京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

スペイン旅行10 グラナダ・アルハンブラ宮殿

2011-09-08 01:31:00 | 海外旅行2011 7月スペイン

またしても1週間のご無沙汰、9月も4日になってしまいました。

大型の台風が来ていますが、みなさん、大丈夫でしょうか。
台風進路の方面の方、注意して下さいね。
って。。京都も、しっかりと台風の進路に入っていて、
今、結構強い風が吹いてきています。
 気をつけなくっちゃ。。

7月8月は、色々と忙しい毎日でした。
色々と記録に残したいことはあるけれど、ブログはスペイン旅行のまま。
それも、まだ半分もいってない。。

9月はちょっと、ブログも頑張りたいな~と思っていたのに、
なかなか更新もできなくて。。
 でも、これからは少し頑張ります。

 

         ペイン旅行日程は        こちら
          スペイン旅行の始まりは     こちら

スペイン旅行1 旅の始まりマドリッド 2 マドリッド・プラド美術館 3 スペイン名物パエリャ
4 トレド 5 闘牛観戦 6 スペイン新幹線AVEでコルドバへ 7 コルドバ・メスキータ・花の小径  
8 コルドバ・ひまわり畑で。。 
9 グラナダ・フラメンコショー  10 アルハンブラ宮殿
11 グラナダ・ヘネラリーフェの庭12 マラガ パラドールの昼食13 ミハス ろば馬車
14 ミハス散策 15 コスタデルソール 16ロンダ 17 セルビア・カテドール・ヒルダの塔
18 セビリア・スペイン広場~バルセロナ  19 バルセロナ・サグラダファミリア
20 バルセロナ・ピカソ美術館・グエル公園 21バルセロナ・モンジュイックの丘とカサミラ 
22 バルセロナ~帰国

 

7月5日(火)

さて、スペイン旅行も早4日目、折り返し地点です。

今日はアルハンブラ宮殿を見てから、マラガで昼食、
その後、私がこの旅行で一番楽しみにしていたミハス観光です。

どんな町に出会えるか、とっても楽しみ~。
まずは、グラナダの街を見下ろす丘にあるアルハンブラ宮殿に向かいます。

朝食・チューロス

でも、その前に、朝食を。ホテルでの朝食は、いつものことながらバイキング。

ハムや卵、果物、パンとともに、

細長いドーナツの揚げ菓子、チューロスも。

サクッとした食感のチューロスを、スペインでは、
朝食に食べる地元の人も多いと聞いて、早速チャレンジ。
あっさりとしたドーナツって感じでした。


アルハンブラ宮殿へ

ここからはよかったら、ギターによるアルハンブラの思い出を聞きながら
どうぞ。。

 

 

静かな緑の木々の中を歩いていくと、(しかも涼しい~のです。)
アルハンブラ宮殿の石造りの門が見えてきました。 

 たしかに、ALHAMBRAって書いてますよ。

アルハンブラ宮殿は、スペイン語で「赤い宮殿」という意味だそうです。


中に入ってみると、まず目に入ったのが大砲。

今は平和な時代だけど、かつてこの大砲が、殺し合いの為に、
本当に使われていた時代があったんですよね。。
 


そして、振り向くと、そこにはアルハンブラ宮殿が。。




ヨーロッパでありながら、イスラム建築の粋を集結した建物。
繊細で美しい模様が外壁にも施されています。


カルロス5世宮殿

まず、初めに行ったには、王宮の隣に立つカルロス5世宮殿です。
建物は四角なのに、内部は円形の中庭。

ここでは、よくオペラやコンサートが開かれるそうですが、その音響効果は抜群だそうです。

確かに、ガイドさんが手をパンと叩いたら、すご~い反響が。。
こんなところで、コンサート聞いてみたいな~。

お花の綺麗なお庭を抜けて。。次は、アルカサバに向かいます。

 

 
アルカサバ

13世紀頃、レコンキスタ(キリスト教によるイベリア半島の再征服運動)
に備えて、建てられたという城壁、アルカサバ。

アルハンブラ宮殿の中では、最も古い建物だそうです。


このアルカサバ城壁が、赤い漆喰で塗られていたことから、
この宮殿が、アルハンブラ宮殿「赤い宮殿」と呼ばれることになったらしいです。

そして、いよいよそのアルハンブラ宮殿のメイン、ナスル王宮へ。

ナスル王宮

王宮へのチケットチェックはとても厳しく、途中何回もあり、
もしも無くしたら、そこからは入れませんから気をつけて。。なんて言われ
ちょっと緊張して、チケットを握りしめ通った入場門。

 

 中庭から、ちらっと建物の一部が見えています。

メスアールの間

かつて執務や裁判が行われていたメスアールの間。

偶像崇拝が禁止されているイスラム教では、
聖堂内部の建築や装飾に、その分、力が注がれていたようで。。

壁の幾何学的なタイルや、浮彫模様が、思わず目を見張るほど美しいのです。 


アラビア文字を使った文字装飾(アラベスク)も素敵。

 まるで、アラブの世界に行ったような、そんな気持ちになってしまいます。


アラヤネスの中庭

繊細な模様の施された柱が美しいアラヤネスの中庭。


 池の水に宮殿が浮かぶように写っています。

グラナダ市街を

王宮のビュースポットから、グラナダ市街が見渡せます。

実は、コルドバまでの画像が消え、私達の写った写真も無くなったことを
添乗員さんに話したら、この日から、添乗員さんはすごく気を遣って下さって、

写真スポットにくる度に、

「〇〇さ~ん、お二人で写真を撮りましょうか~。と、声をかけて下さいました。

「あ。。はい。。ありがとうございます。

と、新婚さんよりも先に写真を撮ってもらう事が多くて。。
ちょっと恥ずかしいけど、そのやさしい気持ちがとっても嬉しかったです。


ということで、もちろん、この美しいグラナダの街も背景に撮って貰いました。
 
はい、ピース。


大使の間

宮殿最大の大使の間では、王様への謁見や要人とのレセプションが
行われていたようで、

部屋中に施された装飾も一段ときらびやかでした。
 

 
二姉妹の間

宮殿の中で、特に美しいと言われる二姉妹の間。
八角形の天井の装飾は、「モカベラ」と呼ばれる鍾乳石でできた
繊細で豪華な飾り。天窓からの光も、きらきら宝石のように輝いています。


「二姉妹の間」の奥にあるリンダラハの出窓です

細工の一つ一つがあまりにも綺麗で、思わずため息が。。
こんな所で、ティータイムできたら、どんなにか素敵でしょうね~。

 

この宮殿は、王様のハーレムだったと聞きますが、
そこに住む女性達の美しさと優雅さが、そのまま宮殿の美になって
残っているような気がしました。


ライオンの中庭

アルハンブラ宮殿の中でも有名な、12頭のライオン像の噴水がある
ライオンの中庭。

124本の大理石の柱に囲まれています。柱の1本、1本の装飾も素晴らしく、
アーチ型の内部にまで、細かい漆喰細工がなされています

 

でも、。。。

ライオンの噴水は修復中で、建物内部にあるのをみましたが、写真はNG。
残念ながら撮れませんでした。

 

さて、次は、アルハンブラ宮殿から300mほど離れた、
王族の夏の別荘、ヘネラリーフェの庭へ向かいます。

 

 どんどん気温が上がってきて、暑くなってきましたよ~。

  (スペイン旅行11 グラナダ・ヘネラリーフェの庭へ続きます。) 

9.4

コメント (4)

スペイン旅行11 グラナダ・ヘネラリーフェ庭園

2011-09-06 01:08:00 | 海外旅行2011 7月スペイン

                  スペイン旅行日程は        こちら
           スペイン旅行の始まりは     こちら

スペイン旅行1 旅の始まりマドリッド 2 マドリッド・プラド美術館 3 スペイン名物パエリャ
4 トレド 5 闘牛観戦 6 スペイン新幹線AVEでコルドバへ 7 コルドバ・メスキータ・花の小径  
8 コルドバ・ひまわり畑で。。 
9 グラナダ・フラメンコショー  10 アルハンブラ宮殿
11 グラナダ・ヘネラリーフェの庭12 マラガ パラドールの昼食13 ミハス ろば馬車
14 ミハス散策 15 コスタデルソール 16ロンダ 17 セルビア・カテドール・ヒルダの塔
18 セビリア・スペイン広場~バルセロナ  19 バルセロナ・サグラダファミリア
20 バルセロナ・ピカソ美術館・グエル公園 21バルセロナ・モンジュイックの丘とカサミラ 
22 バルセロナ~帰国

