田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

山田太一脚本のドラマ その4「タクシー・サンバ」

2023-12-02 18:12:26 | テレビ

「タクシー・サンバ」(81.10.17.NHK)

 「男たちの旅路」に代わって登場した山田太一作の新シリーズ。TBSで放送中の想い出づくり。にしてもそうだが、山田太一という人は、日常の身近な問題をドラマの中に描き込むのがとてもうまい。

 今回のテーマは父と子の断絶だった。愛川欽也扮する清掃局員・太田と受験戦争の申し子のような息子(松田洋治)との対立。清掃員という職業から父を軽蔑する息子。自分もどこかに引け目を感じているから息子に強いことが言えない父親。よくあるケースだろう。商店は別にしても、父親がサラリーマンなら、働いている姿など子どもは見る機会がないのだから…。

 このドラマでは、緒形拳扮する元はエリート商社マンのタクシー運転手・朝田を狂言回しにして、現代社会の典型であるこの父と子の姿を浮き彫りにしていく。

 太田が運転手たちの前で自らの心情を吐露するシーン、朝田が太田の息子に父親の仕事ぶりを見せて歩くシーンに山田太一の主張がある。それ故、この二つのシーンは感動的だった。

 いいドラマを作るのに特別に派手な見せ場を用意する必要はないのだ。日常生活の中にいくつものドラマがあるのだから。このドラマのように、タクシードライバーや清掃員にスポットを当てても、描き方が丹念であれば、いいドラマは作れるのだ。

 緒形拳のほかにも、佐野浅夫、坂上二郎、毒蝮三太夫、岡本信人、花沢徳衛ら、タクシードライバーの面々はなかなかの猛者ぞろい。今後が楽しみだ。

【今の一言】ここでも山田太一に感化されている若き日の自分がいた。ちょうど脚本の勉強をしている頃だったのだ。

 

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山田太一脚本のドラマ その3「男たちの旅路 車輪の一歩」

2023-12-02 12:08:40 | テレビ

男たちの旅路「車輪の一歩」(1980.10.11.)

 このドラマシリーズは、警備会社に勤める元特攻隊員の吉岡(鶴田浩二)と若い部下たちとがディスカッションをする形で、毎回さまざまな社会問題(特攻隊、戦争体験、老人…)について語っているが、今回は車いすに乗る人々を中心にすえた。

 われわれ健常者はうわべでは彼らの不自由な生活に同情しても、彼らの本当の苦悩を分かっているわけではない。一方、彼らにしても、われわれ健常者に対して、世話になってありがたいと思いながらも、素直になれない。そんな状況をこのドラマは見事に描いている。そして何ともやるせない現実が浮き彫りにされていく。

 例えば、母親(赤木春恵)の監視のもと、自由に外に出られない良子(斉藤とも子)は、車いす仲間の男たち(京本政樹、古尾谷雅人、斎藤洋介ら)に誘われて外に出るが、車いすの車輪が線路に挟まって動けなくなる。幸い救出されるが、ショックで失禁してしまう。

 一方、車いす生活を送る川島(斎藤)は、親に励まされてトルコ風呂に向かうが、車いす故に入店すらできず悔しい思いをする。帰宅後、断られたとは言えないから 作り笑いでごまかすが、こらえ切れずに号泣する。これらは見ていてとてもつらいシーンだった。

 吉岡は、彼らに「迷惑を掛けてもいい。胸を張って世話を受けろ」と言う。だが母親は、世間の冷たさを知っているだけに、受け入れることができない。この場合、どちらかが正しいとは言えない。

 結局、ドラマは良子が外に出て自らの言葉で人々に訴えかけるところで終わるが、結論はそう簡単には出るものではないだけに、ハッピーエンドとは言い切れない。ただ、われわれがなかなか知ることができないこうした問題を提起しただけでも、このドラマは価値があるといえるだろう。

 後日、渋谷駅の階段下で「上まで上げるのを手伝ってください」と言う車いすに乗った人を手伝うことができた。それもこのドラマを見ていたおかげかもしれない。

【今の一言】43年前に書いたもの。当時大学生だった自分は、結構山田太一のドラマに感化されていたのだと改めて思った。あの頃に比べれば、今は車いすの人たちに対しても、世の中は随分優しくなったのではないか。

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山田太一脚本のドラマ その2

2023-12-02 09:24:06 | テレビ

「チロルの挽歌』(92・NHK)

 鉄道会社の技術部長・立石(高倉健)は、テーマパーク「チロリアンワールド」の建設責任者に任命され、北海道の田舎町へと単身赴任するが、そこには自分と娘を捨てて駆け落ちした妻(大原麗子)が住んでいた。


「なんだか人が恋しくて」(94.3.19.NHK)

