地震への備え
家具の固定
リビング兼ダイニングの食器棚
壁に固定しています。
同じデザインの中位の棚を二つ買いました。
大きな食器棚が一つだと倒れた時に、食器が全滅してしまう恐れがあります。
硝子戸には、5センチメートル間隔に筋が入っていて、大きく割れないようになっています。
皿やコップの下敷きには、プチプチ。
大事なカップやグラスには、包装材。
観音開きの持ち手の紐は使わない時には必ず縛っています。
大切にしてしまい込むと使わなくなってしまいますので、
普段使いに好みの食器を使用しています。
食器棚の上だけで無く、冷蔵庫等の上には絶対に物を置かないこと。
沢山詰め込まないこと。
我が家の食器はこれで全てです。
不自由もなく五人家族で、三十数年間生活して来ました。
参考迄に、収納の工夫
食器棚等の家具は、昭和54年から同じ物を使っています。
右側から、湯呑み、急須、箸置き、爪楊枝。引き出しには、茶托、コースター、懐紙、など。
下の段には仏様用のお膳。桜や菜の花等の絵入りの季節を選ぶお皿。
二番目がお椀、ご飯茶碗。取り皿、小皿。和風の小鉢。引き出しに箸。
下の段に大皿。
三番目が珈琲、紅茶のカップ。洋食器。引き出しにはナイフ、フォーク、スプーン。
下の段には、ラーメンやうどん等の丼。
左端はグラス等の硝子類。引き出しには布巾やナフキン、ランチョンマット。
下の段には茶碗蒸しや、徳利等季節を選ぶ食器。
物心付いてからずっと同じなので、結婚して10年経った息子も違和感なく、スプーン等を取り出して並べてくれます。
晴れた日には扉を開けて、引き出しも全部引き出して風を入れています。
横から見た所。
本箱。
座敷の長押の上に横に板を入れて金具を打ちつけて貰いました。
家具の固定はとても効果があります。
2011年3月11日の東日本大震災。続いて
3月15日の富士宮市を震央とする震度6.5強の直下型地震の時にも、
固定してあった家具や食器には一切被害がありませんでした。
壁紙には大きく亀裂が入って、襖の開閉も難しくなる程大きな揺れだったのにです……
何の備えもしていなかった余所のお宅では軒並み食器棚が倒れて、
家中ガラスや食器の割れた物の片付けで大変だったそうです。
次のブログでは我が家の食品等の備蓄を紹介したいと思います。