 

 7月5日(火)

アルハンブラ宮殿の隣にあるヘネラリーフェ庭園は、イスラム王朝の夏の離宮だそうです。

こちらのお庭は、よかったら、スペイン民謡愛のロマンス(禁じられた遊び)を聞きながらどうぞ。
 

 

 

ヘネラリーフェ庭園への小道

アルハンブラ宮殿を出て、ヘネラリーフェ庭園に向かって歩き始めました。
丘の上のヘネラリーフェ庭園までは、歩いて10分ほどかかるとか。。

振り向くと、アルハンブラ宮殿の一部が。。 


夏の離宮。。夏の間だけ、暑さを逃れる為の別荘かぁ~。。
いいな~。。

 


でも、あんなにすごいアルハンブラ宮殿があるのに、なぜ。。なんて思いつつ、
ヘネラリーフェへの小道を歩いていると、色とりどりの花々が。。

 

次から、次から現われる綺麗な花々や池の水に、

夏の暑さも癒されていきます。でも、やっぱり、暑いかな~。

これは、鮮やかなピンクの百日紅、青空によく似合っていますね。
 


夏の暑い日にも、これだけ花の手入れがされているのは、
この人たちのおかげ。

 

 ご苦労様です。 


 ヘネラリーフェ庭園

さて、ヘネラリーフェ庭園へやってきました。

ここには野外劇場もあって、グラナダ音楽舞踏祭も開かれるようです。

果樹園の向こうには、白壁と茶色の屋根の家が立ち並ぶアルバイシンの街を
眺めることができます。

アルバイシン地区は、グラナダでもっとも古い地区で、その美しい街並みが
アルハンブラ宮殿、ヘネラリーフェ庭園とともに世界遺産に登録されているんですよ。

下の庭園

糸杉の木の緑のトンネル。すっきりとした美しさに心魅かれます。
モザイク模様の石畳も素敵~。

この石畳は、グラナダの石畳として、今もグラナダの街の広場や住宅に
使われているそうです。

ポロの中庭

葡萄棚のあるポロの中庭。
昔、この中庭で、馬を降りたとか。。

だから、ポロって名付けられたんでしょうね。


アセキアの中庭

ヘネラリーフェ庭園で、もっとも有名なのが、このアセキアの中庭です。

赤いつる薔薇も可愛いですが、やはり鮮やかな紫色のブーゲンビリアの花が印象的。

ヘネラリーフェ庭園には、シエラ・ネバダ山脈の雪解け水を利用してつくられた、
たくさんの池と噴水があり、

庭園の至る所で、涼しげな水音を聞くことができます。

 

アセキアの中庭(アセキアとは掘割という意味だそう)の噴水は、
堀の両側からアーチを描いた水が噴き出し、本当に涼しげ。

夏の別荘であるヘネラリーフェ宮の建物は、あまり保存されていないそうですが、
アセキア中庭の向こうに見えるのが、王の間だそうです。

スルタナの糸杉の中庭

U字型掘割のスルタナの糸杉の中庭。

ヘネラリーフェ宮殿は、水の宮殿と呼ばれていたというだけあって、
こちらの庭園にも、水がふんだんに使われています。

スルタナとは王妃のことで、昔、この場所で王妃と騎士とが
密会していたというロマンの場所らしいですよ。

ヘネラリーフェ庭園・出口

最後に、庭園からもう一度アルハンブラ宮殿を見て、
いよいよ、グラナダとのお別れも近づいてきました。

 

 

ヘネラリーフェ庭園の出口です。

出口、英語で       EXIT
  スペイン語で   SALIDA

お洒落な出口の表記に感心です。


キョウチクトウのアーチ

出口を出ると、小道の両側に植えられたキョウチクトウの花のアーチ。

この花のアーチの下を通ってグラダナとさよならです。

最後の最後に、また、なんともまぁ、ロマンチックな演出。

添乗員さんが、またここでも、

「〇〇さ~ん、お二人でお撮りしましょうか。

「ありがとうございま~す。

今、この時のツーショットの写真を見てみると、二人とも満面の笑顔。
ちょっと笑いすぎな位かな~。
やっぱり、綺麗な物を見ると、大きな笑顔になってしまうんですかね~。


グラナダのお土産屋さん

トイレ休憩も兼ねて、お土産屋さんに少し。

寄木細工が素晴らしくて、思わず職人さんの手元をじっとみてしまいました。 

 

あまりお土産屋さんには寄らないので、ここでちょっとまとめ買い。

アルハンブラ宮殿やフラメンコの思い出と共に、
寄木細工のコースターなども。。

思い出グッズと共に、家族へのお土産も買えて、ちょっとほっとです。
そろそろお土産も買っていかないとね~。

 

さて、次はマラガのパラドールで、昼食ですよ。

  (スペイン旅行12 マラガ パラドールの昼食へ続きます。)

9.6


スペイン旅行1 旅の始まりマドリッド   2 マドリッド・プラド美術館  3 スペイン名物パエリャ     
4 トレド 5 闘牛観戦   6 スペイン新幹線AVEでコルドバへ  7 コルドバ・メスキータ・花の小径  
8 コルドバ・ひまわり畑で。。 
9 グラナダ・フラメンコショー  10 アルハンブラ宮殿
11 グラナダ・ヘネラリーフェの庭  12 マラガ パラドールの昼食   13 ミハス ろば馬車
14 ミハス散策   15 コスタデルソール  16ロンダ  17 セルビア・カテドール・ヒルダの塔
18 セビリア・スペイン広場~バルセロナ  19 バルセロナ・サグラダファミリア
20 バルセロナ・ピカソ美術館・グエル公園 21バルセロナ・モンジュイックの丘とカサミラ 
22 バルセロナ~帰国

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スペイン旅行12 マラガ パラドールの昼食

2011-09-04 08:08:00 | 海外旅行2011 7月スペイン

                       ペイン旅行日程は        こちら
             スペイン旅行の始まりは     こちら

スペイン旅行1 旅の始まりマドリッド 2 マドリッド・プラド美術館 3 スペイン名物パエリャ
4 トレド 5 闘牛観戦 6 スペイン新幹線AVEでコルドバへ 7 コルドバ・メスキータ・花の小径  
8 コルドバ・ひまわり畑で。。 
9 グラナダ・フラメンコショー  10 アルハンブラ宮殿
11 グラナダ・ヘネラリーフェの庭12 マラガ パラドールの昼食13 ミハス ろば馬車
14 ミハス散策 15 コスタデルソール 16ロンダ 17 セルビア・カテドール・ヒルダの塔
18 セビリア・スペイン広場~バルセロナ  19 バルセロナ・サグラダファミリア
20 バルセロナ・ピカソ美術館・グエル公園 21バルセロナ・モンジュイックの丘とカサミラ 
22 バルセロナ~帰国

 

7月5日(火)

今日のお昼御飯は、マラガ、パラドールでのランチです。

マラガ

マラガはスペイン南部の都市。地中海に面していて、
欧州のリゾート地、コスタデルソルの玄関口と言われています。

画家ピカソの出身地としても有名な街なんですよ。

ここで、ちょっと、なぜ、今。。??と思われるかもしれませんが、
今回の旅のルートを地図でご紹介。

マドリッドからトレド、コルドバ、グラナダと行って、
次がマラガなのです。

そして、この後、ミハス、ロンダ、セビリアと行って、
飛行機でバルセロナへ飛ぶわけです。


パラドール ヒブラルファロのある丘

さて、グラナダを出て1時間45分、マラガについたバスは、
パラドールを目指し、山の中腹へと上っていきます。

そして、パラドールのある丘に到着しました、。
ここから眺める、マラガ湾の眺めが最高なんです。うゎ〜とみんな歓声。

ちょうど涼しい風も吹いてきて、いい気持ち。

マラガ湾に浮かぶ豪華客船、世界中を周っているのかな〜。

 「霞んでますが、アフリカ大陸との海峡、ジブラルタル海峡も
 うっすらと見えていますよ。

という、添乗員の言葉にへぇ〜、どこどこ。。って、皆。

ま、はっきりは分かりませんでしたが。。

 マラガ湾の近くには闘牛場も見えています。
やっぱり、ここにも闘牛場はあるんですね。

パラドール ヒブラルファロ 

パラドールとは、半官半民で運営される、古城・修道院・貴族の館などの
文化財を改修したホテル。

普通のホテルとは一味違う、一度は泊まってみたい憧れのホテルなのです。
スペインには、今、100近くのパラドールがあるそう。

今回は、残念ながら宿泊ではなく、ランチだけ。
それでも、憧れのホテルで。。ということで楽しみにしていました。



このヒブラスファロのパラドールは、石造りの素敵なホテル。
建築家の大邸宅だった建物を改装したというこのホテルの近くには
ヒブラルファロ城もあるんですよ。

重厚な石造りのホテルのバルコニーには
地中海を思わせる真っ青なカバーのかかった白い椅子とテーブル。

なんかお洒落で素敵です〜。

 レストラン

ホテルの中のレストランもお洒落〜。
いよいよ、お食事の始まりですよ。

まずは、卵でくるくるっと巻いたスペインオムレツが出てきました。

ソースがとっても濃厚で、これ、すっごく美味しかったです。 

 

