2019年クロアチア他2国の旅13ドブロブニク・夕食・夜景
の続きです。
2019年クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニアの旅程
1クロアチア ドブロブニクへ 2ドブロブニクホテルへ
3ドブロブニク・朝散歩 4ドブロブニク・スルジ山
5ドブロブニク プロチェ門~ルジャ広場
6ドブロブニク プラツァ通り~オノフリオ噴水
7ドブロブニク オド・プチャ通り~旧総督邸(レクター宮殿)
8ドブロブニク 旧港・カフェ・戦争没者記念館
9ドブロブニク アドリア海ミニクルーズ
10ドブロブニク ルジャ広場・大聖堂・昼食
11ドブロブニク 城壁巡り
12ドブロブニク フリータイム・買い物
13ドブロブニク・夕食・夜景
2019年6月28日
朝食へ
本日は、クロアチアから隣の国の
ボスニアヘルツェゴビナのモスタルに向かいます。
トランクを部屋の前に出して、朝食へ。
朝早くのホテル。今日もいいお天気のようですね。
朝食
7時ごろ朝食。
お気に入りの席で朝食です。
クロワッサンとサラダとヨーグルト、
ゆで卵に果物、それにちょっと甘いパンも。
このラパッド地区の景色とも
可愛い猫ちゃん達ともお別れですね。
紫陽花の花も綺麗だったな~。
ホテルにも、ドブロブニクのタイル画が。
こういうのも素敵ですよね~。
ホテルを出発
さぁ、黄色いバスに乗ってホテルを出発です。
ドゥブロヴニクからモスタルまでは距離的には150km程なのですが、
一度ボスニアに入り、またクロアチアに入ってから、
またまたボスニアのモスタルを目指すという
ややこしいルートを通るみたいで、
何回もイミグレーション(イミグレ・入国審査)を
通らないといけないみたいです。
これに結構時間がかかるみたいで、添乗員さんから
くれぐれも覚悟をするようにと言われています。
少し走ると、朝の花市が開かれていました。
可愛い花がいっぱいですね~。
フランジョトゥジマン橋
ラパッド地区を超えると、入江の風景が見え始めました。
ここは、フィヨルドのような深い入り江になっていて、
海岸沿いにフランジョトゥジマン橋がかかっています。
2002年にフランジョトゥジマン橋が開通するまでは、
この入り江をぐるっと周って対岸へ行っていたそうですよ。
何とも大変なお話ですよね。。
橋の上からの写真。この橋のおかげであっという間に対岸です。
すごく便利になったんですね~。
ボスニア・ヘルツゴビナへ
この後クロアチアの海岸べりを走り、ボスニア・ヘルツゴビナへ。
ボスニアヘルツェゴビナのネウムという街をめざします。
まずは、クロアチアからボスニアヘルツェゴビナへの国境越え。
バスのドライバーさんが国境状況を確認して、
複数あるルートからなるべく混雑が少ないルートを
選んで小さな入国審査場へ。
これは大正解で20分ほどでクロアチアから
ボスニアヘルツェゴビナへ国境越えできました。
でも、このあとまたクロアチアに入り、
そこからボスニアヘルツェゴビナへ入るのです。
9キロの海外線による国の分断
なぜこんなややこしい事になるかというと。。
ほとんど内陸国のボスニア・ヘルツゴビナですが(緑色)、
アドリア海の海岸線にわずかに直線距離で9kmだけ
(実際には20キロ)ボスニア・ヘルツゴビナが、
クロアチアの領地に割り込んでいるのです。
これが、クロアチアを分断していて、
クロアチアのドブロブニクからクロアチアのスプリトに行くのにも
ボスニアヘルツェゴビナを通らないと行けなくて、
出国・入国の2回の入国審査が必要なんだそうです。
同じ国に行くのに、他の国を通らないと行けないなんて
なんか信じられませんよね。
モスタルに行くには、もう一度クロアチアに入り
その後またボスニアヘルツェゴビナに入るみたいです。
9キロの緑の海岸線がクロアチアを分断しています。
それで、これから行くネウムという街(ボスニアヘルツェゴビナの街)の先
左右がクロアチア領土になっている所に
クロアチアからクロアチアへ行く為の橋が掛けられるのだとか。。
これは便利ですよね~。
只今建設中の様ですが、いつできるのだろう。。と思って調べたら
こんな記事を見つけました。
なんと、この橋2年の間に、もう出来上がっていたんです。
クロアチアの海岸線の2つの地域を繋ぐ橋がオープン
ボスニア・ヘルツェゴビナの領土によって分断されている
クロアチアの海岸線の2つの地域を繋ぐ橋ペリェシャック橋
(The Pelješac Bridge)の開通式が行われました。
The Pelješac Bridgeは、2.4Kmの長さで、クロアチア本土の
KomarnaからPelješac半島のBrijestaを繋ぎ、
来年6月から車で通行可能となる予定です。
(2021.7.30のnoteの記事です。)
ということは、2022年の6月からはパスポートなしで
クロアチア国内の通行はできるという事ですね。
モスタルも一度だけ国境を通ったら行けることになりますよ。
ネウム・ホテルヤドラン
でも、この旅行記は2019年のお話。
私達は、まずボスニアヘルツェゴビナ入りです。
ボスニアヘルツェゴビナのネウムという街にある
ホテルヤドラン。
レストランもスーパーも併設しています。
ドブロブニクからモステルやクロアチアのスプリトなどに行く時、
トイレ休憩に必ず寄るというドライブイン。
私達もここで20分ほどの休憩です。
スーパーで、添乗員さんお勧めの歯磨き粉やオリーブオイル
乾燥いちじくなどを安くでごっそり買いました。
やっぱり物価が安いんですよ。
歯磨き粉もオリーブオイルも重宝しました。
乾燥いちじくは好みがありそうですが。。
カトリック教会Crkva svetog Ivana
このヤドランは、ボスニアヘルツェゴビナで
唯一海岸線に面しているドライブインで、
素敵な景色を眺めることができます。
白い協会は、カトリック教会Crkva svetog Ivana。
ほんと、素敵な景色ですよね~。
皆で交代して写真の撮影会、盛り上がりましたよ。
でも、海岸沿い9キロだけがボスニアヘルツェゴビで
その先はクロアチアなんですよ。
こちらの左側の陸地はクロアチアです。
ペリェシャック橋の影響
ネウムはボスニアヘルツェゴビナだけど、
この入り江の先は、両サイドクロアチア。
その陸と陸との一番狭い所に2021年できたのが、
先ほど紹介したペリェシャック橋(The Pelješac Bridge)です。
この写真では橋はまだできていませんが。。
でも、この橋が完成したという事は、
これからのクロアチアの旅行やクロアチアからモスタルの旅行では
このネウムには寄らないということになりますよね。
今まで、ほとんど全ての観光客が寄っていたのに
コロナ禍で今は観光客がいないけど、
コロナ収束後も観光客が全然来なくなりますよね。。
だって、わざわざボスニアヘルツェゴビナを通る必要が
なくなったのだから。。
ホテルヤドランにとっては大きな打撃なんだろうな。。
と、ちょっと心配。
でも、ボスニアヘルツェゴビナで唯一
海岸の素晴らしい景色が見れるホテルとして
これからも頑張っていってほしいです。
2019年 15クロアチア内陸自然と町
に続きます。
最後までお付き合い頂き
ありがとうございました。
たんぽぽのお花を
ぽちっと押してく.ださいね。
いつもご訪問ありがとうございます。
2020年9月18日で、
ブログをつけ始めて5000日目。
これからもマイペースで頑張っていきます。