 県立高校教師の井口(平田満)は、則を守ることに厳しく、生徒たちの評判は芳しくない。家庭でも偏屈と思われ、子どもからも疎んじられていた。その井口が北陸へ旅に出る。ところがその道中で教え子の邦枝(佐藤友紀)に偶然会う。

 久しぶりの山田太一脚本ドラマで、そこそこ面白かったのだが、相変わらず問題提起と異世代間のディスカッションが中心で、結局問題は解決せず、またもや結論は見る側に託されていた。このあたり、いかにも山田太一という気もするが、見終わった後に釈然としない思いが残るのも否めない。

 ただ、むしろ自分の親の世代に近い彼が書いたドラマによって、逆に今の若者たちの考えを教えられたりもするのだから、その取材力や現代社会が抱えるさまざまな問題への細やかな目配りはさすがと言うべきなのだろう。

 普段はあまり見る機会がない名古屋産のドラマだったが、教師役の平田がいい味を出し、無名の若い2人(特に佐藤)との絡みもなかなかよかった。


「刑事の恋」(94.4.7.テレビ朝日

 元ヤクザの兄を持つ娘に恋をした刑事(中井貴一)。悩んだ末に娘に別れを告げ転任するが、そこで事件が起きる。

 山田太一作にしては珍しい刑事ものだったが、またしてもディスカッションドラマで結論は見る側に託されており、なるほどと思わされる半面、たまにははっきりと結論を出すドラマも書いてほしいと思ったのは自分だけだろうか。思えば頑固な人である。


 衛星放送で大河ドラマ「獅子の時代」(80)の再放送開始。その懐かしさと面白さに誘発されて、山田太一のシナリオ全5巻を一気に読破。いいシナリオは下手な小説よりもずっと面白いことを再発見した。(94.10.)


「パパ帰る'96」(96.1.4.テレビ朝日)

 3年半前、夫の一歩(風間杜夫)に蒸発された千春(篠ひろ子)は、2人の子どもと家のローンを抱え、必死に働いてきた。長女の泉(鶴田真由)は短大を卒業、長男の光太郎(堂本光一)は高校生。千春にも新しい恋人ができ、万事うまくいき始めたところへ、突然、一歩が帰ってくる。

 山田太一作の新春ドラマ。それなりに面白く、相変わらず彼の家族に対するこだわりも感じられるのだが、昨秋の「夏の一族」に続いて、このドラマも現実離れしたファンタジーで終わらせたところに一種の逃げや衰えを感じた。


 

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山田太一脚本のドラマ その1

2023-12-02 00:22:43 | テレビ

木下惠介劇場(TBS)「おやじ太鼓」(68)進藤英太郎、「3人家族」(68)「二人の世界」(70)竹脇無我、栗原小巻、

主題歌は全てあおい輝彦。


「さくらの唄」(76・TBS)

 舞台は、東京・蔵前の小さな整骨医院。男気があり、すぐに怒鳴る主人の伝六(若山富三郎)。心臓を患い、平穏な毎日を送りたいと願う妻の泉(加藤治子)。この夫婦をいつも悩ませているのは、2人の娘(悠木千帆、桃井かおり)の行く末のことだった。主題歌・美空ひばり。


銀河テレビ小説 ふるさとシリーズ「夏の故郷」(76・NHK)

 岩手県の農村を舞台に、嫁の来てがない若者たちの苦悩をつづり、農村が抱える問題を軽妙に描く。主題歌「ひとりの季節(晩夏)」(荒井由実)。


「岸辺のアルバム」(77・TBS)

 マイホームが多摩川に流される。主題歌「ウィル・ユー・ダンス」(ジャニス・イアン)。


「あめりか物語」(79・NHK)

 ハワイのサトウキビ畑で働く労働者に嫁いだ女とその弟。日系移民三代の人生を描く。「わしは日本人じゃけぇ。お前ら立派なアメリカ人になれよ」(西田敏行)


「獅子の時代」(80.NHK)

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/bf7517eabc0000b40739e288cbc551e6


「ふぞろいの林檎たち」(83・TBS)

 自分と同世代が描かれながら、何か違うと思っていた。主題歌「いとしのエリー」(サザンオールスターズ)


「日本の面影」(84.NHK)


 
 日本を愛し、明治時代に西洋文明の視点からではなく、純粋に日本を理解しようとした作家・ラフカディオ・ハーン=小泉八雲(ジョージ・チャキリス)の波乱の人生とその作品世界を描く。

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9bed6fd80b986268491281644bb607af


「冬構え」(85.3.30.NHK)

 岡田圭作(笠智衆)は晩秋の東北地方へと旅に出る。途中、死の床にある友人(小沢栄太郎)を見舞ったり、知り合った上品な老女(沢村貞子)にほのかな愛情を抱いたりするが、旅の目的は死に場所探し。ひっそりと生きることを拒み、死を覚悟した最後の旅であった。妻に先立たれ、子どもたちにも迷惑をかけたくないと考える老人の孤独を描く。