ワインは、なんと飲み放題。
この、SANZというワイン、飲みやすくて美味しかった〜。

グラスのワインが減ると、ちゃんとサーブしてくれて、
お昼から、みんな気分よく酔ってしまい。。

どのテーブルからも、大きな笑い声がいっぱい。
楽しい楽しい昼食となりました。

メインは白身魚の蒸し焼き。
これも、美味しかったな〜。
魚好きな主人は、ぱくぱく食べていましたよ。

 それから目が丸くなるほど、超ビックサイズのミルフィーユ。

クリームが甘くて濃厚で美味しい〜。
半分残そうと思ったけど、やっぱり全部食べちゃいました。




美味しいお料理と飲み放題のワイン、それにデザートまでしっかり食べて、
幸せ気分でレストランを後に。ご馳走様でした。

ブーゲンビリアとマラガ湾

最後に、もう一度、丘の上からマラガ湾を見降ろしました。
ショッピングピンクのブーゲンビリアの花が、とっても綺麗でしたよ。


さよなら、マラガ。パラドールのレストランで頂いた絵葉書。 


 

そして、それからバスに揺られること40分間。

着いたところは。。。

 


 今回の旅で、私が一番行きたかった町、ミハスなのです。

   (スペイン旅行13 ミハス ろば馬車に続きます。)

 

9.8

コメント (4)

スペイン旅行13 ミハス ろば馬車

2011-08-28 11:40:00 | 海外旅行2011 7月スペイン

         ペイン旅行日程は        こちら
          スペイン旅行の始まりは     こちら

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4 トレド 5 闘牛観戦 6 スペイン新幹線AVEでコルドバへ 7 コルドバ・メスキータ・花の小径  
8 コルドバ・ひまわり畑で。。 
9 グラナダ・フラメンコショー  10 アルハンブラ宮殿
11 グラナダ・ヘネラリーフェの庭12 マラガ パラドールの昼食13 ミハス ろば馬車
14 ミハス散策 15 コスタデルソール 16ロンダ 17 セルビア・カテドール・ヒルダの塔
18 セビリア・スペイン広場~バルセロナ  19 バルセロナ・サグラダファミリア
20 バルセロナ・ピカソ美術館・グエル公園 21バルセロナ・モンジュイックの丘とカサミラ 
22 バルセロナ~帰国

 

7月5日(火)

マラガから30km、バスで約40分、憧れのミハスに着きました。


ミハス

今回同じスペインツァーの方々に、
このスペイン旅行で一番楽しみなのはどこですか~?と聞くと、

バルセロナのガウディーの建物が一番楽しみという方が
とても多かったのですが、

私が一番楽しみにしていたのは、ミハスでした。
白い町ミハス、なぜか昔からすごく行きたい街でした。

主人は、どこでも好きなように選んで~という感じなので、
今回のスペインツァーは、とにかくミハス観光のあるものを
第一条件に選びました。

その憧れのミハスに到着です。

 

ミハスにお似合いの真っ青な空がどこまでも広がり、
どんな街に出会えるのか、もうワクワク。

ミハスは、フリータイムで1時間半ほど楽しめるので、主人と二人
まずは、ミハス名物ろば馬車に乗って、街を散策することにしました。

 ろば馬車

ミハスの散策は、まず、ろば馬車でしょう~。。という乗りと、
座って観光できるという楽さでろば馬車に乗った私達。

でも、乗ったのは、中高年カップル3組だけ。
若者や、新婚さんカップルは、そのまま歩いて散策の様子。
やっぱり、若くて元気なのね。

中高年カップル3組が繋がって、ろば馬車の出発です。

馬車に揺られて見る街は、本当に白い建物ばかり。
もう、本当に綺麗。

この素敵な建物は、市役所。
青い空に白い建物がよく似合っていて素敵です。

 緑の木漏れ日を受けたこちらの建物も。。

 鮮やかなピンクの花が咲くこちらの建物も。。

みんな白くて、綺麗~。

あっちを見たり、こっちを見たり。。どこも美しすぎて忙しい~。


夏の眩しすぎる陽の光を受けたホテルだって。。ほら、この通り真っ白。

 

このホテルに泊まりたかったね。。

次来た時は、ここに泊まろうね。(次があるかどうかは関係なく。。)
と、話が弾みます。

思わずピンポーンを押してみたくなるこの豪邸も真っ白なら。。

 
BARも、洋服屋さんも真っ白。

 
色々なお店も真っ白で、なおかつ、可愛い~のです。


うわ~ すご~い 綺麗~ と叫び続けて、
ぐるっと周ってきたろば馬車観光は、15分ほどで終わりました。


ありがとう~、ろば君。  
素敵だったよ、ミハス観光。


ミハス散策の始まり

さて、いよいよ歩いて、ミハスの街の散策が始まります。

この階段を昇って、散策が始まるんですよ。

 私は、もう嬉しくて嬉しくて。。わくわくしています。

でも、主人も同じ気持ちだったみたい。

二人とも、すっかり子供心になって、どきどきしながら
階段を昇っていきました。

 

 (スペイン旅行14 ミハス散策へ続きます。)

 

9.10

コメント (4)

スペイン旅行14 ミハス散策

2011-08-26 01:00:00 | 海外旅行2011 7月スペイン

            ペイン旅行日程は        こちら
            スペイン旅行の始まりは     こちら

スペイン旅行1 旅の始まりマドリッド 2 マドリッド・プラド美術館 3 スペイン名物パエリャ
4 トレド 5 闘牛観戦 6 スペイン新幹線AVEでコルドバへ 7 コルドバ・メスキータ・花の小径  
8 コルドバ・ひまわり畑で。。 
9 グラナダ・フラメンコショー  10 アルハンブラ宮殿
11 グラナダ・ヘネラリーフェの庭12 マラガ パラドールの昼食13 ミハス ろば馬車
14 ミハス散策 15 コスタデルソール 16ロンダ 17 セルビア・カテドール・ヒルダの塔
18 セビリア・スペイン広場~バルセロナ  19 バルセロナ・サグラダファミリア
20 バルセロナ・ピカソ美術館・グエル公園 21バルセロナ・モンジュイックの丘とカサミラ 
22 バルセロナ~帰国


7月5日(火)

ミハス散策

ミハスは、アンダルシア地方を代表する、山あいに広がる
白く、愛らしい町です。

さて、いよいよ、歩いてミハス散策の始まりですよ。

  小さい頃は 神様がいて、不思議に夢を かなえてくれた。。。
  やさしい気持ちで 目覚めた朝は、大人になっても 奇蹟は起こるよ

魔女の宅急便のそんな歌詞が、頭の中を横切ります。

長い間憧れていたミハスの町を訪ねることができ、
奇跡が起きたようにわくわくする私の気持ちと、
ちょっと重なる詩なんですよね~。

 

ろば馬車にさよならを告げて、私達はこの階段を昇っていきました。

アクセサリー屋、洋服屋。。お店もいっぱいあって、どのお店も
心魅かれるのですが、一つ一つ見るほどの時間はなく。。

後ろ髪引かれながら、どんどん昇っていくと、
こんな路地に出てきました。

マラガ通り

うわ~、みんな、真っ白や。。と、その町並みに
息をのむ思いです。

 

すごい、すご~いと言いながら、白く続く町並みを歩いていくと、

お花でいっぱいのお家が。。

あまりの綺麗さに、そばに寄ってみたら。。
さすがにこのお家は、普通のお家ではなく、お花屋さんでした。

         お花屋さん

いや~、でも、ほんと綺麗。

こちらは、雑貨屋さん。
スペインの地元の女の子かな~、それとも避暑地を訪れた観光客の女の子? 

