結婚50年を迎えた大原千賀子(高畑淳子)と真一(橋爪功)。一人娘の亜矢(剛力彩芽)の結婚を目前に控え喜びあふれる大原家だが、ある日、真一に認知症の疑惑が持ち上がる。一方、千賀子は若い頃に習っていたシャンソンのレッスンに通い始める。
「終活」を題材に熟年夫婦の悲喜こもごもをつづった『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』(21)に続くシリーズ第2弾『お終活 再春!人生ラプソディ』が、5月31日から全国公開される。本作で、千賀子にシャンソンをレッスンする丸山英恵を演じた凰稀かなめに話を聞いた。
「私はこの映画を見て両親に電話をしました(笑)」
https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/1432971
『お終活 再春!人生ラプソディ』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/662172453b9dd66bb3c084611eeb3630
『お終活 再春!人生ラプソディ』(2024.3.13.オンライン試写)
結婚50年の金婚式を迎えた大原千賀子(高畑淳子)と真一(橋爪功)。一人娘の亜矢(剛力彩芽)はキッチンカー運営から高級介護施設の栄養士に転職し、恋人の菅野涼太(水野勝)との結婚も目前に控えている。
順風満帆な大原家だったが、ある日、真一に認知症の疑惑が持ち上がる。その一方で、千賀子は若い頃に習っていたシャンソンの恩師の娘・丸山英恵(凰稀かなめ)との出会いをきっかけに、再びレッスンに通い始める。
音楽ライブプロデューサーでもある英恵からコンサートへの出演を勧められて張り切る千賀子だったが、コンサート目前にスポンサーが降りてしまう。
「終活」を題材に熟年夫婦の悲喜こもごもをつづった『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』(21)に続くシリーズ第2弾。凰稀のほか、長塚京三、大村崑らが新たに参加。前作に続いて香月秀之が監督・脚本を担当した。
身につまされたり、いろいろと考えさせられるところもある映画。現実を思えば、甘いと感じるところも少なくないが、時には、深刻な問題を笑いを交えて描くことも必要だと思う。こうして続編が作られたということは、それなりのニーズがあるということだ。それにしても橋爪功は元気だなあ。