | 映画

涙のあと

   幸せはやってくる

 

「オリバー・ツイスト」

 

今日、友達が退屈してるだろうと映画に連れて行ってくれました。

週刊文春でおすぎさん達が★★★★★。

よっしゃ、観ておかなくては。

 

監督 ロマン・ポランスキー (戦場のピアニスト) 

原作 チャールズ・ディケンズ

戦場のピアニストも観て思いましたけれど、この作品も映像がとっても綺麗です。

あらすじ等詳細はこちらを→「オリバー・ツイスト」(手を抜きすぎ)

主人公オリバー。

9歳にして天涯孤独。

幾多の困難にもめげずに、綺麗な心を失うことなく生きていく姿に

「頑張れ!」

と母性本能がくすぐられます。

そのオリバー少年、

「ありがとうございます。」

「感謝します。」

といつも相手に対して心からその言葉を口にします。

その汚れのない真直ぐな心に、人はひきつけられ彼を助けるんですね。

 

このオリバーを演じた少年(ハリー・イーデン)、可愛いくて天使のようです。

ロンドンまで70マイルの道のりをそこに行けば幸せになれると信じているかのように歩き続けます。

やっとたどり着いたロンドンで知り合うスリの少年ドジャー。

このドジャー役の少年(ハリー・イーデン)が、リバーフェニックスに似ています。

 

泣けると思い、ハンカチ手に持って用意していましたが、最後のシーンで1回ポロッときただけでした。

でもとってもいい映画でした。

衣食住に恵まれた今の子供達がこの映画を観て何かを感じてくれたらいいと思うのですが、きっと別世界の出来事だと位にしか思わないのでしょうね。

「おかわりください」って言って救貧院おん出されるんだぞ~(上はその場面)

食べ物粗末にするな~!!!!

と叫んでみても・・・・。

 

今日の私の小さな幸せ

「オリバー・ツイスト」観れたこと。

 

 

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ビュティーコロシアム

2006-02-14 21:31:49 | 小さな気付き

観ました?観ました?

何をって?

ビュティーコロシアム!!!!

前回もみんな本当に綺麗になるのにびっくりしましたけれど、今回もすごかったですね~。

前回、フランケンと言われて34年間、いじめにあったり物凄く悩まれていた女性。

へんし~ん。

ふわ~っとした春のようなイメージの女性に生まれ変わりました。

すごい、すごい。

西村知美ちゃんほどではないけれど、私も同じ女性として嬉しくなりました。

親からもらった顔だけど、でもこれで自信がもてて性格が明るくなればいいじゃないですかね~。

でも、テレビを観た人が、これまた色々言うだろうけれど、それを一々気にして、今度は性格ブスになってしまったら大変。

もう開き直っていきいきと生きて欲しいですね。

 

あ~、私も・・・。

和田さん

「では、どことどこを?」

「目と鼻と口と・・・」

和田

「金がかかりすぎます。インターバルをおきましょう。」

ってか・・・。

 

よ~く考えよ~、お金は大事だよ~、見た目も大事だよ~♪

「ねえ、ねえ、お父さん~。」

「今のままでじゅうぶん、お母さんが1番。」

あらら・・・。

 

今日の私の小さな幸せ

一人暮らしのお友達がカローラの新車を買ったら、auの携帯もらったから使い方を教えてとのこと。

簡単な使い方だけ教えてあげたら、物凄く喜んでくれました。

あれくらいの事であんなに喜ばれるなんて・・・。

 

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2月14日

2006-02-13 23:31:38 | 小さな気付き

今日はバレンタインデイ イブ。

近くにとっても人気のケーキ屋さんがあります。

このケーキ屋さんの名前「2月14日」って言うんです。

いつもお店にはお客さんがあふれています。

クリスマスにはそこの道路が渋滞を起こすくらいです。

人気の秘密はケーキも勿論美味しいのですが、お店の方たちの対応がとても丁寧なんですね。

ケーキを包装している間、試食をさりげなく差し出してくれたり、店の前に駐車している車までお見送りまでしてくれたりします。

こういうのをわずらわしいと思う人もいるかも知れませんが、悪い気はしません。ケーキ一つくらいでここまでしていただいてって思うんですね。

これはそこのミルフィーユ。

お見舞いコメントの御礼です。 目でお召し上がりください。

美味しかったですか?って・・・。ふふふ、なわけないですね。

 