「シャツの店」(86.NHK)

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e6060e652ebbe92ab26f3df89e6a3d56


 

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「ブギウギ」伊原六花の四股

2023-11-17 14:09:03 | テレビ

 今朝の朝ドラ「ブギウギ」で秋山美月(伊原六花)が、相撲を取るシーンがあり、四股と投げ技を披露した。

 彼女は、連続ドラマ『シコふんじゃった!』で相撲部員を演じたので、このシーンは、それを意識したものだと思われる。タップもそうだが、相当運動神経がいいのだろう。


【インタビュー】『シコふんじゃった!』葉山奨之、伊原六花、竹中直人、清水美砂
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/09e41784badebc4d7cec04b35ee56cd1

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財津一郎の出演ドラマ「サビシ~イッ!」

2023-10-20 00:42:52 | テレビ

「てなもんや三度笠」(62~68):浪人・蛇口一角/写真師・桜富士夫

財津一郎が甲高い声で叫ぶ「ヒッジョーにキビシ~ッ!」「~してチョーダィ!」「サビシ~イッ!」はこのドラマから生まれた。


「ピュンピュン丸」(67):ピュンピュン丸の歌

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/6bc1230ffa763045c905cf4a65489f48
最高!
https://www.youtube.com/watch?v=LtAHrdsxXyg


「淋しいのはお前だけじゃない」(82):敵役の国分英樹

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/4a01a52ca02cc37e7037ccc238558147


「秀吉」(96):秀吉の義父・竹阿弥

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/ac13314395b7ad6b57b594aa1e5b6cbb


「鬼平犯科帳~泥鰌の和助始末」(89):盗み細工の名人・泥鰌の和助

https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/e83a6eae254a6102458cf03c2c7c50ba


CM
「NECバザールでござーる」「タケモトピアノ」

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「らんまん」脚本・長田育恵

2023-09-30 10:00:13 | テレビ

 朝の連続テレビ小説「らんまん」が終了した。フィクションと史実を巧みに織り交ぜながら、主人公の植物学者・槙野万太郎(牧野富太郎=神木隆之介)と妻の寿恵子(浜辺美波)にも増して、彼らを取り巻く人々を魅力的に描いた長田育恵の脚本が素晴らしかったし、それに応えた俳優たちもよかった。

 それ故か、先日見た『沈黙の艦隊』に、潜水艦の乗組員として、広瀬佑一郎役の中村蒼と波多野泰久役の前原滉の姿を見付けたときは、何だかうれしい気分になった。

 さて、最終回を前に、かつて万太郎たちと長屋で生活を共にした堀井丈之助(山脇辰哉)が、翻訳した「シェークスピア全集」を携えて、久しぶりに万太郎たちの前に姿を現すシーンがあった。

 そのとき、坪内逍遥をモデルにした思われる丈之助が、早稲田大学に演劇博物館を作ることをにおわせるように、「この植物たちと一緒。(演劇は)消えてなくなるものだから。演劇はもともと演じる者と見る者、人間の間にしか存在しない幻なんだよ。だったらせめてできる限りのものを後の世に送りたいなあって…」というセリフを吐いた。

 長田は、劇作家・井上ひさしの弟子筋に当たるというが、このセリフは映画のようには残らない演劇の切なさや本質を表すものとして印象に残った。それにしても、改めて明治という時代はいろいろな意味で面白いと感じた。


『ゴジラ-1.0』完成報告会見
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/a0f73e45a7518e0ee1074055377fd2ea

「らんまん」南方熊楠→「南方熊楠顕彰館」→田辺弁慶映画祭
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/1a21615f73c79c67af1469aa2c3407eb

「らんまん」水元周遊
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/9e33d60228e3e4c20aba31a37503d339

【インタビュー】『大名倒産』神木隆之介
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/2818f28f8069050cb5619f9c7c20fbf0

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NHKスペシャル「アナウンサーたちの戦争」

2023-08-17 09:03:01 | テレビ

 太平洋戦争は、当時の国民にとってはラジオの開戦ニュースで始まり玉音放送で終わった。くしくもその両方に関わったのが 天才と呼ばれた和田信賢アナ(森田剛)と新進気鋭の館野守男アナ(高良健吾)だった。

 1941(昭和16)年12月8日、大本営からの開戦の第一報を和田が受け、それを館野が力強く読み、国民を熱狂させた。以後、和田も館野も緒戦の勝利を力強く伝え続け、国民の戦意を高揚させた。

 同僚のアナたちは南方占領地に開設した放送局に次々と赴任し、現地の日本化を進めた。和田の先輩の米良忠麿(安田顕)も“電波戦士”として前線のマニラ放送局に派遣される。一方、新人女性アナウンサーの実枝子(橋本愛)は、雄々しい放送を求める軍や情報局の圧力で活躍の場を奪われる。

