夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

大祓おおはらい 今年も半分過ぎました。

2011-06-30 20:20:26 | 日記・エッセイ・コラム

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時計草。規則正しく時間を教えてくれる懐中時計のようです。

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大祓(おおはらい)

大祓は、六月三十日と大晦日に、各産土神(うぶすなかみ)の社前に設けられた茅(ちがや)の輪をくぐって参詣します。

氏子は予め頂いている紙片の形代(かたしろ)で身のけがれを祓います。形代は人の形をした白い紙片です。

左の写真の輪の上の方に五枚下がっています。

茅の輪をくぐって持参の形代を納めます。神官は形代を集めてお祓いの神事をします。

輪のくぐり方が決まっています。

左廻り、右廻り、もう一度左廻り、真ん中に戻って、直進します。∞

写真は、今年六月五日、甲斐の武田神社です。

奥に花嫁さんが見えます。

今年前半は国難とも表現される大災害が発生しました。

政治は混迷を極めています。

大祓をして今年残り半分新しい気持ちでみんなの力を合わせて日本を何とかしましょう。

百年後、千年後の子孫にも恥ずかしく無いような2011年の日本の国民でありたいと思います。

悠久の時の流れの中の一瞬。

        

今この時に困っている被災者が沢山いるのだ。

井の中の蛙じゃあるまいし、党利、党略関係無い!

二年後には任期が来ます。首相が殊勝な事を言っているのだから、政治家の諸君輪をくぐって、和を持ってやってくれたまえ

神の声が聞こえて来るようだ

                  時間を大切に使いたまえ

                        税金を有効に使いたまえ

   


草に寝て 立原道造

2011-06-29 21:23:17 | 日記・エッセイ・コラム

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草に寝て・・・・・・

六月の或る日曜日に

立原道造

    それは  花にへりどられた 高原の

    林のなかの草地であった 小鳥らの

    たのしい唄をくりかへす  美しい声が

     まどろんだ耳のそばに きこえてゐた

   私たちは 山のあちらに

   青く  光ってゐる空を

   淡く  ながれてゆく雲を

   ながめてゐた  言葉すくなく

   

            しあはせは  どこにある?

   山のあちらの  あの青い空に  そして

   その下の  ちひさな  見知らない村に

   私たちの  心は  あたたかだった

  山は  優しく  陽にてらされてゐた

  希望と夢と  小鳥と花と  私たちの友だちだった

草に寝て・・・・・・

六月の或る日曜日に

立原道造

四十数年前初めてこの詩に出会った時の衝撃は強烈だった!

東大建築科卒業。

三好達治の四行詩に影響されて、詩を書きはじめる。

昭和14年2月13日、中原中也賞第一回受賞が決定。

3月29日没。享年24歳。

戦前の男の書いた詩。

しかも文学専攻ではない。

美しい言葉。旋律。

青い空と花と小鳥。ありふれたそれらの単語が、立原の手に掛かると、魔法をかけられたように、おとぎ話の世界になって、一瞬にして、美しい追分の景色が目に浮かんで来る。

愛を語る恋人たちの幸福まで行間に漂っている。

日本の六月と言えば、梅雨。

そこを敢えて青い空の下、草原の二人。

小鳥と花、雲。

六月の或る日曜日と付け加えました。

立原道造の才能が良く解ります。

私のハンドルネーム『夢見るタンポポおばさん』は、立原道造の詩

夢みたものはより頂いています。


秋、冬を美しく彩ります!

2011-06-27 22:19:42 | 日記・エッセイ・コラム

銀杏

ギンナンを蒔いて育てました。これでも、もう21才です。

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秋、冬に美しく色付いて季節を彩ってくれる植物の今日の姿です。

何の花なのか、聞かないと判りにくい物もあります。

実の鮮やかさに比べて、花はあまり目立ちません!

左は、南天の花

冬真っ赤な実がなります。

右は、千両の花

お正月の生け花でお馴染み。

我が家には、赤と黄色があります。

これは何色かしら?

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三角に葉が出ているのは、藤袴。秋の七草の一つ。

何とか生き残って、こんなに元気いっぱい。

葉のたくましさに似合わない程の繊細なレースのような花が今年も咲いてくれるのを、楽しみにしています。

嫁菜。小さな葉の方です。

秋に野菊のような薄紫色の優しい花を咲かせます。


蛙が風邪を引いたような声で声パス!!

2011-06-26 22:09:00 | 日記・エッセイ・コラム

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私夢見るタンポポおばさんは、夏風邪を引いてしまいました。

23日の木曜日から、蛙が風邪を引いたようなかすれ声になっています。

自分でも嫌になる程の変な声です。

2010年12月17日の『私は風邪を引いた蛙の声の持ち主です』の文章を読んで下さいね!

病院の受付嬢が「夢見るタンポポおばさんは声パス!!」と言って下さいましたよ。

たとえ診察券を忘れても、顔パスじゃなくて声パス!!

私は几帳面なので診察券を忘れることはありません。

緊急の時に「風邪を引いた蛙の声のおばさん」でわかって貰えるかもしれません。

なにしろ美人の受付嬢に「顔を見なくても、声を聞いただけで判る」と太鼓判を押して頂きましたから。

何年も会っていない友人や知人に電話をすると私が名乗らないのに、「あ、夢見るタンポポおばさん」と確信した声で応答されます。

こんな個性的な声に感謝。


究極の笠雲

2011-06-24 22:46:55 | 写真

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今日の富士山は、究極の笠雲が邪魔をしていて、どんなに美しい山なのか、皆目解りません。

我が家のアカバンサス越しに見えるはずの富士山も、白い笠雲に覆われています。

天気は晴れているのに、富士山だけ見えない!

今の国会みたいです。

いったいどうなっているのでしょうか?

笠雲は消え去って、また美しい富士山が見えるので、安心ですけれども、

国会の中は??

国会議員の皆様方。

日本の代表です。

いつも私たちに、毅然とした姿を見せて下さいね。