さ、話かわりま~す。

土曜日の朝日新聞の読者と生活から

相談室

相談者 22歳 女性

私は他人に嫌われたくないという気持ちが強く、誰に対しても「いい人」を演じてしまいます。・・・・・嫌われたくないという気持ちから解放されるにはどうしたらよいのでしょうか。

回答者 堀田力さん(今、報道ステーションに出られていました)

人に嫌われることを過度におそれないようになるには、人の評価より自分の評価を重んじることです。

人がどう思うかより、自分を好きになることの方が先です。

ある高齢者用の施設をボランティアとして訪問した中学1年の女子生徒が、感想文を書いています。

「訪問する前は、中の人たちを不快にさせないようにと心配でいっぱいでしたが、行ってみて、私はこういうことが好きなんだとわかりました。

そしたら、うれしくなって、みんなに幸せになってほしいと心から思えました。

これからも、だれかを幸せにするために、自分をもっと幸せにしたいと思います。」

好きなことを沢山みつけて、もっと幸せになって下さい。

 

この感想文とってもいいですよね。

人を幸せにするためには、まず自分が幸せになる。

自分が自分を好きになってあげなくちゃ、自分も嫌いな自分なんて人だって好きにはなってくれませんね。

と、わかっているのですが、やっぱり時々自己嫌悪におちいります。

でも自己嫌悪できるのは人間の証ですよね。

自己嫌悪をする事がないような人は、お友達にはなれないような気がします。

でも自己嫌悪に酔っ払う事だけはさけたいですね。

酔っ払うのはアルコールだけで・・・。あ~いとしの生ビールく~ん!!!

 

今日の私の小さな幸せ

朝はとっても冷たかったけれど、日中は春の陽光が一杯。

先週は小雪を見ながらコタツで猫ちゃんに。

今日は、日向ぼっこしながらまたまた猫ちゃんに。

 

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春咲小紅

2006-02-13 00:08:39 | 小さな気付き

あらあら原田選手、やっちゃいましたね。

その心中を思うと・・・。彼の人生ってある意味凄いというか何ていうか。

団体戦にまわれるのかしらね。

開会式で、オリンピック旗をソフィアローレンとスーザン・サランドンが持っていたのにびっくり。

ソフィアローレン、背筋を真直ぐに伸ばして凛と歩かれていました。

私、レンタルビデオ屋さんに行って「ひまわり」借りてきました。

明日ビデオ鑑賞です。きっと泣きます、これ観たら。

 

数年前に買ったニューミュージック大全集のCDを聴いていたら今の季節にぴったりの曲見つけました。

歌えます?

春咲小紅

糸井重里さんの作詞ということを今日しりました。

男性が女の子の気持ちをこんなに可愛らしく書けるなんて、とっても不思議です。

太宰治の「女生徒」っていう小説を読んだ時も本当にびっくりしました。

多くの女性とつきあって、お付き合いしながら女性ウオッチングされるのでしょうかね。

 

今日はおちがない~!

