友人の誕生日 フレンチ田村の続きです。
今年6月の話題をもう一つ。
主人と、久しぶりに映画を見にいってきました。
何をみようか。。という事になって、
最後まで候補に残ったのが、万引き家族と空飛ぶタイヤ。
両方とも見たかったけど、カンヌ国際映画祭で
最高賞となるパルムドールを受賞を得た作品という事で
万引き家族に軍配があがりました。
万引き家族
カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したというだけで
その他の何の予備知識も持たずに見た万引き家族。
万引きで生計を営む血縁関係のない人達が集まった集団。
でもそれは、父母がいて子供がいて祖母のいる家族なのです。
犯罪の一つである万引きを当たり前の様にする人達の姿に驚き、
いったいこの映画はどういう風にしてエンディングを迎えるのだろう
と気になりました。
一緒に暮らすこの家族にはお金も地位もないけれど、
でも、うわべでない本物の家族のような繋がりができていきます。
そして、虐待で命を奪われかねない5歳の女の子を連れてきて
万引き家族の生活が続いていくのです。
ちょうど実際に東京で起きた事件、
父母の虐待で亡くなった5歳の女の子の姿と、
映画の中の女の子の姿が重なり、
映画の中の女の子は、万引き家族に拾われてよかった。。
亡くなった女の子の近くにも、こういう家族がいて
助けてくれていたら。。と胸が苦しくなりました。
ネタばらしになるので、余りこの先の話をする事はできませんが、
家族とは何なのか、生きるとはどういうことなのか、
子供に対する虐待・抜け出せない貧困・老いと死。。
見る人に寄って、何が心にひっかかるかは違うだろうし、
色々な角度から捉えることのできる映画だと思いました。
ちなみに私は、虐待されていた女の子が
ほんの少しだけ強くなって、
母親の言葉にNOと言えたのが嬉しかった。
これで、きっとこの子は死ぬことはない、
生きていけると思えたのが救いでした。
気になる方は、ぜひ、映画を見てみて下さいね。
さて、その後は、久しぶりに中華料理のひさごに
行ってきました。
中華ひさごに続きます。
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