田中雄二の「映画の王様」

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「BSシネマ」『黒部の太陽』

2022-01-06 07:11:34 | ブラウン管の映画館

『黒部の太陽』(68)(1979.10.8.)

 昭和30年代、黒部峡谷に巨大なダムを建設する世紀の難工事。トンネルの掘削や次々に起こる困難に、不屈の精神で挑んだ男たちの姿を描く。監督・脚本は熊井啓。脚本は井手雅人。石原プロモーションと三船プロダクションが共同製作し、劇団民藝(滝沢修、宇野重吉ら)が協力した。

 現場を指揮する岩岡を石原裕次郎、現場責任者の北川を三船敏郎が演じたが、2人の演技合戦は三船の貫禄勝ちといったところ。クライマックスのトンネル貫通の場面は迫力満点。木本正次の原作を横山まさみちが漫画化し、『少年マガジン』に連載されたものを読んだ。


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