夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

地震への備え 家具の固定

2015-08-31 22:25:13 | 日記・エッセイ・コラム

  地震への備え

家具の固定

リビング兼ダイニングの食器棚

壁に固定しています。

同じデザインの中位の棚を二つ買いました。

大きな食器棚が一つだと倒れた時に、食器が全滅してしまう恐れがあります。

硝子戸には、5センチメートル間隔に筋が入っていて、大きく割れないようになっています。

皿やコップの下敷きには、プチプチ。

大事なカップやグラスには、包装材。

観音開きの持ち手の紐は使わない時には必ず縛っています。

大切にしてしまい込むと使わなくなってしまいますので、

普段使いに好みの食器を使用しています。

食器棚の上だけで無く、冷蔵庫等の上には絶対に物を置かないこと。

沢山詰め込まないこと。

我が家の食器はこれで全てです。

不自由もなく五人家族で、三十数年間生活して来ました。

 

           参考迄に、収納の工夫

食器棚等の家具は、昭和54年から同じ物を使っています。

右側から、湯呑み、急須、箸置き、爪楊枝。引き出しには、茶托、コースター、懐紙、など。

下の段には仏様用のお膳。桜や菜の花等の絵入りの季節を選ぶお皿。

二番目がお椀、ご飯茶碗。取り皿、小皿。和風の小鉢。引き出しに箸。

下の段に大皿。

三番目が珈琲、紅茶のカップ。洋食器。引き出しにはナイフ、フォーク、スプーン。

下の段には、ラーメンやうどん等の丼。

左端はグラス等の硝子類。引き出しには布巾やナフキン、ランチョンマット。

下の段には茶碗蒸しや、徳利等季節を選ぶ食器。

物心付いてからずっと同じなので、結婚して10年経った息子も違和感なく、スプーン等を取り出して並べてくれます。

晴れた日には扉を開けて、引き出しも全部引き出して風を入れています。

 

横から見た所。

本箱。

座敷の長押の上に横に板を入れて金具を打ちつけて貰いました。

 

 

家具の固定はとても効果があります。

2011年3月11日の東日本大震災。続いて

3月15日の富士宮市を震央とする震度6.5強の直下型地震の時にも、

固定してあった家具や食器には一切被害がありませんでした。

壁紙には大きく亀裂が入って、襖の開閉も難しくなる程大きな揺れだったのにです……

何の備えもしていなかった余所のお宅では軒並み食器棚が倒れて、

家中ガラスや食器の割れた物の片付けで大変だったそうです。

 

次のブログでは我が家の食品等の備蓄を紹介したいと思います。

 

 

 

 

 


実る程頭を垂れる稲穂

2015-08-30 23:09:20 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

刈り取りを待つばかりになった稲穂

2013年9月21日静岡県御殿場市で撮影

        実る程頭を垂れる稲穂かな

稲穂が実って籾の中が重たくなって来ると、自然と頭の方が下がって来る。

転じて、

賢くて、人間的に良く出来た人程、頭が低い。

  (頭の中が軽い人は頭を下げないでえばり散らす。)

 

内容が似たようなことわざ

       空の太鼓は良く響く

中身が空っぽの太鼓は大きな音を出す。

大きな声を出してえばり散らすような人は、頭の中が空っぽ。

 

最近テレビを見ていると、政治家の皆さん太鼓みたいな方々ばかりで

耳を覆いたい位です。

太鼓は、腹だけにして頂きたいと思います。

 

どれだけ偉いのか知りませんが、人の話位謙虚に耳を傾けて欲しいと思います!

国民の声を良く聴いて、間違った事を謝る時にはキチンと頭を下げて欲しいと思います。

行儀の良さや、秩序を守る国民性は日本が世界に誇れる素晴らしい長所だと思います。

            美しい日本、美しい日本と連呼した貴男から率先垂範して下さいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 


まさか自分が

2015-08-29 21:46:30 | 日記・エッセイ・コラム

百日紅の花

 

       まさか自分が

 振り込め詐欺の被害者は、

まさか自分が振り込め詐欺に遭うなんて思わなかった!と言う方が多いそうです。

即座に何百万円もの大金を準備出来るのですから、蓄えも有るし、それまでの人生もそれなりに上手く乗り越えて生きて来られた方々だと思います。

他人は騙されても、自分だけは大丈夫という、自己本位の自信のような物がある

方が多いようですね……

お金を用意する前に、まず実の息子本人に確認の電話をするのが筋だし、当たり前でしょうと思うのですが、それをしない。と言うのはそれまでも相当のお金を自分だけの考えで運用したり、使ったりして来たのだろうと思ってしまいます。

  お金を夫や妻と相談して、計画的に運用したり、活用したりして資産形成を図って来た家ならば、立ち止まって思考。

銀行や信用金庫などの金融機関に相談するのが自然と思います……

が、普段息子と十分にコミュニケーションが取れていないのが一番の原因なのではと思ってしまいます。

     

                     まさか自分がこんな立場になるとは思わなかった

 まさか自分がこんな立場になるとは思わなかったは、

突然介護を受ける立場や予期せぬ介護をする事になった人、リストラされた人、

災害などの被災者。不登校の子のいる家族や、精神や難病の病人のいる家族

などが口にすることが多いです。

冷静に考えれば人間誰でも、生身ですから、永遠不滅等と言うことは無いのです。

良く考えなくても頭では仕方がないと解っているのですが、

心が

何で私が‥…

よりによって何で私なの?

