『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022.5.3.TOHOシネマズ新宿)
元天才外科医で最強の魔術師ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)の活躍を描くマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の『ドクター・ストレンジ』シリーズ第2作。
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』(21)で、ストレンジが禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったことによって直面する、かつてない危機を描く。
ストレンジは、マルチバースの扉を開けてしまったことで変化しつつある世界を元に戻すため、アベンジャーズ屈指の力を誇るワンダ(別名スカーレット・ウィッチ=エリザベス・オルセン)に助けを求める。
そんな彼の前に、マルチバースを行き来できるアメリカ・チャベス(ソーチー・ゴメス)という少女が現れる。だが、ある秘密を抱えるワンダはチャベスのパワーを奪おうとする。
今回の見どころは、マルチバース内に、ドクター・ストレンジや他のキャラクターが複数存在するところだろう。ただ、この映画に関しては、前作はもちろん、ワンダについての予習をしておかないと、意味不明なところがあるのは否めない。そして、マルチバースは基本的に“何でもありの世界”だから、これ以上乱用すると収拾がつかなくなるのではと思わされた。
監督は『スパイダーマン』3部作(02・04・07)のサム・ライミ。かつて監督した『死霊のはらわた』(81)のような、ホラー趣味を思わせるシーンも多い。
最近のこの手の映画は、細かいネタバレ禁止のかん口令が敷かれる。どこまでをネタバレとするのかは定かではないが、これでは肝心なことはほとんど語れず、どうしても奥歯に物が挟まったような言い方になる。
『スター・トレック イントゥ・ダークネス』宇宙船内LIVE記者会見(2013.7.16.)
https://tvfan.kyodo.co.jp/news/47850
『ドクター・ストレンジ』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/89f98b61aefd74e2c19ca03078635ddd
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/21cecd1007c86cec6f30f2c36b7b5551
【独占ニュース】『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/b81725d55ca9c3df3544da4d46742af3
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