 

今日の私の小さな幸せ

庭の黄水仙が次々と咲いてくれている事。

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誉められちゃいました

2006-02-10 23:55:26 | 小さな気付き

あれから一週間。(きみまろさんふうに)

今日病院に行ってきました。

先週の今頃、並べられている週刊誌も大画面のテレビも見る気にならず、じ~っと目を閉じてひたすら名前を呼ばれるのを待っていたっけ。

今日はギブスが短くなるのが嬉しくてへらへらした顔。

やはりそんな顔は周りの人にもわかるようで

「どこがお悪いのですか?」

って横に座られていた方に話しかけられました。

「手首と指先なんですよ。」

と、私。

「私も手首なのよ。」

と、反対側の女性も参戦。

「私はね・・・・。」

カ~ン、ゴングが鳴らされました。今まさに骨折自慢大会の熱きバトルが開始されました。(古館さんふうに)

は~みんなすごい。私の骨折なんか相撲で言えば幕下。

横綱級の方がそんな私を見て

「でもあなた両手は凄いわ。」

きゃ~、小結くらいに昇格、やりぃ~!

骨折自慢大会続行中、一人名前を呼ばれ、又一人と治療室に入っていかれます。

で、出てこられる方に投げかける言葉。

「つきました?」

小包じゃなくて、骨の事。

「まだです。」

「あ~そう。」

又次の人。

「つきました?」

「まだ。」

私、あんまりみんながつかない、つかないって言うから

「アロンアルファでいいからつけてもらいたいですよね。」

って言ったら、受けてしまいました。

おバカな事を言ってたら私の順番。

先生の机の前に今日撮ったレントゲン写真。

がくっ、先週とち~とも変わってません。

私もアロンアルファ組みだわ。

鳥越俊太郎似の元気先生が

「おまたせしました。」

と言い、それから私のレントゲンをみて

「う~ん」

(いやだよ、いやだよ、不吉な予感)

「いや~、上手な折れ方してますね!!!!」

がくっ。

「ここみて下さい、ね、少しもずれてなく本当に上手に折れてますよ。」

「・・・・・」(喜んでいいやら、悪いのやら)

「上手には折れてますけど長引きますね。」

「・・・・」

 

というわけで、ギブスは短くはなったのですが、鉛筆握れない右手では仕事復帰も無理。(パソコンは使えるんですが)

やっぱりへこみました。

よかったじゃん、オリンピックあるし、昼ドラも観れるしと自分に言い聞かせても、やっぱり自分の分の仕事を職場の人に負担をかけていると思うと・・・。

へこんだ私をみたダンナが

「何もできないのはいいけど暗い顔はだめだ。」

と活をいれられました。

 

少しあせってしまったようです。

まだ一週間しか経っていないのにね。

能天気なことだけが取柄の私でした。

気を取り直して、又おちゃらけて過ごします。

 

今日の私の小さな幸せ

病院で骨折友が沢山できたこと。

ダンナに活を入れてもらったこと。

元気先生に「骨の折り方を誉められた事」

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営業をせいするものは、すべてをせいす!

2006-02-09 23:35:25 | 小さな気付き

             

今日は昨日の小雪がちらつく天気とは打って変わって快晴。

天気晴朗気分爽快!(顔も自分で洗えないというのに・・)

春の陽射しに嬉しくなって、庭に出てみると、利休梅の新芽がますますふくらんでいます。

苗をいただいた時は、50センチ位だったのですが、数年して私の身長をこえてしまいました。

 

家にいると、毎日色んなセールスの方が来るんですね。

最初の日は、乳製品の宅配。

7,8種類もの試飲品。アンケートとかも無し。瓶を洗って返すだけ。

「いいんですか?」

「はい、試しに飲んでみてください」

とあっさりと帰って行かれた。

ラッキ~!うんうん、これはカルシュームが一杯入ってるんだ。

これは、お腹にいいんだ、ふむふむ。

鉄分補給したいならこれか~。

骨折る位だから、このカルシューム2.5倍っていうのたのんでみようかな。

 

翌日はウエディングホールのセールスの方。

 

で、今日も庭に出ていると、又乳製品を持った方が。

「あ、先日違う方からいただきましたよ。瓶洗ってますから。」

「あ、それ、多分違うメーカーだと思います。うちは、森永です。」

そう言われれば、どちらもMだけど、前のは明治だったわ。

「どうぞ、どうぞ、ぜひ飲み比べてみてください。」

じゃあと私手を出したら

「きゃ~、その手どうされたんですかあ~!!!!!」

「あ、これ?転んだの。」

「きゃ~、転んでそんな事になりますか~!!!!」

プチ、カチン!

