『ウィッシュ』(2023.11.13.TOHOシネマズ六本木ヒルズ.完成披露試写会)
どんな願いもかなうと言われているロサス王国。魔法を操り国を治めるマグニフィコ王(声:クリス・パイン)は、国民から慕われているが、城で働くことになった17歳のアーシャ(アリアナ・デボーズ)は、国民が王を信じて捧げた願いのほとんどはかなえられないことを知ってしまう。
アーシャが、人々の願いを救いたいと、夜空の星に祈ると、空から魔法の力を持った願い星の「スター」が舞い降りてくる。アーシャは、スターの魔法で話すことができるようになった子ヤギのバレンティノらとと共に人々の願いのために王に挑む。
ウォルト・ディズニー・カンパニーの創立100周年を記念して製作された長編アニメーション。新たなディズニー・ヒロインのアーシャを主人公に、魔法の王国の真実を知ってしまった彼女が起こす奇跡を描いたファンタジーミュージカル。
監督は「アナと雪の女王」シリーズのクリス・バックとファウン・ビーラスンソーン。脚本はジェニファー・リー。音楽はジュリア・マイケルズ。
ディズニー100周年記念映画ということをあまり感じさせない映画だと思って見ていたら、スターの存在がタイトルを象徴するばかりでなく、『ピノキオ』(40)の主題歌であり、ディズニーの代名詞ともいえる「星に願いを=When You Wish upon a Star」をフィーチャーしたものだと気付いた。