夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

ホトトギスの花

2015-09-30 21:51:27 | 日記・エッセイ・コラム

 

ホトトギスの花

ホトトギスの花が一斉に咲き出しました。

 

水引草(ミズヒキソウ)の傍にも、咲いています。

 

満開の金木犀   (キンモクセイ)の樹の木陰にも……

 

                 ホトトギスの花の咲く頃

暑かった夏が過ぎてやれやれとホッと一息付く頃

木陰で暑さを避けるかのように、ジッと静かにやり過ごしていたホトトギスに蕾が上がって来ます。

葉っぱの点々も消えて、綺麗な緑色に成りました。

ホトトギスも私も、

花咲く日を待っています。

雨風が二、三日続いて外に出られない日が過ぎ

やっと庭に出ると、

ハッと美しい花が

一輪

 

 

 

 

おばさん

今年も私たち咲きましたよ!

毎年手入れをして下さってありがとうございます。

 

 

本当に綺麗!!

今年も暑さに負けないで頑張って良かった!

鉢植えのホトトギスは半日陰から、一番目立つ道路沿いのスペースへ移動。

道行く皆さんに御披露目して目の保養をして頂きましょう。

 

 

 

 


スーパームーンを見上げて

2015-09-29 22:39:08 | 日記・エッセイ・コラム

 

スーパームーン

 

2015年9月29日午前0時過ぎ

自宅ベランダよりケビン撮影

 

一際明るいスーパームーン

 

 

昨夜就寝前に諦め切れないで、空を見上げると先程まで曇っていた空が急に明るくなっています!

毎朝出掛けるのが早いので、早くから寝てしまうケビンを叩き起こして、スーパームーンを撮影して貰いました。

 

 

2015年9月28日午後11時50分過ぎ

真夜中の空が夕方のように明るくて、

大空一面、雲がモクモク湧いています。

かぐや姫が月に還る日が来て、沢山の雲が迎えに来たようです‥…

 

その雲の塊の中から落ちて来るのではと思える程大きくて明るい月。

 

古の人は、自然を畏敬し、人間の営みを色々と慎んでいただろうと

想像される夜空の様子…

天文学的なことは良く解らなくても、経験と知恵で大潮やお産との関連性等を獲得して行ったと思う。

空は、

特に夜空は、

果てしないロマンと

時間と距離を感じさせる!

 

私は、

空を

星を

雲を

眺めてボンヤリしているのが好きな空想好きな女の子でした。

 

昨夜は、何か不吉な予感がして、水を沢山汲み置きしたり、深夜なのに、ケビンにご飯を仕掛けてもらいました。

 

これ以上大きな災害が起きませんように

 

 

 


これだけ

2015-09-28 22:36:55 | 日記・エッセイ・コラム

       これだけあれば

           私の枕元の小物入れ

中味

左側から

1.小さいけれども強力な懐中電灯

   災害時停電用

2.老眼鏡

  読書用

3.拡大鏡

  新聞用

4.小さなクシ。

  身嗜み

5.パヒュームコロン

  女性のエチケット

6.黒色のボールペン2本 ⇒太字、中字用

  筆記用具

7.鉛筆1本。予備にゴルフ場の使い捨て鉛筆

  下書き用

8.色ボールペン1本

  必要に応じて使い分け易い。赤は必需品。

9.しおり

  書物にしおりは、読書の基本。

10.リモコン3種類  ⇒灯り、エアコン、テレビ。

  手元でON、OFFや調整出来るのは、身体が不自由だと有り難いです。

 

                ギリシアサントリーニ島の土産の鐘

    何か困った事がある時に、鳴らして人を呼ぶ為の鐘です。

    ケビンが私が気楽に用事を頼めるようにと、プレゼントしてくれました。

     出来るだけ使わないで済むようにと思っています。

介護される立場としては、何か一つお願いした時に、「他に何かして欲しいことは?」とさり気なく聞いて下さると気軽に頼み易いです!

介護してくれる人は、他にも忙しいのですし、一々呼び出したり、用事を頼むのは、気の毒です。

但しあれこれ一度に頼むと、介護する側が疲れ果ててしまいます。

そこは、介護される側が配慮します。

 

 

 

          テーブル上には、普段は、タブレット端末。 本や新聞。

          パンフレットやノート。書類等。

          ティッシュや飲み物。

          調子の悪い時には、病人食。箸。ウェットティッシュ。薬や検査用具等。

          入院中と同じようなものです。

          その時々で変化します。

私は、常備薬、糖尿病手帳等は目立つポーチに入れて持ち歩いています。

 

昨日、今日とスーパームーンが見られると言うので、楽しみにしていたのですが、昨夜は雨降り。

今夜は曇り空です。

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ふるさとは

2015-09-27 20:59:38 | 日記・エッセイ・コラム

                               