「ハハハ・・・、あなたも気をつけてくださいね。」

と私。

「あ、こんな時はカルシュームです、カルシューム。この商品カルシュームが沢山入っています。○×△●▼・・・・・。←まだしゃべっている(以下省略)」

「あ、ありがとう・・・・」

 

セールスって難しいお仕事ですね。

私の骨の事を心配して熱く説明してくれたんだけど、さらっと置いて帰られた最初の方にたのもうと思いましたよ。

人間の心理って不思議ですね。

恋愛にも言えますね、追えば逃げる。逃げれば追いたくなる。

 

今日の私の小さな幸せ

明日病院いってきま~す。

右手のギブスが今ひじの上まであるのですが、明日ひじの下からになるって先生が言われていたので、楽しみ楽しみ。

そしたらあんな事もこんな事もできるようになるわ~。(浮かれすぎると又すっころぶ。冷静に冷静に。)

家族に

「このギブスとも明日でお別れだから、ここにメッセージ書いていいよ。たとえばおかあさん愛してるよとか、おかあさん僕がついてるよとかね。」

「・・・・・・・」(ダンナと息子の頭の上をすもつくれん、すもつくれんという単語が・・・)

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赤いスイトピー

2006-02-08 21:11:22 | 小さな気付き

朝から一日小雪がちらついていました。

コタツに入り、田辺聖子さん、藤本義一さんのエッセイを読んでいます。

昨年買ったベストクラッシック100からお気に入りの曲を聴きながら、隅から隅までゆっくり新聞も読みます。

コーヒー飲みながら、時々ちらついている雪をながめたり・・・。

こんなにゆっくりした時間を過ごすのはいつ以来なのかと思うのですが思い出せません。

又良くなって仕事復帰して、元の忙しい日々に戻った時、不自由だけど、のんびりとした今のこの状況をなつかしく思い出すんだろうなって思います。

 

今テーブルの上に春の花があります。

その中にピンクのスイトピーもはいっています。

スイトピーを見ると、パブロフの犬のように聖子ちゃんの「赤いスイトピー」を口ずさんでしまいます。

 

赤いスイトピー
 

この歌を口ずさむたびに、いつも思います。

スイトピーの花の中で赤が1番可愛くないのにな~って。

1番はやっぱりピンク。次は黄色。

スイトピーは甘くて優しいパステルカラーが似合うんだけど、どうして赤にしたんだろう・・・。

赤いスイトピーの赤の変わりに違う色入れると歌いにくいね。だから?

でも、線路の脇には確かにピンクや黄色より強そうな赤がにあうね。

心に春が来た日に赤いスイトピーか・・・

ギブスとれた日にいろんな色のスイトピーあふれるくらい、か~おうっと!

 

今日の私の小さな幸せ

今週の月曜日からたまたま昼ドラ「病院へ行こう!」っていうのがはじまりました。

きゃ~これが面白い。昼ドラ観れる状況にある人は観て、観て。

この番組のCMがまたいいの。

「息子よ、君の演技は主演男優賞ものだ!」

おゆうぎ会で一生懸命わかめ踊っているあの子見るとつい笑ってしまいます。カネボーのボディーシャンプーのCMです。

 

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大人の童話

2006-02-08 00:41:53 | 小さな気付き

びっくりしましたね、秋篠宮妃紀子様の御懐妊。

おめでとうございます。男子か女子かで又、静かに御出産という環境というわけにはいかないでしょうね。

数年前、大分空港で、2メートル位の至近距離でお二人をおみかけしました。

殿下の何ともいえないオーラに圧倒されたのを思い出しました。

 

話かわりま~す。

 