 やがて戦況が悪化する中、大本営発表を疑問視し始めた和田と「国家の宣伝者」を自認する館野はニュースの伝え方をめぐって激しく衝突する。出陣学徒を勇ましく送り出す実況を任され、苦悩する和田を、妻となった実枝子が叱咤しする。

 一方、館野はインパール作戦の最前線に派遣され、戦争の現実を自ら知ることになる。戦争末期、マニラでは最後の放送を終えた米良に米軍機が迫る。そして戦争終結に向けて動きだした和田たちにも危険が迫る。

 太平洋戦争から80年。日本軍の戦いをもう一つの戦いが支えていた。ラジオ放送による「電波戦」だ。ナチスのプロパガンダ戦にならい、「声の力」で戦意高揚・国威発揚を図り、偽情報で敵を混乱させた。それを行ったのは日本放送協会とそのアナウンサーたち。戦時中の彼らの活動を、事実を基にドラマ化した。

 双葉山の70連勝ならずを実況した和田、開戦の第一報を伝えた館野、和田に代わって出陣学徒壮行会を実況し、戦後はスポーツアナとして活躍した志村正順(大東駿介)ら、伝説のアナウンサーたちの戦争との関わりを描く。脚本・倉光泰子。

 岡本喜八監督の『日本のいちばん長い日』(67)では、和田を小泉博、館野を加山雄三が演じていた。

 今の視点から過去の過ちを批判するのは簡単だが、それは歴史がどうなるのかを知った上でのもの。その時代の人々も懸命に生きたのだということを忘れてはならない。知られざる放送の裏側を描いた興味深いドラマだった。

 

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「奥さまは魔女」のダーリンなど、柳沢慎一

2023-06-28 16:36:40 | テレビ

 残念ながらジャズ歌手やボードビリアンとしての全盛期は知らないので、洋画やドラマでの達者な吹き替えのイメージが強い。

 例えば、洋画では『腰抜け二挺拳銃』(48)のボブ・ホープ、『虹を掴む男』(47)のダニー・ケイ、『皇帝円舞曲』(48)のビング・クロスビー、『ポケット一杯の幸福』(61)のグレン・フォード…。

 ドラマは、しゃべる馬の「ミスター・エド」(61)のエドの飼い主、そして何と言っても「奥さまは魔女」(64~72)の主人公サマンサ(エリザベス・モンゴメリー=北浜晴子)の夫ダーリン・スティーブンス(ディック・ヨークとディック・サージェント)役が印象に残っている。

 サマンサの母エンドラ(アグネス・ムーアヘッド=北原文枝)、ダーリンの会社の社長ラリー・テイト(デビッド・ホワイト=早野寿郎)との丁々発止のやり取りが面白かった。ナレーションの中村正も忘れ難い。

 ほかには、人形劇「ひょっこりひょうたん島」の海賊トーヘンボクも。

 実写ドラマでは、山本周五郎の『人情裏長屋』を原作とした、高橋英樹主演の時代劇「ぶらり信兵衛 道場破り」(73~74)がある。これは江戸時代の「十六店(じゅうろくだな)」という裏店長屋を舞台にした人情喜劇。柳沢は長屋の住人で、銀太(渡辺篤史)とコンビ組む駕籠かきの金太を演じていた。

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藤子・F・不二雄SF短編ドラマ「藤子不二雄の夢カメラ」

2023-06-08 10:16:23 | テレビ

 同じく、藤子・F・不二雄のSF短編で、願い事を込めてシャッターを押すと、思いがかなってしまうという不思議なカメラを描いた「夢カメラ」が、当時のアイドルと一流の脚本家を使ってオムニバスドラマ化されていた。

「フジテレビ・月曜ドラマランド」「藤子不二雄の夢カメラ」(1986.3.3.)
第1話「不思議少女・サヨコ」中山美穂/脚本・金子成人
第2話「しあわせの黒い鳥」荻野目洋子/脚本・松原敏春
第3話「じゃんけんぽん」小泉今日子/脚本・市川森一

『フジテレビ・月曜ドラマランドひな祭りスペシャル』「藤子不二雄の夢カメラ2」(1987.3.2.)
第1話「ブルートレイン・ブルース」南野陽子/脚本・松木ひろし
第2話「さ・よ・な・らジゴロ」富田靖子/脚本・中島丈博
第3話「闇からの訪問者」三田寛子/脚本・山元清多

 ストーリーテラー的な役割としてイッセー尾形がいろいろな役で全6エピソードに登場した。原作とはだいぶ違っていた印象があるが、今見たらいろいろな意味で、懐かしく感じるのだろうなあ。

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