2016 ハワイ1 シェラトンホテル 2 ロック・ア・フラ
3カイルア・ラニカイ 4ノースショア 5パールハーバー
6別荘・カハラアランティーノ 7 ホノルル動物園
8カハラモール・アラモアナ 9ダイアモンドヘッド
10カハラホクズ・カハラビーチ 11ハワイ島へ行ける?
12ハワイ島ジャックスツァー 13レインボー滝・サーストン溶岩トンネル
14キラウエア火山マウナケア夕日 15コナの街・アイランド ラバジャバ
16ハワイ島コナの街~別荘 17カハラプルメリア・関空へ
18ホノルル空港~関空・お土産
2016 ハワイ13レインボー滝・サーストン溶岩トンネルの続きです。
2016年8月22日(月)
さて、これから本日の目玉である
キラウエア火山国立公園でのとハレマウマウ火口と
マウナケア山頂での夕陽、星空観測という事になるのですが、
残念ながら、このお天気です。。
でも、なんといっても、ここは97%の晴天率の地、
365日中10日ほどだけが雨なんですよ。。
だったら、なんとかなるでしょう。。と思いつつ、
いや、でも、これは、やっぱり無理なんとちがう。。
キラウエア火山国立公園・展望台
そんな事を思いながら、本日のメインイベントの一つ、
キラウエア火山国立公園、トーマスジャガー博物館前の
展望台にやってきました。
この展望台から、世界で最も活発な火山、
キラウエア火山から上がる蒸気や
ハレマウマウクレーター(火口)からの噴煙が
もくもくと見えるはずなのですが。。
じゃじゃ降りの雨と、真っ白な霧。
看板以外なんにも見えません。。
見事に真っ白ですね。。。
しばらく、何か見えないかと待ったものの、
もう、これ以上いても仕方がない、と
皆が引き上げようとした、その時、
ほんの少しだけですが霧が薄くなってきました。
そして、あらあらと思っている間に、
ほんの少しだけハレマウマウクレーターが見えたのです。
普通だったら、見えること自体に感激する事もないのでしょうが、
やった~、見えた~と皆感激。
でも、これがせいいっぱいでした。
でもでも、ほんの少しでも見えて嬉しかったです。
トーマスジャガー博物館
雨を逃れて、トーマスジャガー博物館へ入っていきました。
ここは、トーマス・ジャガーによって創られた火山歴史博物館。
ハワイ島を、地学・歴史・神話。。色々な面から
知ることのできる博物館です。
中には、火山の女神ペレの絵や、
ペレの涙や髪の毛と言われる物の展示もされています。
雨宿りも兼ねてゆっくり説明して頂きましたが。。
でも、外の雨は、なかなか止む様子はありません。。
マウナケア夕日と星空ツアー
そして、もう一つ、本日のメインイベント。
マウナケア夕日と星空ツアーへ出発。
ここで、ツァーは二つに分かれ、私達はバスを4輪駆動の車に乗り換え、
ハワイ島を横断するサドルロードをマウナケア山へと向かいます。
マウナケア山は海抜4,205m。
その山頂で眺める、感動のサンセットという言葉に魅かれ
このツァーを申し込んでいたのですが。。
オニヅカビジターセンター
海抜4,205mの山頂まで一気には行けないので(なんせ、富士山よりも高い!)