ロボコップのようなギブスの右手を見ながら、この手でラリアットしたり、エルボーしたら効くだろうな~なんて暇なもんで考えたりしています。

コタツから半径5メートル位の行動範囲。

カーブが投げられない右手は、エンジンキーが回せません。

だから時間はたっぷりあるのに、図書館にも映画にも行けません。

ま、これで出歩いていたら家族から大ブーイングです。ハイじゅうじゅうわかっています。

で、今日は読書。

今日読んで面白かった本から。

岩波文庫 小川未明童話集より

ちょうと三つの石

小川未明の代表作品には「赤いろうそくと人魚」とか「野ばら」などなど。

童話作家として有名なんですが、彼の書く童話は子供も大人も楽しめます。

この「ちょうと三つの石」は大人向け童話ですね。

では、では、あらすじ、いきますよ~。面白さを伝えられるといいんですが・・。受けたら教えてね。

 

あるところに、まことにやさしい女がありました。(ではじまります。)

このやさしい女性はお年頃になり、水車屋のお嫁ちゃんになります。

最初の結婚です。(ということは・・・)

この夫、

「一生懸命に働いてお金持ちになろうね。」

と、お嫁ちゃんを励ましながら仲良く働いて暮らしていました。

でも、まだ楽な日がこないうちに、この夫は病死。

この夫、亡くなる前、この可愛いお嫁ちゃんに

「俺はお前を残していくのが悲しい、でも、お前がくるのを待っているから、この世を幸福に暮らしてからやっておいで。」

お嫁ちゃん

「どうか、私のゆくのを待っていてください。あの世へゆくには、山を上るといいますから、峠のところで、私のゆくのを待っていてください。」

独りぼっちになったお嫁ちゃんに再婚話。

死んだ夫に対してすまないと思いながらも、まあ~いいっかと再婚。

第2の結婚は、機織の家。

又、この夫に可愛がられ、仲良く一生懸命に働きました。

でもこの二人目の夫も病死。

「あの世にいって、お前のくるのを待っている。お前はこの世を幸福に送ってくるがいい。」

お嫁ちゃん

「あの世へいくときには、なんでも高い山を上るそうです。どうか、その峠のところで待っていてください。」

またまた未亡人になっちゃいました。

まだ若いんだからお嫁にいったほうがいいと再再婚話。まあいいっかと三度目の結婚。(このお嫁ちゃん、男運がいいんだか悪いんだか・・・・。)

