夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

大雨や洪水を警戒する

2019-08-28 21:51:07 | 日記・エッセイ・コラム

大雨や洪水を警戒する

2019年8月28日(水)   自宅リビングより撮影。

朝8時頃の富士山上空の雲

 大きな黒い傘雲が幾重にも富士山に覆い被さり、不安定な大気の状態を現しています。

富士山上空にこんなに多重の暗い雲が重なると、何か不吉な事が起きるのではないかと、

不安になります。

 この写真を撮影直後、市の広報無線が静岡県東部地方に大雨洪水警戒レベル3が発令されたとか放送していましたが、

雨の音が激しくて聞き取れませんでした。

 三島の方で竜巻みたいな突風が吹いて被害が出たと、昼間のテレビニュースで放送していました。

Г大雨は遠く離れた九州地方で降っているから、遠く離れた静岡県では大丈夫 」等と言う根拠の無い

自己判断は危険です!

 

  近年の気候変動は、私たちが想像している以上に急激で、誰も

経験したことの無い領域に入って来ていると思います。

 

  今朝の気温28℃も昔ならば、暑いと感じる温度ですが、連日30℃の高温にさらされていると、

涼しく感じてしまうのと、同じです。

 洪水で一面泥水に埋まった収穫間近の稲田や畑、

用水路も道路も区別もつかない水の流れを見ると、大雨や洪水の恐ろしさが実感しますが、

毎年の様に災害が起きて、テレビ画面で流されると、

感覚そのものが麻痺してしまい、災害の画像に慣れっこになって、

『また洪水か』か『今度はどこ?』

『自分には関係ない』と言う感覚…

そしていざ自分が災害に遭うと、

『まさか自分たちの所がこんなになると思わなかった』と言う感想を口にします。

 

 狭い日本です。

災害は何時、何処で起きてもおかしくありません。

 

 マレーシアボルネオ島周辺の小さな島々。

初めて訪れた時には、透き通った青色でしたが、気候変動による

自然破壊が進んで、プランテーションの中を流れる川の水は泥水。

美しかった浜辺は土砂崩れで流れ着いた流木の山。

珊瑚礁の砂浜には各種のゴミ…

 天災は、人災の要因も沢山あります。

地球温暖化による天災の増加。

人間がこれ以上地球を汚し続けると、地球自体が大変なことになってしまいます。

今朝の静岡県東部地方の大雨は台風と言うよりは、熱帯地方のスコールのようでした。

 

九州地方の大雨洪水 の被害がこれ以上広がりませんように。

フジバカマの花

 

 

 

 



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