約1時間半のドライブ後、標高2,804mのオニヅカ・ビジター・センターで
高地順応のための休憩です。
オニヅカビジターセンターは、1986年、
スペースシャトル チャレンジャー号爆発事故で亡くなった
日系人(ハワイ出身)として初めての宇宙飛行士である
オニヅカさんの名前を記念して付けられたセンターです。
オニヅカさんの石碑も建っていますよ。
着替え
かなり寒くなってきたので、着替えをすることにしました。
ここで失敗だったのは、服の下に着るもの(ヒートテック)を
持ってきてしまっていたこと。
男の人ならいいけど、バスの中では着替えられず、トイレで着替えました。
でも、2800mの高所、トイレは並んでいるので、早くしないと。。と
焦って着替えるのはきつい。。
高山病になるので、走ったり、焦る行動はいけないのに、
焦ってしまいます。
バスの中で簡単に着替えられるものに絞って持ってくるべきでした。
これから行かれる女性の方は、上に着るセーターやカーディガン、
靴下、スカーフなどを持っていかれた方がいいですよ。
年間を通して晴天率が高い所なのに、雨、まだ降っています。。
ツァーの面々の中にも、今日はやっぱり雨が上がらないんじゃないかという
懸念が広がっています。
でも、ガイドさんは、まだ、2800mですからね~。
4200mまで行ったら、晴れている事が多いんですよと。
ほんとかなぁ。。。
バスの中で食べたお弁当は、なかなか美味しかったです。
銀剣草
食後は、雨の中、少し外へ出て、高山植物の観察。
こんな高所なのに、ピンクや黄色の可愛い花が咲いています。
特に、ここでしか見られないという高山植物のギンケンソウ(銀剣草)。
白っぽく剣のようにとがった葉が特徴だとか。。
熱に弱い銀剣草は素手で触ると、人の体温で枯れてしまうので、
絶対に触ってはいけないそうです。
いよいよ山頂へ
オニヅカ・ビジター・センターで休憩後は、いよいよ標高4,205mを目指します。
真っ白な霧の中の出発です。。
山頂到着
山頂までのがたがた道を30分間走り、
海抜4,205mの山頂に到着しました。
ひざ丈の暖かいジャケットと手袋を貸してもらい、
高所なので絶対に走らない事、水分をしっかりとる事などの
注意を受けて車の外へ。
しかし。。。
真っ白で、な~んにもみえません。
晴天率97%というマウナケア山頂。
たった、3%のその他の日に、私達は当たってしまったようです。
見事に何も見えなくて。。
天文台をバックに記念撮影を取るのがここでの決まり事のようですが、
天文台はどこ??って感じです。
同じツァーの若い子達は、とりあえずお決まりのポーズで
写真を撮っていました。顔で笑って心で泣いて。。かな。
3%の奇跡
だんだんと日が沈み始めたのでしょうか。
白い霧が、ピンク色に染まり始めました。
これはこれで、幻想的で綺麗~。。
。。と、ほんの少しですが天体観測所が少し形を表しました。
左端が日本国立天文台の誇る大型光学赤外線望遠鏡、
すばる望遠鏡です。
すばる望遠鏡の右隣、双子のドーム型は、米国のカリフォルニアの
ケック I/II 望遠鏡ですよ。
うわ~、見れた、見れた~。
でも、皆が一生懸命シャッターを押す間に、また、霧の中に
隠れてしまいましたが。。
天文台の後ろに広がるオレンジ色の綺麗な雲と
燃えるような赤い夕陽は見られなかったけど、
3%の奇跡、ピンク色の霧の中のすばる望遠鏡が見れたという事で。。
ま、いいとしておきましょうか。。。
星空観測
マウナケア山頂から少し降りて、星空観測をします。
これも、このツァーのメインイベントの一つですよ。
この辺りは、晴天率が高いことに加え、周りに灯りもなく、
世界で最も天体観測に適した場所のひとつなのだそう。。
降り注ぐような星空を楽しみにしていたのに。。
ほとんど星は見えず。。
ガイドさんが、
あ。。。あの星は。。。です
と、たまたま見つけた星を、天体望遠鏡を使って説明してくれても
順番で皆が覗き込む途中で星が消えてしまったりして。。
皆の中に、倦怠感と脱力感が広がります。
ガイドさんはそれでも30分ほど、
時々ちらっと見える星を見つけては説明をしてくれ
なんとか、皆の気持ちを高めようと頑張ってくれています。
でも。。。
これは、いつか、リベンンジするしかないね。。
星に包まれ、宇宙の中にいるように感じる神秘体験、
いつかできますように、ちらりと小さく光った
お星様にお願いしてきました。
キングカメハメハコナビーチホテル
その後、サドルロードを走り、一つ一つのホテルを
周りながら自分のホテルまで帰ってきます。
私達は、コナの街を散策したかったので、
キングカメハメハコナビーチホテルにしたのですが、
着いたのは一番最後、11時頃だったと思います。
疲れた~。。。なんだか、本当に疲れた一日でした。
あったかホテル
でも、ホテルは、ポリネシアン風のとっても温かい雰囲気で、
癒されました。
絨毯の赤やオレンジといった暖色が、冷え冷えした心を
温めてくれる感じです。
お部屋
お部屋も結構広いベッドで、ゆっくり眠れそう。。
昨夜は、夜中の2時起きですからね。 早く寝ないとね。
今回のハワイ島行きは、出発の時から色々とありましたが、
たまたまそういう巡りあわせだったのかもしれませんね。
とりあえず無事に来れて、ツァーに参加できただけでも
よかったのかな。
さぁ、ゆっくり休んで、明日は、コナの街を楽しみますよ~。
2016 ハワイ15 コナの街・アイランド ラバジャバへ続きます。
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