彼女達も、しっかりと絵になりますね~。



パン屋さん、お菓子屋さん。。みんな素敵。

どのお店も、1軒1軒、ゆっくり覗いてみたいな~なんて思いながら
わくわくしながら歩いていくミハスの町。

まるでおとぎ話の町に迷いこんだようで、
どんどん、テンションが舞い上がっていきます。


白いカフェバー PORRAS

マラガ通りを元に戻って、次は見晴らし台へ行くことにしました。

途中、カフェバーが。
ここのタパスは、とっても美味しいのだそうです。

でも、帰りに時間があったら寄ってみたいな~なんて思いながら、
通り過ぎていきました。

ほんとは、ちょっと食べてみたかったんだけどなぁ~。。

 

ミハスの闘牛場

こちらは、スペインの中で一番小さい闘牛場だそうです。

もちろん、闘牛場だって、ミハスでは白。

可愛い闘牛場ですよね~。 ここを過ぎたら、もうすぐ見晴らし台です。


見晴らし台

コスタデルソルの海岸線が見える、見晴らし台へやってきました。
偶然、ツァーで仲良くしていただいている神戸の御夫婦がおられて、

お互いに写真の撮り合いっこ。

ほんと、素敵な所ですね~。

ほんとにね~。

地中海からの風も吹いてきて、本当に素敵な時間です。


ミハスは、ヨーロッパ各地の金持ち達の別荘地だということですが、
プールを持った別荘がずらり。。

どんな人が、あんな別荘に住んでいるんだろうな~なんて、
ふと思ってしまいますよね。。。


 

見晴らし台から降りてきて、次はちょっと買い物。
オリーブオイルや、アーモンド菓子を売っているお店です。

アマポ-ラ

地元の押し花を使った可愛いアクセサリーのお店アマポーラへ
行ってみました。

看板に「アマポーラ」ってカタカナ表記があるのに苦笑。


同じツァーの女の子達がいっぱい、お店にいました。

みんなどれにしようって。。すごく楽しそうに、でも真剣に選んでいます。

私も姪っ子達へのおみやげのネックレスなどを。。
 

 

色々とある押し花の中からどれにしようかな~って悩んでいたら、
可愛いのを、女の子達が選んでくれましたよ。ありがとう~。


サンセバスチャン通り

押し花の買い物も終わり、次になんとなく、ふらふらと
入っていったのが、この通りでした。

通りの入り口は、こんな感じで狭く、地元の人がお酒を飲んで騒いでいたり、
子供たちの元気な遊び声がしたり。。

なんだか、ミハスの方の生活の匂いがする通りです。

主人は、こんな通り、入っていって大丈夫なの。。って、
先を歩いていく私を呼びとめています。

怖がりの私は、主人より先に勝手にどんどん歩くってことは
普段あんまりありません。

でもこの時、この通りって。。。。と、魅かれるように、
私はどんどん、どんどん歩いていきました。

そして。。。、歩いている内に気づきました。

そうです~、この通りが、ミハスで一番有名な
サンセバスチャン通りだったのです。

この通りを、絶対見なくっちゃ~と思っていたのに、
他の通りの美しさや、お店の可愛さ、町の綺麗さに感激し過ぎて、

私、この通りの事をすっかり忘れてしまっていました。

子供たちがボール遊びをしているサンセバスチャン通り。

もう、あやうくこの通りを見逃す所でした。

ミハスの絵葉書にも使われている、白壁の家々が並ぶ美しい通り
サンセバスチャン通り。

 

あんなに憧れていたのに、浮かれ過ぎて、見逃してしまったら
大変でした。

始め心配していた主人も、この美しい町並みを撮るため
ビデオを回してくれています。

よかった~見れて。。と、本当に感激。

うわ~素敵。本当に絵葉書通りの素敵な通りです。
危うい、危うい。。見逃していたら、泣くに泣けなかったな~。。。

でも、本当によかったです。

ほら、このお菓子のパッケージ写真にも使われているでしょう。

 

 その後は、集合時間まで10分ほどとなって、大急ぎで買い物。
ミハスの思い出の品も調達できました。

バスターミナルまで、早足で戻りますよ。 

 集合時間まで、あと5分。

それでも、バスターミナル近くのアーモンド屋さんで、
アーモンドのはちみつがけを買いました。

このアーモンドのはちみつがけ、香ばしくってすっごく美味しかった~。

私達が、バスに戻ってきたのは、集合時間ジャスト。ぎりぎりセーフです。
でも、もうほとんどの方が、バスに戻ってられましたけど。

 

憧れのミハス。。やっぱり、思った通り素敵な町でした。
でも、もっと、もっと、ゆっくりしたかったな~。。

 

ミハスの絵ハガキです。ほら、あの通りも。。

 

今度は、本当にあの白いホテルに泊まってみたい。。
いつか、そんな日がくるといいな~なんて、思いながら

幸せな気分で、ミハスにさよなら。

 最後に大急ぎで買った、ミハスの思い出です。

また、いつか、戻ってくるからね~。


さて、次は、本日のホテルがあるコスタデルソル、
バスで、20分ほどの距離ですよ。

   (スペイン旅行15 コスタデルソールへ続きます。)

 

9.13

 

 

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スペイン旅行15 コスタ・デル・ソル

2011-08-23 00:09:15 | 海外旅行2011 7月スペイン

                   ペイン旅行日程は        こちら
           スペイン旅行の始まりは     こちら

スペイン旅行1 旅の始まりマドリッド 2 マドリッド・プラド美術館 3 スペイン名物パエリャ
4 トレド 5 闘牛観戦 6 スペイン新幹線AVEでコルドバへ 7 コルドバ・メスキータ・花の小径  
8 コルドバ・ひまわり畑で。。 
9 グラナダ・フラメンコショー  10 アルハンブラ宮殿
11 グラナダ・ヘネラリーフェの庭12 マラガ パラドールの昼食13 ミハス ろば馬車
14 ミハス散策 15 コスタデルソール 16ロンダ 17 セルビア・カテドール・ヒルダの塔
18 セビリア・スペイン広場~バルセロナ  19 バルセロナ・サグラダファミリア
20 バルセロナ・ピカソ美術館・グエル公園 21バルセロナ・モンジュイックの丘とカサミラ 
22 バルセロナ~帰国

 

 7月5日(火)

ミハスを出て、本日のホテルがあるコスタデルソルへ
やってきました。

コスタデルソル

コスタデルソルは、アンダルシア地方の中でも、地中海に面した一番南にあって、
1年中温暖な太陽に愛された土地。 欧州の人々の夏のリゾート地だそうです。

夏、欧州各国からこのコスタデルソルへ、人々が集まってくるそうですよ。

こちらの家々も白くて綺麗ですよね。

ヤシの木があったり、確かに夏のリゾート地って雰囲気の家々がいっぱい。。
これって、夏の間の別荘なのかな~

なんて思いながらバスに揺られていたら、ホテルに到着。

 グランホテル・コスタデルソル

こちらが、今日泊まる、グランホテル・コスタデルソルです。

ロビーは、広くて明るく、短パンにTシャツで気軽に出入りできる
開放的な避暑地のホテルっていう感じです。

本日の私達のお部屋は、なんと1階。
しかも、ベランダの目の前はホテルのプールです。

眩しい太陽の中、家族連れや、カップルがワイワイとプールで遊んでいる姿が見えます。
うわ~、楽しそう。。

その向こうにはビーチが広がっていて、茅葺のピーチパラソル?も。


地中海

荷物を置いて、ちょっと休憩した後、私達もビーチへ出かけました。
水着は持ってきていないけど、せめて足だけでも地中海の海に浸かろうかと。。

ビーチの向こうには、青い青い地中海の海が広がっています。

水平線をはさんで海の青と空の青が重なり合っていますよ。

コスタデルソルビーチでは、欧州の女性達はトップレスの人も多いとか。。
残念ながら、トップレスの人は見かけませんでしたが、

大胆な水着の女性はいっぱい。。

 