と情けなくなって泣いてしまうのです……

 

それで、私が辿り着いた答え。

自分だから、こういう立場になったんだ。

天の計らいでこんな経験をさせてもらっているのだと考えること。

 

早過ぎる両親の死。

常識では考えられない程の病的な姑の嫁イビリ。

生家や実家のゴタゴタ。

絶えず続く耐え難い慢性疼痛。

         四十年来の友人は、私の二倍人生を生きているタンポポさんと手紙に書いて来てくれました。

 

天は、その人が乗り越えられない不幸は与えられないのだそうです。

まさか自分がそんな不幸に遭うとは思わなかったと思うのですが、

今不幸のどん底の人はこれから良くなると思えば気が楽になりますね!!

「私は人の世話にはならない。」と強がりを言っているよりも、

世話をして頂いてГありがとう」と言えるだけ幸せだと思いましょう。

  禍福はあざなえる縄の如しです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


小さな秋見つけた

2015-08-28 22:58:03 | 日記・エッセイ・コラム

                    小さな秋見つけた

 玄関先のブルーサルビアの花

夏に一度咲いた後で、切り戻しました。

新しい蕾が次々と出来て数日前から咲き始めました。

サルビアの花と言えば、昔は赤い花。

サルビアの花    もとまろ

 

 

梅の木の脇に野生の百合

種が飛んで来て、良く育ちます。

根元は球根です。

庭先にノコギリソウ

葉っぱがギザギザした鋸のような形なので鋸草と言う名前がつきました。

散歩道の鶏頭と日々草

 

ここ数日、朝方驚く程気温が低くなりました‥…

富士山麓には、秋風が心地良く吹いています。

人間もホッと一息ついていますが、庭の植物たちも秋の訪れを大歓迎。

 

台風15号の影響の大雨で、大地も潤い緑が活き活きしています。

今日は久し振りにセニアカーで、町内を散歩しました。

         秋風がこんなに心地良いなんて、新鮮!

        引きこもりがちの私の大発見

タンポポおばさん     小さい秋見つけた!

 

 


大学時代の下宿先の大家さん

2015-08-27 21:09:10 | 日記・エッセイ・コラム

             お世話になりました!

    大学時代の下宿先の大家さん

昨日、リハビリ病院から帰宅すると宅急便の不在票が入っていた。

夕方学生時代の下宿先の大家さんから美味しいお菓子が沢山届いた。

今日、お礼の電話をすると、今年90才になられた大学名誉教授のご主人が出られた。

今から40年以上前に、東京練馬区の大学教授宅の離れに兄と二人で下宿をしていました。

とても居心地の良い、至れり尽くせりのお宅でした。

何から何迄お世話になりました。

試験の時も、病気の時も、親のように良くして下さいました。

私には、勿体無いほどの結婚のお話迄‥…

(相手の方が弁護士と言う事で、私の母親が恐縮して、遠慮させて頂きました‥…)

 

地元に帰ってお見合いをした相手ケビンが偶然にも、先生と同じ大学、同じ理工学部卒業だったのも何かの縁だと思います。

兄と私二人共、結婚式は三島の奥様の親戚のホテルで挙げました。

先生は結婚式にも参列して下さいました。兄はお二人にお仲人さんもお願いしています。

 

大学時代の下宿先の大家さんと四十年以上お付き合いしていると言うと大抵の方が驚かれます。

が私にとってお二人はただの大家さんではない、東京の両親みたいな方々。

 落ち着いて勉強に励むことが出来た日々。

郊外の安心、安全な住環境。

学者としての学問への取り組み。

研究者を支える奥様の姿。

教育者としての日常。

理想的な夫婦の姿。家族の在り方等近くで学ばせて頂きました。

理工学部教授として、兄の才能は早くから評価して下さっていました。

兄が数々の書物を著しているのも、先生の影響が大きいと思います。

私は兄程優秀では無いので、未だに書物も一冊も出していませんが、

先生は今日も、Г文章を書いて新聞に載ったら送って下さい。」と励まして下さいました。

Г今も、みんなが喜ぶようにいつも気を使って楽しませているのでしょう‥‥…」

などと私のことを解って下さっているのです。

 

お二人でヨーロッパ旅行に行くとミッソーニの素敵なスカーフのお土産。

私の好きな色も奥様が覚えて下さっているのです。

北海道旅行では、美味しいお菓子の詰め合わせを現地から送って下さいました‥…

行く前に私の住所もメモして下さっています……

心遣いがとても嬉しくて、花柄の空き缶は今でも針箱として使っています。

 

           先生のお声を聞いたら、またお会いしたくなりました。

お二人お揃いでお元気で