田中雄二の「映画の王様」

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『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』

2016-11-25 08:57:31 | 新作映画を見てみた

シリーズ化への布石を打ったに過ぎないか



 「ハリー・ポッター」の新シリーズ。魔法動物学者で魔法使いのニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)がニューヨークで巻き起こす騒動を描く。

 舞台は1920年代あたりか。ジェームズ・ニュートン・ハワードのオールドジャズ風の音楽が光る。スキャマンダーのトランクから抜け出したビースト(魔法動物)たちが働く悪戯が見どころだが、彼の人物像がはっきりしないため、やらかしたことの重大性や切迫感が伝わってこないし、彼が愛すべき存在にも映らないのが難点。

 ラストはちょっと切なく、しゃれてはいたが、全体的には中途半端なものを感じた。最後に姿を見せる大物の存在も含めて、これはシリーズ化への布石を打ったに過ぎないということなのか。

コメント
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