家族サービスをするお父さんは、どこの国も同じですね。
お父さん、頑張ってね。 

主人も短パンを巻くしあげて、海の中へ。

「地中海の波やで~。」って、なんだか嬉しそう~

 
私もサンダルを手に持って、ちょっとだけ海に浸かりました。

日本海と同じしょっぱい海だけど、地中海と聞いただけで
なんとなく、お洒落で違う海の様な気がするんですよね~。

ホテルでの夕食

この日の夕食は、ホテルでのバイキング。

4人がけの席に着いたのは、私達二人と、神戸から来られた御夫婦。
この旅では、いっしょにお食事したり、お話したり、仲良くさせていただいてます。

ほら、ミハスの見晴らし台でも、偶然一緒になって、
写真を撮り合った御夫婦ですよ。

ベリーダンスをされている素敵な奥様と優しい御主人様、
お二人ともまだまだ若く、とても仲のいい御夫婦です。

バイキングの料理を取るよりも、ビールやワインを飲みながら、
4人で、色々な事に話が咲いて、とっても楽しかった~。

気がついたら、ツァーの方々は皆さん夕食を終わられていて
誰も周りにおられません。(フリー解散だったので

素敵な景色を見たり、文化遺産に触れたりするのと同じように、

こんなふうに一期一会のご縁でも、色々とお話しする時間は
本当に楽しいもので、旅のとてもいい思い出になります。

でも、あとで気がついたんですけど、話しに夢中になり過ぎて
スイーツや果物を取るのもすっかり忘れてたんですよね。。。

ちょっとだけ、デザートも食べておけばよかったかな。。なんて。

夜の散歩

夜の8時半を過ぎて、ホテルの近くの散歩に出かけました。

こちら、夜の8時半過ぎの写真です。
どう見たって、お昼間ですよね。。



お日様を浴びたブーゲンビリアもきらめいてるし、

 公園では、子供達が、まだ遊んでるんですよ~。。

この地点で、夜の9時近くです。。

なんとも可愛らしい、カラフルな公園でしょう~。


日本だったら、子供たちが、夕食やお風呂も終わって、

「もうそろそろ、寝なさい。。」なんて言われている時間なのにね。

多分、この子たち夕食はこれからのはず。
スペインでは、夕御飯は9時や10時が当たり前らしいですから。。

雑貨屋さん

ホテルから少し歩くと、雑貨やさんがありました。
なんだか、可愛いお店ですよね~。

オラ~と言って、中へ入ってみると、

雑貨屋さんというよりもお菓子屋さん。キャンディー、チョコレート。。
可愛いお菓子がいっぱい並んでいます。 




お菓子を少しと、モコモコのシールをたくさん買いました。
だって、スクラップブッキングに使えるし、可愛かったんだもの。

あんまり日本人は来ないのかな~、
お店のおばさんは、初め、なんだか物珍しそうな様子でした。
でも、お店を出る時には、お互いに、グラシャス~、アディオスとにっこり。

海外に行って時々思う事は、どの国でも笑顔は共通だなっていう事。
言葉は通じなくても、笑顔があればなんとか、心が通じて、

そして、お互いなんか楽しい気持ちになっていくんですよね~。


ホテル部屋から

夜の散歩から帰り、10時も過ぎた頃、ベランダから外を眺めると。。

ようやく、真っ青だった空が夕暮れっぽくなってきています。
お昼に賑やかだったプールも、ひっそりと。。 

 明日の荷物の準備も終わって、12時前、ふと外を見ると
さすがに、真っ暗な夜。

三日月も輝いていますよ。 

 ライトアップされたプールが綺麗。

でも、しっかり戸締りしておかないと。。
と、何回もベランダの鍵をチェックして、お休みなさい。

 

明日は、ロンダ、セビリアと周って、その後いよいよ
バルセロナへ飛行機で飛びます。

   (スペイン旅行16 ロンダへ続きます。)

 

9.15

 

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スペイン旅行16 ロンダ

2011-08-12 00:02:00 | 海外旅行2011 7月スペイン

                 ペイン旅行日程は        こちら
        スペイン旅行の始まりは     こちら

スペイン旅行1 旅の始まりマドリッド   2 マドリッド・プラド美術館  3 スペイン名物パエリャ     
4 トレド 5 闘牛観戦   6 スペイン新幹線AVEでコルドバへ  7 コルドバ・メスキータ・花の小径  
8 コルドバ・ひまわり畑で。。 
9 グラナダ・フラメンコショー  10 アルハンブラ宮殿
11 グラナダ・ヘネラリーフェの庭  12 マラガ パラドールの昼食   13 ミハス ろば馬車
14 ミハス散策   15 コスタデルソール  16ロンダ  17 セルビア・カテドール・ヒルダの塔
18 セビリア・スペイン広場~バルセロナ  19 バルセロナ・サグラダファミリア
20 バルセロナ・ピカソ美術館・グエル公園 21バルセロナ・モンジュイックの丘とカサミラ 
22 バルセロナ~帰国

 

7月6日(水)

コスタデルソルのホテルを朝8時ごろ出発。
美しい峡谷の町、ロンダへ向かいます。

でも。。。

ロンダの町の話をする前に、映画「アンダルシア女神の報復」の話を
ちょっとだけさせて下さいね。


映画・アンダルシア女神の報復

映画「アンダルシア 女神の報復」の舞台が、
スペインのロンダやバルセロナである事を、旅行直前に知った私達は、

とりあえず、旅行前にこの映画を見ておこうと、
ロードショーの日(6月25日)、映画を見に行ってきました。

ロンダへ向かうバスの中で、添乗員さんが、ツァーの皆さんに

「アンダルシア 女神の報復を見た人いますか~??」
と聞いたら、、

なんと半分くらいの人が、すでにこの映画を見ていたんですよ。
ロードショーからこのツァーまで1週間位しかなかったのに。。です。

すごいですよね。やっぱり、みんな考えることはいっしょやねんね。

織田裕二、黒木メイサ主演の、世界各国を股にかける
外交官・黒田康作シリーズの第2段です。

 

。。。ということで、

よろしければ、この映画の主題歌、イル・ディーヴォ(IL DIVO)が歌う
「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」を聞きながらどうぞ。

 

 
ロンダ 

9時45分ごろロンダに到着。アンダルシア地方の山間部に位置するロンダ。
さてさて、どんな顔をみせてくれるのでしょうか。

バスは、新市街地の駐車場に止まったので、そこから15分ほど
ヌエボ橋を目指して新市街地を歩き、その後、旧市街地でフリータイムとなります。


新市街地を歩く

ロンダの町も、白い建物が多くとても綺麗です。
ただ、ベージュ色のラインが入っていたり、赤レンガが使ってあったりで、
真っ白ではないんですけどね。 これがミハスとの違いかな~。



こちらは、メルセー修道院。
白とベージュの可愛い修道院、ヤシの木も南国チックで素敵です~。


近代闘牛発祥の地ロンダ

この修道院の隣にはアラメダデルタホ公園があり、その公園に
近代闘牛の父と呼ばれるペドロ・ロメロの像があります。 

ここロンダは、じつは、近代闘牛発祥の地なのですよ。

闘牛は、もともと馬に乗った騎馬闘牛が始まりだったようです。

それを、馬から降り、ムレーターを揺らして、牛と戦ったのが
元大工のフランシスコ・ロメロ(ペドロの父)だったそうです。

  近代闘牛の父 ペドロ・ロメロの像

その息子である、ペドロ・ロメロは、ロメロ家で一番有名で、
なんと生涯に5500頭の牛を倒しているとか。。すごい人です。

闘牛場

そして、こちらが世界最古の闘牛場、ロンダの闘牛場です。

今は祭りの時だけ使用して、普段は闘牛博物館として入場できます。

ロメロ家に並ぶ、二大名門闘牛士一族のオルドニアス家父子の像が
闘牛場の入口を挟んで建っています。

ロンダは、文豪ヘミングウェーや俳優オーソンウェルズが、
こよなく愛した町だそうですが、

息子のアントニオ・オルドニアスは、文豪ヘミングウェーや
俳優オーソンウェルズと友達だったそうですよ。

素敵な町並みのロンダです。

ロンダの町並みを描く画家さん。じっくり選んで一枚欲しそうな主人。。
でも、そんな時間はありませんでした。 残念。。

そして、いよいよ、映画「アンダルシア女神の報復」の中で見た
グアダレビン川に架かるヌエボ橋までやってきましたよ。


ヌエボ橋

このヌエボ橋を、空中撮影したのが、映画「アンダルシア女神の報復」の中で
一番壮大で、一番素晴らしい景色でした。

残念ながら、空中撮影と同じ映像は見れませんが、
今、そのヌエボ橋の景色が、目の前に広がっています。

この景色を見ると、映画の中のダイナミックな映像が思い出されて、おぉ~ここや。。と感激。

この橋の高さは100メートル。覗きこむと怖くなってしまいます。


断崖絶壁の上に建つ町ロンダ

実は、ロンダは、海抜739mの断崖絶壁の上に立つ町だったのです。

険しくダイナミックな渓谷の上にたつ白い町ロンダ。
すごい。。。と絶句。


ロンダは、このヌエボ橋の前後で、旧市街と新市街に分けられていて、
ここから先が旧市街地になります。


旧市街地・フリータイム

旧市街地に入り、ここから、20分ほどフリータイムです。

馬車がやってきました~。なんか、いい雰囲気ですよね。
この馬車は観光用の馬車のようですが、
乗っているだけの時間はありません。。

でも、ちょっと乗りたいな~。。


同じツァーの方の中に、女性一人で参加されている方がおられたのですが
話をしてみると、なんと京都の方だったのです。
なんだか嬉しくなる御縁です。

海外旅行が好きで、色々な所を周ってられるとか。。

主人と3人、色々な話をしながら歩いて、着いた所は、ドン・ボスコの家でした。


ドン・ボスコの家

この家のベランダからみたヌエボ橋が美しいということでやってきたのですが、
入場料が1、5ユーロ。10名以上のグループだと1ユーロだそう。

ふと見ると、周りには同じツァーのお仲間がいっぱい。。
1人、2人。。と数えて、ちょうど10名(添乗員さんも入ってもらって。。)います。
皆で、やった~グループ割引になるね!と