                                 ふるさとの山々

                 墨絵のような世界ですね…

                  愛鷹山(あしたかやま)の裾野に雲が湧き出ています。

 

後方に見えるのが、伊豆半島

 

    

       昔ながらの稲架(はさ)

 

長閑な田園風景が広がっています。

 

 

  ふるさとは   

遠くにありて思ふもの

そして悲しく歌ふもの

    以下略

    室生 犀星  抒情小曲集より

 

両親も早くに亡くなっていますので、代も変わり、私を待っていてくれる人はもういません。

家屋敷は引き継がれていますが、知らない人の住む家屋敷と同じようなものです。

若くして亡くなった幼なじみの84才になるお母さんと話をしました。

26才の娘を亡くした長生きの母親と、13才で父親、37才で母親を亡くした還暦過ぎの私。

待っていてくれる人のいない私と、待っていても帰って来ない娘。

『近くにいるのが良い』と言っていました。

黄金色の稲穂

 

 

          ふるさとにて

      今日は私のふるさとのお墓参りに連れて行ってもらいました。

     連休中は渋滞が酷くて体力的に無理なので、延期しました。

 

      私は田んぼの風景が好きです。

     田起こし、田植え、夏の水田、冬の田んぼ。

    みんな好きですが、

     特に好きなのは、 わずか半月程の稲刈り前後の風景。

黄金色の稲穂が頭を垂れているのを見るのがとても好きなのです。

田んぼの中に、父や母や、懐かしい人々がいるような懐かしい世界。

幸せだった幼い日にタイムスリップ出来る魔法の空間。

幼い日、父親の作った稲架(はさ)で、逆上がりの練習をして、

田んぼの中に落ちたこと。

祖母や母親とイナゴを捕まえて、佃煮にしたこと。

畦でみんなで食べたお昼ご飯。

懐かしく思い出します。

 

 

 

        

     

 

 

 

 


あさが来た 広岡浅子と日本女子大学校

2015-09-26 21:15:55 | 日記・エッセイ・コラム

         あさが来た  広岡浅子と日本女子大学

9月28日(月)から始まるNHK連続テレビ小説

『あさが来た』の主人公のモデルは、広岡浅子です。

と言っても、広岡浅子のことは、大抵の方々は御存知ないかも知れません。

今日は広岡浅子について書きたいと思います。

広岡氏の座右の銘は、

九転十起生  きゅうてんじっきせい

(七転八起よりも二回多いのです。)

 

 

小我に固執せず、

真我を見つけなさい。

自分がしたいことだけに固執せず、

社会のために為すべきことを見つけなさい。

 

江戸時代の末期から大正時代を、実業家、教育者として、

お金儲けのためだけではなく、

      『 今よりも少しでもみんなが幸せな世の中』の実現を目指して

生き抜いた女性です。

 

氏は、女子教育の確立を目指して、

日本で初めての組織的な女子高等教育機関

日本女子大学校創立発起人として大活躍。

1901年東京目白に教育者成瀬仁蔵の信念を活かすべく

現在の日本女子大学を創立。

 

   同校の校訓

1、信念徹底

2、自発創生

3、共同奉仕

は、創立114年の現在も在校生だけでなく、七万人を超える卒業生の中に生きています。

  

   高村智恵子   平塚らいてう、高良とみ、丹下ウメ、

   石井桃子、平岩弓枝、高野悦子、  高橋留美子、大石静など皆様も御存知の方々が活躍されています。

 

 

 

  私も今から40年程前に卒業しました。

昭和47年、ある意味で時の総理大臣田中角栄邸のある目白台は政治家たちの聖地でした。

今は角栄邸も静かなようですね…

 

40年以上経っても

変わらないものと言えば、

授業では

全員参加の教養特別講義。

専門分野だけでなく、衣食住、環境問題等、人間として知りたいこと、身に着けておきたい教養を

日本だけでなく、世界的に有名な方々から、成瀬講堂でお話を伺いました。

私の記憶に残っている講師は、野坂昭如氏や丸谷才一氏など…

 

新入生全員参加の軽井沢三泉寮での夏のセミナー。

寮の門限10時45分も現在も40年以上前と変わらないようです。

正に信念徹底です!

 

女性が輝く社会などと掛け声ばかり大きくて、

現実は、女性だけでなく、男性もあまり輝いていないように見える昨今、

広岡浅子氏の生き方を皆様にも知って頂けたらと思います。

 

手前味噌のような記事になりましたが、

信念徹底と、彼女の行動力は本当に素晴らしいのです。

何事も自発創生。

自発的に、独創的なものを生み創り出すこと。

共同奉仕。

異なる立場や、考え方の人々との共生。社会奉仕。

  成瀬講堂での入学式以来、四十年以上ずっと、私の人生の指針になっているのです。