3度目に嫁いだ先は、鳥屋。

そこでも一生懸命に働きました。

が、しか~し、又夫が病死。

「お前を残していくのはこのうえなく悲しい。でももうお前はどうにか暮らしていけるからこの世で幸福な日を送ってくれ。きっと待っているから。」

お嫁ちゃん

「あの世にゆくには、高い山を越さなければならないそうです。どうか峠でわたしを待っていてください。」

あ~あ、し~らないと、三人におんなじこと言っちゃたよ、このお嫁ちゃん。

で、その後はもう食べていけましたから(?)結婚はせず暮らしました。

彼女も、又歳をとり、あの世にいくことになりました。

仏さまに道案内をされて、最後の山を上りはじめました。

やがて峠に・・・・。

そこには、三人の男が待っていました。

この三人はず~っと一緒に待っていたのですが、同じ女性を待っていたなんて聞いてないよ~って。

当然この三人、お嫁ちゃんに詰め寄りまさ~ね。

お嫁ちゃんにしてみれば

「リンダ、こまちゃう!」

状態。

仏様にも

「リンダ困っちゃうじゃない、お前は三人のなかで、いちばんどの人を愛しているのか?」

「わかんな~い。」

仏様

「おまえは、どういうような気持ちで、たびたび結婚したのか。」

「だって~ぇ、一人で食べていくの大変だし~・・・」←言えない言えない。だまっとこっと。

仏の顔も三度まで、ぷち~んと切れた仏様

「そんなお前はあの世へゆくことはできない。おまえはちょうになって、もう一度下界へ帰って、よく考えてくるがいい。」

「なあおまえ 天国ちゅうとこは
そんなにあまいもんやおまへんにゃ
もっとまじめにやれ」

と、ちょうにされ下界に戻されたお嫁ちゃん。

きゃ~リンダ、ちょうになっちゃった。まあいいっか。

あ、忘れていましたね、あの3人の夫。

仏様に

「女がほんとうに悟りがついて、永久に変わらない自分の夫を見分けがつくまで、ここに待っているがいい。」

で、この3人、10年、100年、幾100年と待っているうちに、ぎゃび~ん、なんとになちゃいました。

最後の小川未明さんのしめ。

下界に去ったちょうは、いまだに悟りがつかないとみえて、花から花へと、美しい姿をして飛びまわっていて、帰ってこないのであります。

おしまい。

 

ふふふ、いかがでしたか。

これは、やっぱり大人向けの童話ですよね。

しかし、石になるまで待つのを男性にしたから、童話になるんですよね。

男性が次々に再婚して、女性がじっとその男性を峠で待つなんて絶対ない。

まず、女だったら峠でおしゃべりします。

すぐ、お互いの情報交換して同じ男性だとわかるのに3日もかからないでしょうね。

と私は思うのですが、まあいいっか~。

 

今日の私の小さな幸せ

いつも控えに甘んじていた左手が中指を除いて大活躍。いまや動かせない右手にかわって、エースです。

 

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別府大分毎日マラソン

2006-02-06 00:06:58 | 小さな気付き

「ころんじゃいました」から今日で4日目。

痛みもなく、絶好調。←能天気

あんまり好きではない家事はしなくていいし、大好きなブログは指先が元気なので書けるし、私にとっては、最高のシュチュエーション。

きゃ~、こんな事言ってたら又天罰がくだりそう。

いえ、いえ、家族には大変感謝しています。

 

今日は別府大分毎日マラソン。

福岡国際マラソン・琵琶湖毎日マラソン・東京国際マラソン・広島国際平和マラソンと今日の別府大分毎日マラソンは全国テレビ中継されます。

みていただけましたか?って私が言うのもおかしいのですが。

私がいつも車で走るところが全国ネットのテレビで映るので嬉しくなってワクワクします。

コースはこちらhttp://www.mainichi-jigyoubu.jp/betsudai/course.html

今日は雲ひとつない青空。

いつも見慣れた別府湾も扇山もいい顔で画面に映し出されていました。

夕方からのスポーツニュースで記録も平凡だったので、全然触れてなかったのが少し残念。

 

話はがら~っとかわります。(いつものことながら・・・)

少し前に、今日選手が春の陽射しを浴びながら走っていた別府湾沿いの別大国道をダンナの運転する車で走っていた時の事。(ながっ!)

別府湾が夕焼けに染まり、あまりの美しさにぼ~っとみとれていました。

と、パトカーがくるくると赤いランプを回しながら近づいてきました。

それも2台も。

いつの間にか、わが家の車の前後を走っているじゃないですか!

別にスピード出し過ぎてもいなかったし、パトカーがサイレン鳴らしているわけでもないから、おどおどしなくてもいいのですけれど。

なんか妙な緊張感。

するとダンナが

「うちの車をパトカーが先導してくれているようだな。」

あ~、そうなんだ、そう思えばいいんだと、ぴか~んとひらめきました。

車の中に置いてある白い手袋を片手にはめ、唇の両端を上げて少し微笑みを浮かべ別府湾にむかって手を小さく振りました。

ぎょっとしたダンナが

「な、なにしてるん?」

「雅子様」

こんなこと思いつくのは私くらい?

 

気持ちの持ち方、考え方一つで、同じ状況が苦しくなったりもするし、楽しくもなったりするんですね。

自分の不注意で職場にも家族にも迷惑かけてしまって心苦しいけれど、

よくなったらその分一生懸命お返ししようと思います。

 

今日の私の小さな幸せ

痛み止めの必要がなくなった事。

 

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