喜んで入ったドン・ボスコの家、白亜の素敵なお家です。

渓谷を見降ろすパティオには、色とりどりの花が咲き、噴水もあります。

こんな家に住みたい。。って感じの、とっても素敵なお家。

テラスから。。

 バルコニーから。。 

 

アンダルシア地方の壮大な風景を見降ろすことができます。

ひまわり畑も広がっていますよ~。

そして、断崖の上に建つロンダの町を実感することも。。 


バルコニーから、ヌエボ橋とパラドールを入れて写真を撮ると素敵ですよ~
と、添乗員さんに教えてもらい撮った写真です。

 
もちろん、2ショットも撮ってもらいましたよ。


買い物
 

 残った時間で、少し買い物です。

 

お土産屋さんに入って、オラ~。

革のブレスレットを買ったお店の奥さん、
私の手首にブレスレットを一生懸命に結んでくれました。

 

ロンダの小物を買ったお店の御主人、
二人とも、笑顔が素敵です。

パラドール

最後に、パラドールによってお茶を。。と言いたいところですが、
もちろん、そんな時間はなく。。

 お手洗いだけお借りしました。すみません。。

でも。。駐車場のトイレは、とてもきれいとはいえないものだったので
これは大正解でしたよ。

さて、ロンダ観光も終わり、この旅で訪ねるアンダルシア地方の町も
あと一つとなりました。

アンダルシア最後の町はセビリア。
さぁ、これから、その最後の町セルビアへ出発です。

  (スペイン旅行17 セルビア・カテドール・ヒルダの塔へ続きます。)

 

9.17


 

 

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スペイン旅行17 セビリア・カテドラル・ヒラルダの塔

2011-08-09 00:00:00 | 海外旅行2011 7月スペイン

         ペイン旅行日程は        こちら
          スペイン旅行の始まりは     こちら

スペイン旅行1 旅の始まりマドリッド   2 マドリッド・プラド美術館  3 スペイン名物パエリャ     
4 トレド 5 闘牛観戦   6 スペイン新幹線AVEでコルドバへ  7 コルドバ・メスキータ・花の小径  
8 コルドバ・ひまわり畑で。。 
9 グラナダ・フラメンコショー  10 アルハンブラ宮殿
11 グラナダ・ヘネラリーフェの庭  12 マラガ パラドールの昼食   13 ミハス ろば馬車
14 ミハス散策   15 コスタデルソール  16ロンダ  17 セルビア・カテドール・ヒルダの塔
18 セビリア・スペイン広場~バルセロナ  19 バルセロナ・サグラダファミリア
20 バルセロナ・ピカソ美術館・グエル公園 21バルセロナ・モンジュイックの丘とカサミラ 
22 バルセロナ~帰国

7月6日(水)

ロンダからセビリアまではバスで2時間。

途中、ひまわり畑が広がっています。

このひまわり畑は、まだ花が咲いている方。。
あともう1週間早かったらどんなに綺麗なひまわり畑が見れたことか。。
と思うと、ちょっと残念です。


セビリア(セビージャ)

アンダルシア州のセビリアの人口は70万人。
マドリッド、バルセロナ、バレンシアに次いで、スペイン第4位の都市です。

スペイン南部の政治、経済、文化の中心地であり、観光都市でもあり。。
アンダルシアの華と呼ばれているそうですよ。

日本では、古くからビゼー作曲の歌劇「セビリヤの理髪師」が有名で、
Sevillaはセビリヤと呼ばれていました。でも、今はセビージャと
呼ばれる事も多いとか。。サッカーチームもセビージャFCですよね。

ところで、ちょっと話は変わりますが、
最近、VISAのCMを見られた事がありますか~。

モンゴル・ウランバートルの草原で。。アラブ首長国連邦・ドバイの水中レストランで。。
そして、情熱の国スペインでは、セビリアのお祭りで。。
最後は、日本の富士山の五合目でも、使えますよ~というやつです。

私は最近あのCMを見るたびにセビリアを思い出します。
最初の予定の5月出発だったら、このお祭りも見られたんだけどな~。。

なんてね。。   おっと。。 話を元に戻して、

こちらはセビリアのマエストランサ闘牛場です。

闘牛場でも、町のアパートメントでも見かけるアーチ型の装飾は、
イスラム建築の特徴です。

 昼食

1時も過ぎて、セビリアのレストランで、お昼御飯です。

今日のメニューは、ガスパチョというスープと、シーフードのフライ。

ちょっと酸味の効いたお野菜たっぷりのスープは、
夏の暑い暑い日にぴったり。

シーフードにも、ライムをきゅきゅっと絞って、
とても美味しいランチでした。

セビリア町並み

カテドラルへ向かう為、セビリアの町を歩いていきます。
正直言って、今日は暑い。

今までは、暑いといっても、思ったほどではなく、
風が吹いていたり、過ごしやすい日が多かったのに。。

今日は、じんじん焼けるような暑さです。

「よ。。今日は暑いね~。」

「冷たいビールでも、ぐいっとやるか~。」

なんて、会話が聞こえてきそうなセビージャのバー。


街角でこんなパフォーマンスをするおじさん?お兄さん?達も
なんか、顔がちょっと怖くて、暑そうです。

でも、裸だから大丈夫かな。。

セビリア大聖堂(カテドラル)

1402年に建築が始まり、100年以上かけ1519年に完成した
セビリア大聖堂。

ヴァチカンのサン・ピエトロ大聖堂、ロンドンのセント・ポール大聖堂に次ぐ
世界第三位の大聖堂と言われています。

ヒラルダの塔

まずは、カテドラルの中から入れるヒラルダの塔へ登ってみることに。
これは自由参加でしたが、もちろん二人とも参加。

この塔は、昔、ろばが駆け上がったこともあるそうで、
階段ではなく、スロープでできています。

ドイツでローテンブルグの市庁舎、パリでサクレクール寺院の頂上
らせん階段を登った経験があるので、自信があったのに。。。

この日は本当に暑くて。。

高さ97メートルと、そんなに高い塔ではないのに正直参りました。。

幼稚園児さんのように、主人に手をひいてもらって、
頑張れ、頑張れ、もうすぐやで。。なんて言われながら昇りました。
あ~あ、しんどかった。。


でも、展望台に着くと、涼しい風も、さ~っと吹いていて、
セビリヤの市街を一望できる景色も広がっていて、素敵。。

 

汗をふきふき、やっぱり、頑張って登った甲斐があったね~。

ここで、もっとゆっくりしていたかったけど、ふと、気がつくとツァーの方は
もう皆さん、周りにおられません。。

そうか。。もう、降りないといけないのか。。と、今度はいそいで降りていきました。

降りるのは楽だったけど、急いで降りた時、
私。。このらせんスロープでイヤリングを落としてしまいました。

高いものではないけれど、お気に入りのブルーのイヤリング。
でも、気がついたのは、もっと後で、探しに戻ることもできず。。

今も、あのらせんスロープの隅に隠れているのか、ゴミとして捨てられてしまったのか。。
できれは、ヒラルダの塔の片隅で生き残っていてほしいです。

カテドラル内部

スペイン最大のカテドラル内部には、王室礼拝堂、聖歌隊席、ステンドグラス。。
豪華絢爛な装飾の中にも、カテドラル独特の神聖な雰囲気が漂っています。


プラテレスケ様式の主礼拝堂の柵。 金色の祭壇が眩しい~。

 

