田中雄二の「映画の王様」

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『バッドボーイズ RIDE OR DIE』

2024-06-15 08:30:32 | 新作映画を見てみた

『バッドボーイズ RIDE OR DIE』(2024.6.12.ソニーピクチャーズ試写室) 

 マイアミ市警の敏腕ベテラン刑事コンビ「バッドボーイズ」ことマイク・ローリー(ウィル・スミス)とマーカス・バーネット(マーティン・ローレンス)。

 ある日、彼らの亡き上司ハワード警部(ジョー・パントリアーノ)に、麻薬カルテルとの汚職疑惑が浮上する。マイクとマーカスは、ハワードの無実を証明するため独自に捜査に乗り出すが、容疑者として警察からも組織からも追われる身となってしまう。

 絶体絶命の状況の中、ハワードが遺した「内部に黒幕がいる」というメッセージを胸に、2人はマイアミを離れて命懸けの戦いに身を投じていく。

 大ヒットバディアクションのシリーズ第4弾。前作『バッドボーイズ フォー・ライフ』(20)に続いて、アディル・エル・アルビとビラル・ファラーがメガホンを取った。製作はジェリー・ブラッカイマーほか。

 アカデミー賞の授賞式での殴打事件以来、久々のウィル・スミス主演作。彼にはやっぱり華があると感じさせられた。スミスとローレンスの慣れた掛け合いや、派手なアクション、警察内のチーム劇、家族劇としての側面を見ると、ジョエル・シルバー製作の「リーサル・ウェポン」シリーズをほうふつとさせるものがある。何だかブラッカイマーがライバルのシルバーにならったようで面白かった。

 さて、「リーサル・ウェポン」シリーズは4で終わったが、このシリーズはまだ続きそうだ。


『リーサル・ウェポン4』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/610f1171aad777940393260c4959dc1e


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