睫 まつげ
つけまつげ
先日NHK朝の連続テレビ小説『朝が来た』の中で、母親を殺そうとした息子の迫真の演技に驚いた有働アナウンサーのつけまつげが取れると言うハプニングがありました…‥
偶々私もリアルタイムでテレビを見ていましたが、四十過ぎのいつも自然体に見える有働アナウンサーもつけまつげをしているのかァと言う感想を持ちました。
その後も中年こそつけまつげを付けると若々しく見えるとか言って、同じ番組で付け方等を放送していました。
以前新聞の投稿欄で、確か70才で初めて憧れの睫パーマをかけた!と言う勇気有る女性の文章を読んだことがあります…‥
睫をネットで調べると、睫パーマ、つけまつげの他に、睫の美容液とか、睫のエクステンションとか在るわ在るわ
睫は髪とか肌と同じように女性にとって特別な存在のようなのです。
幸い私は生まれつき睫が豊富で比較的元気なのでつけまつげを付けたことは一度もありません。
そもそも今から40年以上前つけまつげを付ける人がどれ位いたのか
芸能人とか、セレブとか特別な女性。
つけまつげは、一般人ならば、結婚式とかパーティーとか特別に装う時に使用しました。
マニキュアもピンク以外は特別な存在でした。
やり過ぎは好きではありませんが、一般人も手軽に、気楽にお洒落を楽しめるようになったことは平和な証。
睫だけで無く諸々の悩みを持っている人には朗報です。
睫美人?!
多分私への唯一の褒め言葉は、『睫が長い!』です。
小さな頃から色々な方にГ睫が長い!」と言われて来ました。
(昔乗るんじゃないとか言われて、試しにやってみたら、マッチ棒一本ならば簡単に乗っかりました。集中して目をパッチリ開いていれば二本。危ないので真似しないで下さいね!!)
極めつけは、電車で同じ町から同じ街迄通学していた大学生に、Г君すごく睫が長いね…睫だけで暮らしていけるよ……」と意味不明な最大級の褒め言葉!?
睫だけで暮らして行ける訳ないでしょう!
ちゃんと働いて暮らして来ましたよ。
目睫の間
もくしょうのかん
目と睫の間
読んで字のごとし。
極めて近いこと。接近していること。
見えない睫
自分の目の一番近くにあるのに、近すぎて見えない。
褒められても、嘆いても、鏡や写真と言う道具や自分以外の人間の目で見て、確認したり評価したりされる睫。
目を守る大切な役目の睫。
大切な物は目に見えない。
2013年10月30日の月