夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

富士講

2014-08-31 23:40:30 | 日記・エッセイ・コラム

83103 墓参に出掛けようと家を出た所で

富士講の富士山峯入の一行に遭いました!

83107 先達は山伏

83109 ほら貝を吹きながら歩いています。

83108 老若男女の信者さんがいます。

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車で五合目迄行く登山者が多いのですが、麓から登る修行者も沢山います。御覧の通り普通の生活道路を歩きます。

夜通し歩いて富士山頂を目指します。

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我が家の前の道路も沢山の信者さんが通り過ぎます。

六根清浄と言っているようですが、正直なところ私には良く判りませんでした。

83110 今日は私の母親の月命日ですので、故郷のお墓にお参りに連れて行って貰いました。

沼津市と富士市の境目辺り。

帰りの車の中から撮影した富士山です。

  毎日眺めている富士山ですが、富士講の方々にとっては特別な信仰の山のようです。

確かに四季折々神々しい姿で私たちに自然の雄大さ、人間の小ささ、

クヨクヨしなくても大丈夫などと教えてくれる素晴らしいお山です。

    今夜も空気が澄んで山小屋の灯火がとても綺麗です。

 

 


朝採りの野菜

2014-08-30 22:50:02 | 日記・エッセイ・コラム

故郷の幼なじみのお宅から新鮮な野菜を沢山送って頂きました!

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朝採って即日配達便で送って頂きました。

早速お仏壇にお供えしました。

気持ちが嬉しくて、色々な料理を作りました。(作り手はケビンです。)

切る、筋を取るなどの下ごしらえも全部ケビンがしますよ…

私は煮物の味付けと、煮加減だけ担当します…‥

新鮮な野菜は昔ながらのシンプルな食べ方が好きです。

少し冷やしたトマトは塩トマトで丸かじり!

茄子の味噌汁も朝は熱々。

夜は冷やして素麺のかけ汁。

故郷の野菜は懐かしい味がします。

93002 サヤインゲンとカボチャの煮付け

カボチャはケビンが畑で作りました。

麻婆茄子は全くのケビンのオリジナルです。

冷蔵庫の野菜の残り物で色々な物を作ってくれます。

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愛情と、送って下さった気持ちが一杯入っていてとても美味しかったです!


通院

2014-08-28 22:59:55 | 日記・エッセイ・コラム

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82802 病院近くのマンホールの蓋

      通院

今日は七月の腎臓結石の手術後の受診でした。

検尿とレントゲン等でまたあちこちと悪い所が出て来て精密な血液検査をして貰い、来週も受診になりました。

通院は本当に大変です。

病院中色々な患者と付き添いがいます。

付き添いの人間は大体みんな家庭で患者を介護しています。

患者は勿論体力的に大変ですが、付き添いの人も本当に大変だなぁと思います。

体力。気力。お金。時間。

車椅子一つ押すにも体力だけでなく、コツと愛情が必要です。

受診迄の待ち時間を静かに過ごさせるだけでも、周りに気を使います。

愚痴や小言を言う患者をなだめたり、落ち着かせたり、気が練れていないと務まりません。

私は介護される側です。

昔は男性が倒れて、女性が介護するケースが多かったと思いますが、

私が注目しているのは、女性が倒れて男性が介護している夫婦です。

通院に付き添って来ている大抵のご主人はとても優しくて、良く出来た方々なのです。

細々した事も良く気が付いて、しっかりしていて、紳士なのです。

おじいさんがおばあさんを大切にしているのが解ります!

子供やお嫁さん任せにしないで、夫が妻を支えています。

    これが入院している女性患者だとかなり違って来ます。

私は数え切れない程多く入院生活を経験していますが、気の毒な患者さんを数多く見て来ました。

厄介者払いをしたかのように、全く顔を見せないご主人。

(殆ど毎日顔を見せる私の夫等たちまち病室の話題になります。)

家族にあまり大切にされていないのではないかと思われる方がいます。

   今日病院の待ち時間に人間観察して思ったこと。

ご主人に通院に連れて来て貰っている人は幸せです。

治療や検査が済むと自分の家に帰れるのですもの..

 


異議有り。意義無し

2014-08-27 23:01:13 | 日記・エッセイ・コラム

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       異議有り。意義無し。

通常は会議の議決などで議長が「異議は有りませんか」と質問して

Г異議の無い方は挙手して下さい」とか「起立して下さい」で結果が決まります。

今回の知事の行動については大いに異議が有りましたので、私たちも異議無しと諸手を挙げて賛成出来ませんでした。

    主題は昨年度の全国一斉学力テストの結果公表です。

私たちの住んでいる静岡県の小学校六年生の国語のテストの平均点が全国最下位だったのです!

その結果に激怒した??県外出身者の知事が、平均点の低い小学校の校長先生の名前を公表すると言って、連日マスコミを騒がせて、静岡県の教育界は蜂の巣をつついたような大騒ぎになったのです。

たかが、一年に一回の実力テストの平均点にどれだけの意義があるのでしょう?

しかも成長途中の小学校六年生の国語のテストの点数に一喜一憂していたら、子育て等出来なくなってしまいます。

早生の子もいますし、晩生の子もいます。

静岡県は小学校から中学受験をする児童も多くありませんから、小さい頃から塾通いをして、受験のテクニックを身に付けると言う事も一般的ではありません。

受験は高校受験が一般的です。

一年を通じて温暖な気候と、交通の便の良さ。加えて穏やかな県民性。

海有り。山有り。の自然。何事も中庸な県民意識。

私の周りにも日本全国からの出身者が、仲良く暮らしています。

大都会でもないのに、人だけでなく、食べ物や、文化等良い物は、東京も大阪も北海道も九州も沖縄もみんな受け入れて、静岡県は成り立っています。

日本の平均的な県民性なのです。

でしゃばりでも有りません。

引っ込みがちでもありません。

とても大らかで、伸び伸びした子供たちが多いのです。

この一年関係者はさぞかし大変だったことでしょう!?

一番可哀想なのは、肝心の子供たちです。

目指せ全国一位ならば、甲子園の野球のようで目標にもなるでしょう。

目指せ最下位脱出!なんて、成績の振るわない営業所の営業マンだって口にしません!

教師は今年の六年生達にГあなた方の先輩は全国最下位だったのですよ。だからあなた方はそんなふうになってはいけません。」等と説明してテスト勉強させるのでしょうか?

昨年の子供たちは、連日放送される全国最下位に傷付かなかったのでしょうか?

人間の価値とは、???

私は全国一斉学力テストは児童の理解度や、教師の教え方の参考にはなると思いますが、順位の結果を公表することに意義があるとは思えないのです。

まして成績下位校の校長の氏名を公表することなど全く無意味だと思います。