 ステンドグラスも、祭壇の上の天井も美しいのです。

コロンブスの墓

カテドラルの中には、コロンブスの墓もあります。
コロンブスはスペインの王家に仕えたイタリア人。

1492年アメリカ大陸を発見したコロンブスは、1493年に帰国し、
バルセロナの宮廷で盛大な歓迎式典が開かれたそうです。

スペインで亡くなったコロンブスの棺を担いでいるのは、
当時のスペインを構成していた4人の国王だそうですよ。

出口・オレンジのパティオへ

オレンジのパティオに出る出口近くには、銀の祭壇があるのですが
当日は修理中とかで。。

この通り、模型の銀の祭壇が。
でも、これは、これで綺麗ですよね。

 オレンジのパティオから望む容赦の門。

白馬の馬車が通っています。
シンデレラの馬車見たいやね~。

 カテドラルを出て、次はかつてのユダヤ人街、サンタクルス街の散策です。

 さぁ、もうひと頑張り、暑い中歩いていきますよ~。

 

スペイン旅行18 セビリア・スペイン広場~バルセロナへ続きます。)

 9.19

 

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スペイン旅行18 セビリア・スペイン広場~バルセロナ

2011-08-04 11:26:00 | 海外旅行2011 7月スペイン

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スペイン旅行1 旅の始まりマドリッド 2 マドリッド・プラド美術館 3 スペイン名物パエリャ
4 トレド 5 闘牛観戦 6 スペイン新幹線AVEでコルドバへ 7 コルドバ・メスキータ・花の小径  
8 コルドバ・ひまわり畑で。。 
9 グラナダ・フラメンコショー  10 アルハンブラ宮殿
11 グラナダ・ヘネラリーフェの庭12 マラガ パラドールの昼食13 ミハス ろば馬車
14 ミハス散策 15 コスタデルソール 16ロンダ 17 セルビア・カテドール・ヒルダの塔
18 セビリア・スペイン広場~バルセロナ  19 バルセロナ・サグラダファミリア
20 バルセロナ・ピカソ美術館・グエル公園 21バルセロナ・モンジュイックの丘とカサミラ 
22 バルセロナ~帰国

 

7月6日(水)

セビりアのカテドールから、サンタクルス街へ歩いて向かいます。
公園の向こうに、カテドラルやヒラルダの塔が見えていますよ~。

サンタ・クルス街

元ユダヤ人街のサンタ・クルス街。
細い迷路のように入り組んだ路地が特徴的な街です。

この細い道は、暑いセビリアの日差しを避けて日陰をつくる為、
また迷路のような道は、お金持ちのユダヤ人の家に泥棒が入っても
捕らえやすくする為のものだとか。。

でも、その割には、日陰どこにもできてません。。よね。。
日、日陰が欲しいです・・

 白壁が美しいサンタクルスの街。


レストランや雑貨屋さんのお店も、家々も白壁で素敵~。

 

元々ユダヤ人のお金持ちの家が多いので、
どの家も、素敵なパティオ(中庭)がありました。


ムリーリョ公園・コロンブスの記念碑

焼けるような暑さの為、ただひたすら黙々と歩いて、
ようやく、ムリーリョ公園までやってきました。
ここで、バスが待ってくれています。ほっ。。。


セビリアは、コロンブスがイザベル女王の資金援助を得て
新航路探索へ出発した地なんです。

ムリーリョ公園には、コロンブスの記念碑が立っていますよ。

サンタ・マリア号(コロンブスの船)船先は、
アメリカ大陸の方向を指しているそうで、

へぇ~。。。う~ん。。。でも、どちらが船先??

とにかく、もう、暑くて暑くて、写真もそこそこに、バスの中に乗りこみます。
バスの中は冷房が効いていて、涼しい~、もう、やっと生き返った心地。

 

気温39度


次は、スペイン広場ということで、セビージャーの通りをバスで走っていたら
通りにある温度計に、ただ今の気温 39度 の表示が。。

皆から、39度、おぉ~、え~っ、うそ~。。の声が。

そりゃ、暑いはずです。熱中症になっても充分おかしくない気温ですよね。

もちろん、ペットボトルの飲料水はいつも持っているし、
熱を取るという、優れ物のぬれたスカーフもしていましたが、

それでも、いつもの暑さやしんどさとは、一味違ったもの。。。

39度か。。なるほど。。と、この暑さに、妙に納得してしまいました。


スペイン広場

その後、スペイン広場に着いたのですが、暑さは変わらず、
とりあえず、ささ~っと観ておきましょうか~という
暗黙の了解が皆の中に。。

このスペイン広場は、1929年にセビリアで開催された国博覧会
の会場として造られたものだそう。

すごく古い歴史的建造物かと思ったので、案外新しい造りにびっくりでした。


でも、パビリオンとして建てられた建物は、
アンダルシア地方の典型的な建築様式取り入れているそうで、
両翼に半円形に延びる回廊が、とってもゴージャスで綺麗でした。

橋の欄干もイスラムのタイルでできていて、本当に綺麗~。

 

壁面タイル画


スペイン各県の歴史的出来事を描写した壁面タイル画もありました。


  バルセロナ          ドンキホーテ 
 
  コルドバ          グラナダ 

スペインの歴史が、細かく素晴らしいタイル画で描かれています。
とっても綺麗で、涼しければ、もっと丁寧に一枚、一枚見たいけど、

もったいないな。。と思いつつも、暑過ぎて、ちょっとだけ見てお終い。


 アイスクリーム屋さんへ

ここで、しばらくフリータイムがあったのですが、

私達が意を決して、39度の直射日光の中を、この橋を渡り、
その先の緑の木立まで歩くことにしたのは。。

 
木立の中のこのお店に行くためでした~。 
アイスクリームとジュスーを買う為だったのですよ。

このアイスクリーム、ホワイトチョコのコーティングでとっても美味しかったです。
そのあと飲んだレモンソーダーもうま~い。 すきっとしました。

そして、またしても、39度(からっとしているので、その分はまだましかな~)
の中を歩いて戻り、少し早いけど。。と、バスの中へ入ったら、

初めからバスを降りませんでした。。
ずっと、涼しいバスの中で待ってました
という方も居られてびっくり。

もったいないけど、なるほどそれもありかな~と思うほど、
確かに暑かったです。 

でも、ま、7月8月には、40度を超える酷暑の日が続くといわれる
セビリア本来の天候を経験できたと、前向きに考えることにしましょうかね。。


バルセロナへ

さて、セビリア観光も終わり、いよいよスペイン旅行最後の地バルセロナへ
飛行機で飛びます。

空港での待ち時間の間飲んだ、このKASというソフトドリンク
すごく美味しかった~。日本では売ってないのかな。。

お茶をしている私達に、同じツアーの大阪の女の子たちが
白えびせんべいをくれました。

スペイン広場で、アイスクリームをあげたお礼なんですって。。
懐かしい日本の味に感激です。ありがとう~。


セビリア思い出グッズ

空港で、セビリアの思い出グッズも買いましたよ。

 

さて、これで、コルドバ、グラナダ、ミハス、ロンダ、セビリアと周ってきた
アンダルシア地方にいよいよお別れです。

飛行機で約1時間半、今回のスペイン旅行で最後の地、
バルセロナへ向けて、離陸です~。


バルセロナ・サンツホテル

バルセロナの空港に着いたのが夜の9時過ぎ。

それから、今日、明日泊まるバルセロナのホテル、
サンツ駅の上にあるサンツホテルへ、バスで。

夕食

9時半ごろ、ホテルでやっと夕食です。
といっても、スペインでは当たり前の夕食時間ですが。。

本日のメインは、お肉料理と聞いたので、何人かがロゼのワインを頼みました。

これ。。ロゼって感じの、赤っぽいワインが出てきて、みんなで、あれ。。。

でも、ま、なんでもOKかな~っていうことで、乾杯~。

 

本日のテーブルは、私達とあと3組のご夫婦です。

バルセロナのフリータイムの話になって、観光もしたいし、
買い物もしたいよね~と女性陣。

あるご主人が、

「僕は、買い物についていっても、お金を出すだけなんですよ~」と。

「うわ~、いいな~。私もついていきたいな~。って思わず言ったら、

他の女性陣も、

「だったら、私もついていきます~。」 

主人も

「じゃ、僕もよろしく。。」  なんて言ったものだから、


それじゃ、まるでカルガモの親が子供を引き連れているみたいやね。。って
皆で大笑い。

美味しい夕食と共に、楽しい夕食の時間が過ぎていきました。

この日の夕食の焼き野菜、とっても美味しかった~。
デザートも、もちろん完食でした。

 

7月7日(木)

さぁ、今日でスペイン観光が終わります。早いな~。。
最後は、ガウディーの建築で有名なバルセロナ。

まずは、朝食もしっかり摂って、元気をつけて出発です。

 ホテルのロビーに集合。

 

