シリーズ化への布石を打ったに過ぎないか
「ハリー・ポッター」の新シリーズ。魔法動物学者で魔法使いのニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)がニューヨークで巻き起こす騒動を描く。
舞台は1920年代あたりか。ジェームズ・ニュートン・ハワードのオールドジャズ風の音楽が光る。スキャマンダーのトランクから抜け出したビースト(魔法動物)たちが働く悪戯が見どころだが、彼の人物像がはっきりしないため、やらかしたことの重大性や切迫感が伝わってこないし、彼が愛すべき存在にも映らないのが難点。
ラストはちょっと切なく、しゃれてはいたが、全体的には中途半端なものを感じた。最後に姿を見せる大物の存在も含めて、これはシリーズ化への布石を打ったに過ぎないということなのか。