田中雄二の「映画の王様」

映画のことなら何でも書く

『ミッション:インポッシブル フォールアウト』

2018-07-18 12:10:07 | 新作映画を見てみた
何があっても、イーサンはイーサンだ!



 アメリカの秘密機関IMFのエージェント、イーサン・ハント(トム・クルーズ)は、盗まれた三つのプルトニウムの回収に失敗。裏組織が目論む“同時核爆発”を阻止するため、プルトニウムの奪還に挑む。だから副題が「fallout=放射性降下物」なんだな。シリーズ第6作。監督はクリストファー・マッカリーが続投し、スーパーマンのヘンリー・カビルが参戦した。

 前半は、説明が多く、多少もたつくところもあるが、後半のアクションの加速度はすさまじいばかり。クルーズはほぼ同年代なだけに、その全力疾走を見るだけでも口あんぐり状態なのだが、今回も、ハイロー・ジャンプ、ビル・ジャンプ、ヘリコプターアクション、断崖絶壁でのアクションなど、壮絶な体技を披露する。それらがあまりにもすご過ぎて、思わず笑ってしまうほど。

 映画が終わった後で、隣の男性が「疲れた」と一言。約2時間半、目まぐるしいアクションの連続は、確かに見ていて疲れる。

 でも、ヴィング・レイムス演じるルーサーのセリフじゃないが、「何があっても、イーサンはイーサンだ!」と言われたら、もはや返す言葉はない。好きにしてくださいという感じだ。で、今年の夏もイーサン対恐竜なんだな。
 
前回の“対決”についてのコラムは↓
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/f3086e110eeda2a94ee6ec209af19544

来日会見の模様は↓
https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1157294
コメント
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