実は、前にも書いたように、スペイン旅行の私の一番の目的はミハスでした。
バルセロナのサクラダファミリアは見たかったけど、
旅行前、それ以外の建物に、そんなに興味はもっていなかったのです。

だから、下調べもいい加減なまま、バルセロナに来てしまっていました。

でも、。。。

このバルセロナが、すっごく、すっごく面白くて、素敵だったのですよ。

 

 ( スペイン旅行19 バルセロナ・サグラダファミリアに続きます。)

 

9.21

 

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スペイン旅行19 バルセロナ・サクラダファミリア

2011-08-01 10:30:00 | 海外旅行2011 7月スペイン

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11 グラナダ・ヘネラリーフェの庭12 マラガ パラドールの昼食13 ミハス ろば馬車
14 ミハス散策 15 コスタデルソール 16ロンダ 17 セルビア・カテドール・ヒルダの塔
18 セビリア・スペイン広場~バルセロナ  19 バルセロナ・サグラダファミリア
20 バルセロナ・ピカソ美術館・グエル公園 21バルセロナ・モンジュイックの丘とカサミラ 
22 バルセロナ~帰国

 

 

7月7日(木)

バルセロナは、カタルーニャ州にある、スペイン第2位の都市。
地中海に面していて、青い空と青い海、輝く太陽に恵まれたリゾート地です。

バルセロナと言えば、なんといっても建築家アントニ・ガウディが有名。

バルセロナの街のあちこちで、ガウディが造った建物を
見ることができるのですが、
その中でも一番有名なのは、世界遺産でもあるサグラダ・ファミリアです。

サグラダ・ファミリア

ホテルをバスで出発してしばらくすると、
本やテレビで見たことのある建物が見え始めました。

うわ~、あれがサグラダファミリアや~と感激の声が。。
やっぱり、本物を目の前で見ると、なんだかどきどきします。

大胆で奇抜な建物でありながら、繊細できめ細やかな装飾が施され
見上げると、もう。。圧巻としか言いようがありません。。

サグラダファミリアは「聖家族」という意味で、1882年建築に着工されました。
翌83年、前任者の建築家が辞任し、これを引き継ぐことになったガウディ、

元々大聖堂の建築にたずさわることを夢見ていたので
晩年は他の仕事から一切手を引き、サグラダファミリアに寝泊まりして
その建築に専念したといいます。 

最大の情熱を傾けていたサグラダファミリアの建築なのに、
ガウディは、1926年、路面電車に轢かれ亡くなってしまいます。

ガウディが亡くなった時、完成時に18本そびえる筈の塔が、
まだ1本しか出来上がっていませんでした。
どんなにか、心残りだったことでしょうね。。

設計図も、その後の戦災でほとんど焼失したらしいのですが、
わずかに残ったデザイン画やガウディの作った模型などを参考に、

ガウディの意思を汲んで、多くの芸術家が、多くの年月と労力をかけ、
サグラダファミリアの建設が続いているとのこと。

128年経った今では、塔も12本出来上がっているそうです。
でも、これって、早いのか遅いのか。。ちょっとわかりませんが。。


生誕の門

サグラダファミリアには、3つの門が造られる予定だそうです。

一つは東側の生誕の門、一つは西側の受難の門
そしてもう一つは、まだ建築予定の南側の栄光の門。

この内、ガウディ生前中に、ほぼ仕上がった唯一の門が
生誕の門だそうですよ。

生誕の門には、キリストの誕生から、幼少期に至るまでの様子が、
繊細な彫刻で表されています。

こちらが、キリスト誕生の時の彫刻。
温かく、優しく、穏やかで。。見上げる人々の心も和んでいきますね。

生誕の門の東側は、キリストが朝日に照らされるように
設計されているとか。。 さすが、ガウディ、すごいです~。


笛を吹く天使、祈りを捧げる羊飼い、草や木や動物達。。
どれも、本当に一つ一つ細かくて。。

聖書の中の世界が、優しい曲線で温かく、丁寧に描かれていました。

 屋根や窓も、おとぎ話の家みたいにメルヘンチックで可愛いのです。


 教会内部

教会の中へ入ってみました。森をイメージしたという聖堂内。
先で枝分かれした円柱の白い柱が、
本当に森の中の木々のようです。

 一部の窓には、色彩豊かなステンドグラスがはめ込まれ、
自然の光を浴びて、万華鏡のように輝いています。

ステンドグラスを通って、聖堂内へ入った光は
七色にきらめき、なんともやさしく不思議な光の世界を作っています。

すべての窓に、ステンドグラスが入るそうですが、

まだまだステンドグラスの入った部分は少なく、

この通り、白いままのガラスがほとんど。
これから、どんどんステンドグラスが入れられていくようです。

すべてにステンドグラスが入った時、この聖堂内は、
どんな光の世界となるのでしょうね~。


受難の門

生誕の門の反対側、西側の門は受難の門と呼ばれていて、
その彫刻は、生誕の門とは対照的に、飾り気がなく直線的、
無機質な感じがします。

ガウディの死後、ジョセップ・マリア・スビラックという有名アーティスが
造ったものらしいのですが、顔に目や口もなく、なんだか寂しい感じ。。

でも、この門を構想したのはガウディなのですよ。

ガウディが交通事故で死んだ時、ポケットの中に入っていたのが
この受難の門のデザイン画だったとか。。

まるで自分にこれから起こる事を感じ取っていたような、
そんなデザイン画に、なんとも不思議な感覚を覚えました。

 

さて、本当は、サグラダファミリアの上に登れるらしいのですが、
今回のツァーには組み込まれていませんでした。

午後からの自由時間にもう一度来て登ってみては。。とガイドさん。
でも、1時間2時間待ちはざらと言われて。。断念。
また、いつか登れる日が来ますように。


お土産屋さん

受難の門を見た後は、しばらくフリータイム。

受難の門の隣にあるお土産物屋さんに行ってみました。
サグラダファミリアの本、ガウディ作品の写真集、
キーホルダー、雑貨、アクセサリー、文房、ポスター。。

色々な物がいっぱい並んでいて、どれを買おうかと迷う迷う。
でも、迷っている時間はないんですよね。。



お土産のサグラダファミリアグッズを。


主人は、毎度のことながら、またガイドブックを買っています。


スーツケースの重量を気にしながらも、やっぱり止まらないみたい。
これだけでも、相当な重さになりますよね。

「重いよ~、きっと。。って言ったら、

「大丈夫、重量オーバーしたら、手荷物で持つからと主人。

ま、せっかく来たんだから、好きな物を集めないとね。
それに、その場所で買ったという事が、大切な思い出ですもんね。


ガウディ建築のファンに

ガウディの建築、正直言って、バルセロナに来るまでは、
見たいとは思っていたけれど、それほど興味がなかったのに。。

大胆さと奇抜さに加え、美しさと可愛さもあるガウディの建物に
この地点で、完全にノックダウン、魅了されてしまいました。

この屋根も可愛いですよね~。

教会なのに、まるで、テーマパークに来た時と同じような楽しい気持ちにも
なってしまいます。

人々が、ガウディ、ガウディと言うのがよくわかるような気がしました。
でも、今頃分かるなんて。。ちと遅すぎですよね。
もっとちゃんと、下調べしておけばよかった。。


15年後に完成!

さて、完成まで、これから数十年後とも数百年とも言われていた
サグラダ・ファミリアですが、

ガウディの没後100周年にあたる2026年が完成予定となったよう。
つまり今から15年後に、サグラダ・ファミリアは完成するのです。

今は、その完成を目指して大型機械も使って工事中。
15年後に来たら、完成したサグラダファミリアが見られるんですよ~。

でも、15年後っていったら、70歳超えているよな。。
それに、すっごく混んでいるだろうしな。。

なんて、思いつつ、もう一度見上げたサクラダ・ファミリアです。

 

そして、その完成予想図を、ちょっとご披露しましょうね。

じゃじゃ~~ん、

こちらが、サグラダ・ファミリアの完成予想図です。


(2020年と書いてますが、2026年完成予定だそうですよ。)

ほ~~~、見事な美しさですね~。

完成時の塔は18本、その高さは最高170m。
バルセロナの高層ビルは、この高さを超えてはいけない事に
なっているそう。。建物の高さ制限は、京都と同じですね。


さて、すっかりガウディ建築のファンになってしまった私達ですが、
次は、ピカソ美術館へ行って、その後またガウディの造った公園へ行きます。

 

 (スペイン旅行20 バルセロナ・ピカソ美術館・グエル公園へ続きます。)

 

9.24

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